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   ベガスで年越し2013 - デスバレーで悪魔のゴルフコース  
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さてさて。

デスバレーに迷い込んだ我らカジノバ。

今現在いる場所はバッドウォーター。

海抜0m以下の地域で海水を堀り、塩をなめてしょっぱいなぁと言った後

それ以外にやる事も見るものもないという事に気づきます。

本当になにもないところですわ。

 
 
 

 
 
 

前を見てもずっと奥まで何もない。

 
 
 

 
 
 

後ろを見ても岩しかない。


これは間違いなく死の谷です。


ジムも僕らが完璧に飽きる前に「次の場所に行くぜ」とすぐにバスに戻ろうとします。

さすがプロフェッショナルツアーガイド。

僕らの心の動きも手に取るようにわかるみたいです。


次の場所に行きましょう。


Devils Golf Course

 
 
 

 
 
 


ジム「到着でーす」


そこはやたらとでこぼこした場所でした。

名前はなんと『Devils Golf Course (悪魔のゴルフコース)』。

そしてでこぼこした地面というか砂というか岩をよく見ると・・・

 
 
 

 
 
 

これは塩?!

地面の表面には塩がびっしりはっています。

少し割って食べてみようと思いましたが・・・

すっごく硬い!!全然壊れない。

指に刺さるくらい鋭利で硬いので断念。


この悪魔のゴルフコース、でこぼこがでかすぎてまともに歩けないですし、

地表に手をつくと上述の塩が刺さって凄く痛い!

ここで転んだら死んじゃいますよ。


・・初めて『ゴルフコース』があると聞いたときは

ぴぃ〜(デスバレーでゴルフなんて物好きなヤツがいるもんだなぁ)

などと思っていましたが・・・

こんな所でゴルフなんて出来るわけがありません。

グリーンも見当たらないし。

例えるにしてもゴルフコースって・・無理矢理だなぁ。


それにしても自然の力って凄いですね。

極度の乾燥地帯で海抜0メートル以下ならではの環境なのでしょうか?

(一番低い所だと海抜86メートルらしいです)

地球は驚きにあふれています。


こうして、デスバレーのバッドウォーター、悪魔のゴルフコースと堪能した我らカジノバ。

最後におさらいとしてダンテズビューという丘の上から景色を眺めることに。

もちろん、移動続きで疲れた僕ら。一旦休憩です。


タイラーはすげぇヤツだった


 
 
 


 
 
 

ダンテズビューに向かう途中のお店に入って休憩。

マウンテンバイクの貸し出しも行っており、それもなかなか楽しそうと思ってしまいます。

噂によるとデスバレーは宿泊施設もあるらしいですよ。


さて、休憩といっても喫茶店はないので各自ジュースを買って飲んであとはトイレ休憩です。


ジュースを選んでいると隣にタイラーが来ました。

タイラーはなぜか野球ボールみたいなものを5つ持っています。

彼はコンテストでも優勝するほどのジャグラーです。

これは本物の実力とやらを見るチャンスです。


思わず煽ってしまいました。


ぴぃ〜「へいへい!そんなもの何に使うんだい。」

ぺぃ「まさかそいつで君の技を見せてくれるのかい?」


タイラーは無言でドヤ顔をして・・・


シュ・・シュ・・シュ・・シュンッ!!


ぴぃ〜&ぺぃ「あぁッ!!」


なんと、目の前でボール5つをお手玉し始めました!!

危なげなく自由自在にボールを操っています。


ぴぃ〜「くっそ・・俺だって・・」


その場にあったボールをむんずと掴み・・そして・・・


メチャメチャメチャ・・・メチャ・・メチャ・・


宙を舞った5つのボールは全て地面に叩きつけられました。

これはあかん。思っている100万倍難しい。

そして、タイラーはすっすっと5つのボールを全て手に収めて最後にまたボクラにドヤ顔。


この少年はすげぇヤツだった。

本物の技を見て慌ててiPhoneで検索するといくらでも彼がヒットしました。


ぴぃ〜「実は僕Tojoさんのファンです!」

ぺぃ「お、俺も!」


タイラーはまんざらでもない顔をしています。


今回はジャグリング対決で負けてしまいましたが次こそ勝つ予定です・・。


Dantes View

 
 
 

 
 
 

さて、ダンテズビューにやってきました。

バスから出た瞬間突風が・・・ッ!!

マフラーが飛びそうになり必死で抑えます。。。

これはいかん・・想像を絶する風速に僕らはマフラーをカタ結びにしました

寒いという言葉じゃ足りないぐらい寒い・・・今は12月30日・・真冬です。

MSN天気予報によると平均最高気温13℃、平均最低気温0℃だそうです)

この時の状況はまともに言葉を発する事が出来ず、

鼻が垂れていても気づかない程でした・・。



 
 
 

この寒さ伝わるでしょうか?
僕は特殊なトレーニングを積んでいるのでへっちゃらですが
普通の人はジャケット1枚だと死にます
 
 
 

タイラーはまだ若いティーンエイジャーなので寒さを感じさせず

ずっと奥に景色を見に走って行ってしまいました。


悔しいけれど彼に比べたら僕らはもうオッサン・・


バスをでて寒さに気づきダッシュで看板の場所で記念撮影をして

景色を見るどころかバスに戻ろうとするカジノバ・・。


なんのために俺達はここまで・・


ぴぃ〜とぺぃも踵を返して・・・


・・ばかやろう・・・ッ!

そんな軟弱なことでどうするッ!!


すんでのところで踏みとどまるぴぃ〜&ぺぃ。


ぺぃ「こんなとこでバスに戻ってるようじゃタイラーに笑われちまうぜ!」

ぴぃ〜「奇遇だな・・俺もそう思っていたとこよ!いくぜッ!」


震えているばかりではコラムなんてかけるわけがない!!

「ダンテズビューからの眺めはどうだった?」

と聞かれ

「見てない・・寒かった」

なんていう馬鹿な取材なんてしたらカジノバがなめられてしまう。

そんなヤツにコラムを書く資格はないッ!!


無駄にはしゃいで無駄に身体を動かして身体を温めて

できるだけ景色撮影をする荒々しい取材を決行!!


 
 
 

イヤッホゥ!
 
 
 

ヨナ&いっちー「待ってください!」

ヨナ「僕らにも・・」

いっちー「カジノバ流の・・」

ヨナ&いっちー「取材を伝授してください!!」

ぴぃ〜「お前ら・・・」

ぺぃ「くっ・・・俺らは優しくねぇぞ!ついてこい!!」


 
 
 

 
 
 

カジノバは跳ね回った。もはや全員汗だく・・。

誰よりも遠く・・

誰よりも高く・・・

天を目指して・・・。


こうして身体も温まり、バスに乗り込んだあとは疲れも手伝い

安らかな眠りへと誘われたのである。



図らずも・・・

ダンテの神曲、地獄篇・煉獄篇・天国篇を体現したカジノバであった・・。


・・・


・・今思うと僕らの撮影にまわってしまった隊長は

バスにも戻らず、無駄な動きもせず、えらく寒かったにちがいない。


そして、景色を取り忘れたのは言うまでもない。


バスに戻った僕ら・・・


ジム「ダンテズビューの景色はどうでしたか〜?」

ぴぃ〜&ぺぃ「見てない・・寒かった」


montaでラーメン


ぴぃ〜「コラムにも書くけど景色取り忘れた」

ぺぃ「もういいよ!次の話がはじまるぞ!」


というわけで僕らがぐっすり寝てる間もジムが眠気を我慢してバスを運転したおかげで

デスバレーからの生還を果たし、ラーメン屋にならぶことができたカジノバ。

ジムには本当に心から感謝しています・・。


そして、初montaに色めきたつ新人隊員二名。


ヨナ「アメリカでラーメンすか!」

いっちー「テンション上がりますね!」


 
 
 

 
 
 

そして、いつも通りとんこつラーメンをすすった。

やはりここにくると日本に帰ってきた気になってしまう。

そんな暖かい気持ちになりながらベラージオに戻るカジノバ一行であった。


ベラージオにて


今日僕らに最後まで同行してくれたジムとタイラー。

ここベラージオでお別れです。

カジノバはラスベガスが第二の故郷なのでまた必ず会えるのですがしばらくの間寂しくなります。

楽しい思いでを作ってくれて本当にありがとう・・。


バスを見送って我々は観光ムードからすぐにスイッチを切り替えた。


そして、隊長から隊員達に向けて演説が始まったのである。。。


隊長「今日はカジノ全体として全くでない日・・打つだけ無駄ですよ。

今日はおとなしく寝る。・・・寝るんだぞ、いいか、絶対だぞ?

(その夜・・$5コーナーでスロットを打つ隊長を見たとか見なかったとか・・)

明日の昼には俺が全員に弾丸を1発ずつこめる。

明日の深夜・・すなわち2013年01月01日 00時00分から打ちなさい。

そして・・おすわり一発ですよ!!


隊員達の士気は最高に高まっています。

これはもうジャックポットを出すしかない。


前回の新年は悲惨でした。

一瞬で金を使い果たして枕を濡らしたあの日・・・。


もうあの頃の僕じゃない。


ラスベガス経験をつんで台の傾向、当たりやすさ、コイン持ち・・・全てを学んできた。


新年一発目打つ台は決まっている。


・・もちろん・・・『ピンクダイアモンド』


そう・・きっと・・・あいつなら出してくれる。

 
 
 


次回、新年初 弾丸一発 おすわり一発

 
 
 
   
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