第9回 花の都、巴里旅行記~パリよ、さらば~

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モン・サン=ミシェルを探索



前回に引き続きモン・サン=ミシェルを探索します。

鏡の間

鏡の間

マリア像ですね。宗派によって『聖母』を付けたり付け無かったり。

Opera座

この方が大天使の聖ミカエルさん。『奇跡を起こす天使』といわれている。

このモン・サン=ミシェルがなぜ巡礼地として人気が高いのか?

それは巡礼者に数々起きた奇跡が口伝えで広まり、救いを求める信者がこぞって訪れるようになったかららしい。

杖突いてやっと歩いていた人が、ここを訪れて杖がなくても歩けるようになったとか、

視力が殆ど無くて手を引いてもらってた人の視力が回復したとか・・・いろいろお話はあるようです。

武ちゃんにも何か良いこと起きないかなぁ~なんて考えてるようじゃ、やっぱりダメですよね。

Opera座

ここが食堂だった場所。何人座れたんだろ??

Opera座

外に出ると雨も上がってた。帰りは同じ坂道を下って行きます。

そう言えば・・・お腹も空いてきました。朝から大したもの食べて無いことに気がついた!

Opera座

モン・サン=ミシェルと言えば、有名なのがオムレツですね。

1888年からここモン・サン=ミシェルでお店を始めたレストラン(ラ・メール・プラール)が

巡礼者の栄養補給のために考案したもので、卵を30分位かけて良く混ぜ込んだフワフワのオムレツです。

去年の8月に東京国際フォーラムに支店を出しました~ってことで、実は東京で食べちゃっていましたァハハ。

で、坂の途中のカフェで(上:塩キャラメルのクレープと下:チーズのガレット)をパクつきました。

ガイドさんのお勧めだけあって、これは美味しい!

※LA MERE POULARD : 公式サイト




パリよ、さらば。



お腹も満たされたところで、お土産屋さんを覗きこむ。

このノルマンディ地方の産業と言えば、農業(リンゴ)と酪農(牛乳)だそうです。

これを原料として作られた特産品が、リンゴで作ったブランデーのカルバドスと発泡酒のシードル。

カルバドスという名前は、ノルマンディ地方の限定された地域で作られたりんごの蒸留酒にしか使えません。

飲むも良し、お料理の風味付けにも良しとのことで人気のお土産みたいですが、

安いものはハッキリ言って格好だけのレベル。

飲めるレベルのものはそれなりの値段でした。

酪農が盛んなのでバターやクリームも作られてるけど、有名なのはやっぱりチーズ。

ヤギも多いけどノルマンディ牛という固有種で作られるカマンベールが特に美味しいらしいです。

日本で売られている輸入チーズは腐らないように防腐剤が添加されてる(法律で決められてる)けど、

産地で食べられているものは防腐剤が入ってないから味が全然違う。

ただ、これは持ち帰れない(帰りに税関で引っかかるよ)から、滞在中に食べちゃわないとね。

実はパリ到着初日にホテル近くのスーパーマーケット(マルシェ)に行って、

カマンベール(勿論添加無し)とワインを買い込んで部屋飲みしてました(※Vol.01にも書いてたねぇ)。

時間も迫ってきたので、お土産屋さんもそこそこに切り上げてツアーバスに向かわないと。


Opera座


帰りにも写真取ってみたが、やっぱり光は差し込まず。

ここを訪れる機会があれば、是非晴れの日をお勧めしま~す。





さて、皆さま。残念ながら私のコラム『花の都、巴里旅行記』は今回が最終回です。

(※次週に番外編が一つありますが・・・)

私のコラムいかがでしたか?

芸術に対して・・フランス、パリに対して興味をもてましたか?

もし少しでも『素敵だなぁ』と思えたのでしたらふらっと旅行に来てみてはいかがでしょうか?

パリは見所も豊富ですしカジノバの趣旨ともいえるカジノもありますので後悔はしないはずです。

私のコラムでそう思ってくださる方がいらしたら光栄です。



それではまたいつかレポートを皆様にお届けいたしますのでお楽しみに。