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   バイキングとイングランドの旅 - 第1章 オーロラとご対面  
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始まり

隊長「アイスランドを調査だ!!」
カジノバ一同「!?」
隊長「日本から遠く離れたアイスランドが、どれほどITが進んでいるのか調査するのだ!」
カジノバ一同「ほう」
隊長「アイスランドまでの経由地は世界の中心イギリスとする!イギリスもついでに調査だー!」
カジノバ一同「ふむふむ…」
隊長「オーロラ〜♪ヒズ・マジェスティーズ劇場のオペラ座〜」
カジノバ一同「なるほど、そっちか〜」

という流れで、我らカジノバ一同はイギリス経由でアイスランドに行くのであった…。
1日目 さらば日本

おはようございます。バルです!
飛行機に8時半に搭乗するということで、早めに羽田に向かいました。
今回の取材のメンツは隊長、バル、RJ、ほっさん、まえやんです。
スケジュールは日本→イギリス1泊→アイスランド5泊→イギリス2泊→日本という流れで中々のボリューム。
朝食は、しばらくお別れになるであろうお好み焼き、たこ焼き、焼きそばをチョイス。
隊長とほっさんは早々にラウンジに消えてしまったので、RJとまえやん、バルでいただきました。
OKONOMIYAKI・PORK…4口サイズで770円


TAKOYAKI 6個で770円


地味にバル史上初めてかもしれないブリティッシュエアウェイズで行きます。


ビジネス席…なんと窓側が後ろ向き、通路側が前向きと紅茶キメすぎた配置。窓側が後ろ向きに配置されているので通路に出るためには、後ろの席の前を失礼するわけだが、リクライニング中は足を跨ぐ必要があるので、少々落ち着かない。リクライニング中は大体寝ているか、映画見ているので、跨ぐときに足にぶつかるとソーリー事案である。


ブリティッシュな機内食。テリヤキソースかかったチキンの中に野菜入っていますね。とても美味しかったです。


ブリティッシュな機内食を平らげたあと、隊長の座る席から何やら話し声が…

隊長「アイスランドに行くんですよ〜」
CA「あらあら〜イギリス経由は珍しいですね!」
隊長「どうしてもオペラ座見たくてね〜」
CA「大人数なのも珍しいですね!」
隊長「いや〜取材なんでね〜ワハハハ」
CA「餞別にカップ麺差し上げます!」
隊長「どうも〜どうも〜」

…なにもらっとるんじゃい。隊長のスーツケースは半分がカップ麺だというのに…
そんなやりとりがあったことも露知らず、唐突にカップ麺を渡されたまえやん。非常食GETです!


アラスカ→カナダ→グリーンランド→アイスランド(降ろしてくれ〜)の上空を15時間ほどかけて飛行し、ロンドン郊外ヒースロー空港に到着。身体バッキバッキバッキンガムです…
長時間の空の旅の疲れを癒すために、ヒースロー空港近くのソフィテルというホテルに泊まります。ここのホテルはイギリスから日本に帰る時も利用するので、今のうちにチェック。
バスタブよし!ベッドよし!
そのままベッドに沈みたいですが、プリチェックインを済ませましょうという、ほっさんのアドバイスもあり、再び空港へ…無事に明日の飛行機のチケットGETです。
ホテル内のレストランで夕食。ブリティッシュなハンバーガーをオーダ(バーコウ議長風)。やはりバーガーは安定の美味しさです。


ついに来ましたよ。ブリティッシュなSAKANAフライ。フィッシュ&チップス。めちゃ美味でした。


ブリティッシュディナーを楽しんだカジノバ一同は明日に備えるべく寝るのでした…
2日目

おはようございます!引き続きバルがお送りします。
フカフカなベッドに別れを告げ、アイスランドに向かうべくヒースロー空港へ。
7時くらいの飛行機なので、事前にチェックインしていたのはナイスな判断でした。
ほぼ自動化され、自分たちでスーツケースを預け、いざ飛行機へ…
ハリーポッターのお店を空港内で発見。百味ビーンズに杖と流石イギリス…充実しています。日本もアニメ文化を空港に展開すべきでは?


アイスランドの氷河が見えました。


予定より30分ほど遅れてアイスランドの首都、レイキャビクに到着!
日本から…長かったよ。入国審査も税関手続きも大分簡略化というか、自動化されていてITを感じます(なにそれ笑)。
そして空港の外に出るためには空港内のショップを通るわけだが…
んおーこれは!?PSVR2だとぅ!!さすがの転売ヤーもアイスランドまで調達しに来ないか。


PS5も山積み。まさかPS5大盛りを拝む日がこようとは…


Switchも有機モデルがありました…天国か!?


楽園を抜けて、ガイドさんと無事に合流。カメラ好きで気が合いそうです(笑)
アイスランドのIT事情について色々聞きましたが、とても興味深いのが、アイスランドのマイナンバーの話。
アイスランドでもマイナンバーに相当する個人番号が付与されるのですが、自分の先祖を検索できるシステムがあるそうで、他の人の個人番号と照合して、分家かどうか、同じ血筋かどうかを調べられるとのこと。
こりゃすごい…バイキング時代までは…流石に遡れないか。

さてアイスランド1日目の観光の流れとして、ゴールデンサークル3か所(グトルフォスの滝、ゲイシール間欠泉、シンクヴェトリル国立公園内のアルマンナギャオ)を見学します。
専用車はとにかくデカくて、大サイズのスーツケース4個、中サイズのスーツケース2個も余裕で入ります。すばらしい!


アイスランドの大地は溶岩が冷え固まったようなデコボコに苔のような植物が多い茂ったもので、日本では見れない景色が広がっていました。
レイキャビク郊外にあるグトルフォスまで約2時間、この景色を楽しみました。
アイスランド最初の観光スポット、グトルフォスの滝!うお…初っ端から凄いものを見せてくれる。


今では観光スポットとして有名なグトルフォスの滝ですが、実は外国の投資家たちによって水力発電所を作る計画があったそうです。
グトルフォスの滝の所有者であったトォマスソンの娘シグリズルさんが反対活動を行い、当時彼女に協力的だった弁護士(アイスランド初代大統領になるスヴェイン・ビョルンソン)のおかげもあり、計画は取りやめになったとのこと。
そんなシグリズルさんの記念碑が滝の近くにあるみたいなので、ぜひ見てあげてください…というのも、撮影に夢中で見逃しました(泣)。

バル(カメラマン)「いそげーまえやん!観光の時間は30分しかないぞー!」 
まえやん(カメラマン助手)「レンズ…三脚重いッスよぉ〜」 
バル(カメラマン)「滝をこのカメラに収めるまで気緩める時間はないぞー!」
まえやん(カメラマン助手)「ひえぇ〜」

滝近くの展望所から丘の上にある展望所まで駆け巡るカメラマンと助手のようにならないよう、スケジュールに余裕持たせておくといいでしょう(笑)。
結構、坂道かつ地面が岩場なところもあるで、体力使いますし、時間もかかりました。
そんな反省もしつつ、撮り終わったカジノバ一同はアイスランド初の昼食を滝近くのレストランでとりました。
キングサーモンのグリル!もはやそれ以外は邪道よと言わんばかりに、カジノバ一同の前に置かれました(笑)。コイツは食いごたえがあるぞ。


たらふくアイスランドのキングサーモンを食べたカジノバ一同はゲイシール間欠泉に向かいます。
グトルフォスの滝からゲイシール間欠泉までは10分ほどで近く、観光しやすいです。
ちなみに元々は3日目の予定でしたが、天候が崩れるとのことで初日に変えました。
勢いよく噴き上げるゲイシール間欠泉。


このゲイシール間欠泉のゲイシールはアイスランド語で「噴出する」という意味。19世紀ごろに激しく活動したゲイシールさん。
1935年ごろには燃え尽きて活動が止まり、アイスランド政府に鞭打たれて、再び活動をはじめたそうです。
それも1990年ごろに燃え尽きたようで一時期、石鹸を放り込んで蘇生処置していたそうで…さすがに環境に配慮して今はしていないらしいですが。
自称アーティストに紅色に染められたような事件もありつつ、2000年の地震で活動再開。カジノバ一同が観察していた時は5〜6分に1回は噴き上げていました。
かつては1日に3回とか、1時間に1回とかだったので、だいぶ観察しやすくなりましたが、写真撮影する身からすると、5〜6分じっと待つのは腰を痛めます。トラベル用のミニ三脚だと中腰なんですよね…結局iPhoneのほうが綺麗に撮れました(笑)。上記の写真はCanon使いのRJさんの作品です。

ゲイシール間欠泉を後にしたカジノバ一同はアルマンナギャオに向かいます。車で大体50分ほどのようですね。
シンクヴェトリル国立公園はアイスランドに3か所あるとされる国立公園の一つであり、ユネスコ世界遺産にも登録されているそうです。
目玉がアルマンナギャオという地割れで、東側がユーラシア大陸プレート、西側が北米大陸プレート。
この割れ目、地殻変動で毎年、2.5pずつ広がっているとのこと。こうして大陸プレートが地上に出ているのも珍しいとか…。
プレートと聞くと地震を思い浮かべますが、アイスランドの地震の大半は火山活動であり、日本のようなプレート同士がぶつかることで起きる地震は無いみたいです。
シンクヴェトリル国立公園内のアルマンナギャオは散歩しやすいよう道が整備されています。


ゴールデンサークルを観光し終えた後は、イオンアドヴェンチャーホテルに向かいます。
レイキャビク郊外ですが、周りは真っ暗でホテルまで続く街頭が少しあるだけ。これはオーロラも期待できそう…
天気予報では今日が快晴、他は曇りや雨と実は天気が味方していないので、なんとか今日のうちにオーロラを拝んでおきたいですが、果たして…
イオンアドヴェンチャーホテルに宿泊。窓からの景色が中々良いですね。ベッドにダイブしたいのは山々ですが、グッと我慢してオーロラ撮影のための候補地を探します。


バルカメラマンに散々こき使われた、まえやんはベッドの海に沈み、隊長も腹減って動けんと撃沈したので、バルとRJ、ほっさんの3人で候補地の下見に行きます。
候補地はホテル玄関前の50〜100mくらいの丘を登った先にしました。
登山用の入り口や道がありましたが、途中からは完全に獣道に…しばらく登ると、野原が広がっていました。羊放し飼いなのでウンちゃん地雷がアチコチに。

RJ「ああっ!!」

踏んづけたようですね…
綺麗な野原で走り回りたい気分になるがウンちゃん地雷が潜んでいる…


丘の上に登りましたが、足場悪いし、オーロラ出るときは辺り真っ暗と危険と判断。撮影場所は野原の先に見えた建物付近とする。ポージングしているのはバルさんです(笑)。


ウンちゃん地雷を突破し、なんとか白い建物に到着しました〜
無事に撮影場所も確認できたので、来た道を戻ります。ウンちゃん地雷だらけの野原を歩き、50mほどの登山道を下ります…グトルフォスの滝から駆け巡ったバルさんの脚を何とか奮い立たせてホテルに到着。
部屋に戻ると、まえやんが気持ちよさそうに爆睡。なんかイラっときたので寝顔をイビキ込みで撮影じゃい……おっとオーロラたくさん撮るのにデータ無駄に増やすわけにはいかんか。
夕飯は18時なので、カメラ充電しつつ休憩。オーロラ撮影は日没仕切る前の21時頃に出ることにしました。真っ暗になると歩きづらいですからね…

さて夕飯ですが、ホテル内のレストランなわけですが、少々お高くまとっているのか、翻訳アプリ使ってもメニューは解読不能(笑)。
ラムとかフィッシュグリルとか見覚えある単語と長年の直感から何とかオーダー。というわけで…
アイスランドと言えばラム肉!自由に放牧された羊の肉はそこらとは格が違います。臭みもなく美味いです!アイスランドではマトンはなく、ラム肉しか食べないそうです。


牛のステーキ。もはや安定の美味さですよね〜


白身魚のグリルです。こちらもサッパリ味で肉の油っ気を緩和させてくれます。


夕飯も済ませて満足ですが、本当のメインディッシュはここから…そうオーロラです。
予定通り、日が沈み切る前の21時頃にホテルを出て、あの丘を登り、ウンちゃん地雷だらけの野原を突破し隊長たちを案内。
オーロラ予報では9段階中4と何とも微妙な数字ではあるが、天気は快晴なので期待できそうです。
ドキドキしながら、オーロラを待ちます。すると一筋の雲が薄っすらと出てきました。おおぉ…雲はちょっと要らぬぞ。

ほっさん「オーロラ出てきましたンネ!!」
隊長&バル&RJ&まえやん「「えっ!?」」

おぉ?おおおお出たぁああああ!!!!写ったあああああ!!!写真だとハッキリ出ますが、スマホ、PCで酷使されたバルさんアイでは薄っすらと色のついた雲にしか見えません。


驚きの声も段々と潜み、日が沈むと周りを静粛な暗闇が包み込み、空ではオーロラが大空を舞い踊り…ほっさんのポエムのような感想が響きわたる。

ほっさん「あ゛ぁ゛ぁ゛〜〜天使の羽衣みたいだ゛ぁ゛ぁ゛」

ちょっとほっさん。感動を返してくれ…

ほっさんの口から次々と吐き出される謎のポエムを片耳にいそいそと撮影に集中。
RJが赤色のオーロラを捉えたので、設定を似せて撮影。
ISOを3200に上げると赤色が写せました!右側で強く光っているのは木星です。時間経つにつれて、緑色は肉眼でもハッキリ見えるように…CO2観測所も緑色に反射していますね。


山側を撮影。薄っすらですが天の川と一緒に撮れました。


イオンアドヴェンチャーホテルを前に撮影したオーロラ。紫色っぽいオーロラが幻想的です。


3時間ほど鑑賞し、十分に撮影もできたカジノバ一同はホクホク顔でホテルに帰りました。もうウンちゃん地雷なんてどうでもいいくらい満足です!
ちなみに余談ですが、隊長は足の指先が凍傷しかけ、バルこと私はオーロラの魔力に負けて3時ごろまで撮影し続け、寝不足状態のまま3日目の観光に挑むのであった…
ではまた3日目で会いましょう〜!
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