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   いざ南米へ! - イグアスの滝へ  
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朝食はバイキング


AM6:00

お遍路で培った早起き力を発揮し、すばやく目覚める。

すぐざま移動し、3階のレストランへ。

今回のコラムもぺぃが担当するので食に関してはじっくり時間をかけてお伝えせねば……!

 
 
 

ほぼ一番乗り
 
 
 

さて、南米ではレストランはバイキング形式が多く、好きなものを好きなだけ取れてしまいます。

デブが多いカジノバには嬉しい反面、のちに大きな後悔の波が来る非常に悩ましい仕組みです。

そして、今回訪れたホテル内の『Patio Tropical』もやはりバイキング!!

そんなわけでカジノバという名のバイキング達はやぁやぁと店内へ乗り込んでいったのです。


コパカバーナビーチを眺めながらの朝食となりロケーションは抜群。

 
 
 

朝日が差し込むコパカバーナ
 
 
 

ここではライスがないので、パンや、フレークが主食となり、

あわせてハムやソーセージなどのお肉、スープ、サラダが選べます。

パンは特に種類が豊富で菓子パンも多々あり、ドーナッツ風のものやカスタードクリームたっぷりのものがあります。

 
 
 

 
 
 

ただし、コーンポタージュと思われたスープは癖がありました。


ぺぃ「このスープ……甘いぞ!!」

ぴぃ〜「んなコパカバカーナ……甘い!!でもシナモンが合うな!」

ぺぃ「そんな品物(しなもん)があったか……」

ぴぃ〜「……。」


味はトウモロコシの糖分が濃縮されたかのようなもので、

コーンポタージュからコンソメを抜いて砂糖を追加したような味でした。

人を選ぶのはこれだけで他はもちろん美味しいです!

特に菓子パンが色々な味を楽しめたので大満足でした。

……補足ですが、南アメリカではケチャップを頼まない限り基本的に隠しているようです。


AM8:00

今回もお遍路よろしく南アメリカを移動するのでオットンホテルとはお別れです。

そして、一度も波乗りできなかったコパカバーナビーチをあとにし、

遠くに見えるキリストにも別れを告げ、次の目的地イグアス観光のため空港へ向かいます。



アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港(二回目)

 
 
 

 
 
 

ここでクララとはお別れ。

着いたときにはどこの競技場だろうかと思うような形をしていて、

とても大きな空港。中も広く、歩くのが大変です。

空港内のお店はだいたい他の国と同じようにお土産屋さんやブランドショップで

ここではブラジルのユニフォーム屋さんがありお土産の買いそびれがあってもなんとかなります。


 
 
 

黄色と緑がまぶしい。
帽子や置物、コルコバード関連のものもあります

毎度お馴染みのグラサンコーディネート。
金はなくても空港に来たら必ずやるようにしてます
 
 
 


空港でお店巡りをした後、国内線に乗っておよそ2時間。

「フォス・ド・イグアス国際空港」に到着しました。

 
 
 

短距離のフライトではちょっとしたおやつがでる
 
 
 



イグアス国立公園


到着後すぐにバスに乗り換えるカジノバ。

揺られることおよそ15分。

parque nacional do iguacu(イグアス国立公園)に到着です。


国立公園の前の地図を確認し、入場券を購入し、いざイグアスの滝へ!

 
 
 

かわいくヒョウが描いてあり、出会う可能性を示唆しています
 
 
 

イグアス国立公園はかなり広く、とても歩いては周れません。

入場ゲートをくぐり、ガイドさんに、


ガイド「こちらのバスで移動します。」


と言われて見ると、さっき空港から乗ったバスがすでに先回りしていました。

 
 
 

カジノバがイグアスで乗り回すイケイケなバス
 
 
 

ぴぃ〜「バスに乗ってたら入場券いらなかったやん。」

ぺぃ「アホか!世界遺産だぞ!お金を落とさないと維持が大変なんだぞ!!けちけちすんな!」


世界遺産は地球に住む全ての人の努力によって維持されるのです。


さて、バスで移動して(地図でいう一番右端へ)まずは、ランチへ。

レストランに行く途中には可愛らしいハナグマという、たぬきのような動物がいます。

 
 
 

 
 
 

しかし、このハナグマは、とても獰猛かつ危険でうかつに手を出すとえらい目にあいます。


看板で再三警告されているように可愛さのあまり抱っこしようものなら喉笛に喰らいつかれて死にm……

……じゃなくて、普段は引っ掻いたりはしないのですが、もし引っ掻かれたりした場合、

肉を持ってかれてさらに変な病気をうつされる事もあるようなので、気をつけなければいけません。

※看板では被害にあった手の写真が傷だらけで生々しくのっています


まぁ、遠目から見てる分には問題ないのでなでたり触ったりしないようにしましょう。


僕らもレストラン内をのそのそ歩くハナグマを見て「かわいいなぁ」と口元を緩ませていると……

なんと!店員がダッシュでタオルを鞭のようにハナグマに3度打ち込み足で追い払ってしまいました!

※コマンド(右向き):←(タメ)→P、P、P、K (P:パンチ、K:キック)


えぇぇぇぇぇ……余りの出来事に唖然とするぴぃ〜とぺぃ……。

ただ、そのしばらく後に理由がわかりました。

レストランの外で食事をしている人のテーブルへハナグマが後ろからこっそり忍び寄り、

一瞬で飛び乗ったと思ったら食べ物をダッシュで奪っていくところを目の当たりにしたのです。


余りの逃げ足の早さにぶったまげましたが、これが日常茶飯事で行われているなら

もう少し人間と動物が共存できる環境を作ればいいのにと僕は心から思うのです。

日本はそういうところは早いので国の差を感じる出来事でした。



Restaurante Port Canoas


南米に来て3回目のバイキングはイグアス国立公園内のレストランです。

 
 
 


 
 
 

レストランは大盛況で期待も大きくなるばかりです。

※イグアス国立公園(ブラジル側)唯一のレストランだからかもしれません


南米といえばやはりお肉が美味しいのでいち早く確保しました。

スープは野菜スープ、ミネストローネ、牛角煮のスープなどなど。

また、とても大きな川魚や、色とりどりのサラダや野菜……炒めでしょうか?

種類が豊富で選ぶのに困ってしまいます。

 
 
 

 
 
 

……結果的に僕の選んだのはお肉とブロッコリーと野菜スープです。

デブはイメージ通り肉を食うべきですよね。


お腹がいっぱいになったところで、ついにイグアスの滝へと向かいます。


しかし、その前に当初の予定では滝つぼボートには乗らないと決めていたカジノバでしたが、やはりいざ現地へ行くとやりたくなってしまうのが観光地の魔力。

……と言いだす隊長のセリフ。

隊長のやる気スイッチがONになってしまったため


隊長「いくぜぃ!」

RJ「待ってください!水着なんて誰も持ってきていないですよ!!!」

隊長「なんだって?!」


やる気スイッチがガタガタいい始めたのですが、うまい具合にレストランの隣にお土産屋さんが。。。

中の様子を見てみるとこれまたうまい具合にイグアスの滝がプリントされている水着があるではありませんか!

これはかなりカミッテル(神がかっている)……まじオシャンティー。

迷わず我々はこれを購入。

そして、並んでみると完全に風景に溶け込んでいるじゃないですか。

 
 
 

 
 
 

完璧すぎる……。


その後、バスに乗り込みまた少し移動して、バスから飛び降りた我らの姿に他の観光客は驚きを隠せない様子。

イグアスの滝と勘違いして尻を凝視する観光客達をいろんな意味で尻目に滝沿いの小道を歩いて行ったのである。


……


観光客「プークスクス……見てあの団体……あんなの買っちゃうとか……」


……


イグアスの滝へ

 
 
 

どこからでもちらっと見える滝。
あれの大元を目指すのが今回の旅の目的なのです
 
 
 

滝沿いの小道では途中にはトカゲや蝶々などがたくさん。

皆で面白がって撮影をしながら歩いているとまさに自然を探検している気分になる。

 
 
 

ポーズがいけてますよね

模様が"8"に見える蝶
 
 
 

撮影するのは虫や爬虫類だけではありません。

人間も撮影する必要があります。

ところがどっこいおよそ3分置きに写真スポットがあるので毎回ガチで撮っていると時間がかかってしょうがありません。

我々は素人だったためちらっと滝が見えるたびに「ワァー!」と撮影していったのですが……

今写真フォルダにある100枚の滝写真から1枚選んでいるおり無駄すぎます。

 
 
 

 
 
 

同じ道を歩く人がいらっしゃったら撮影は少なめにするのをお勧めします。

デジカメの容量も足りなくなっちゃいますからね!


さて、そんなこんなで1時間後。。。

 
 
 


 
 
 

滝の轟音が近くなり、開けたところで水の上にかかる橋が見え……

そして、とうとうイグアスの滝全体が姿を現したのである。

 
 
 

 
 
 

ダイナミック、ド迫力!!

本物はやっぱり違かった!!

偽物のイグアスパンツとはスケールが違いすぎます。

※恥ずかしさのあまり脱ぎ捨てようと手をかけましたが女性が周りにいたのでやめたのは言うまでもありません


写真ではイグアスの全てが届かないかもしれませんが…


聞いてくださいこの轟音!!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゥォン……


感じてくださいイグアスのしぶきのシャワー!!


シャシャシャシャシャシャシャシャシャワァー……


これは現地に行って自然のパワーを感じるべきですが少しでも伝えたいため

ここに動画を張り付けておきましょう!

……いやぁすいません。iPhoneを縦持ちして撮影していました……。

ここはしっかりパノラマで撮るべきでしたし真正面の映像が無いという……。

次回コラムでは動画にも気を使っていこうと思う次第です。

映像では真横からとなっておりますがイグアスの滝観光コースの一番最後、エレベータ付近から撮影しました。


真正面からの写真に戻りますが、滝には大きな虹がかかり我々の前途を祝福してくれているようにも見えます。

ちなみに本来の水量はもっと多いらしく、水量が少ない時は濁っているが、本来はもっと澄んでいるとのこと。


これにて『世界三大瀑布』の1つ、イグアスの滝攻略完了!!!



滝つぼボート


観ることを満喫したカジノバはそそくさと移動し、ボート乗り場へ向かう。

イグアスの滝はボートで近づくこともできるのです。

ぴぃ〜は昨日買ったお洒落なhavaianasのサンダルに履き替え準備万端。

 
 
 

 
 
 

森の中を長いオープンの軽トラのようなもので15分ほど走る。

その後バスで5分移動し、ボート乗り場に到着。ちょっと遠いですね。

 
 
 

 
 
 

こちら夜遅くはやっていないらしく、PM6:00くらいにはおしまいですので僕らと同じように行動するとベストみたいです。


カメラを持っていると落としたり水で壊したりするから気をつけてねと言われる。

ぴぃ〜は一眼レフカメラをしぶしぶ置いていった。

そして、ライフジャケットを装着して、ボートへ乗り込みいざ出陣。

 
 
 

 
 
 

一番槍はご存知ぴぃ〜とぺぃ、RJです。

※ちなみにボートの先端は一番激しく危険との事だったので隊長がこの3人を推薦した次第です


20名程の乗客を乗せて出発したボートは凄い勢いで滝へ向かう。

体感速度はだいたい60キロ。

振り落とされないよう、しがみつく乗客。

船頭は笑顔でこちら(進行方向と逆)を向き写真を撮っている。


水の量と滝の打ちつける力のせいか水面はぐにゃんぐにゃんとありえない波をたてており、

そこを高速で滑るボートは何度も空中に舞っては水面にぶつかる。

予想していた滝を近くで撮影するのんびり楽しい物とは裏腹の大アトラクション!

こちらの撮影者は隊長。さすがにiPhoneを横で構えておりますね……。

隊長の「うわあああぁぁぁ」という情けない声もバッチリ入ってますな!


そして約15分後、滝が観えてきて一旦写真撮影。

道が二手に分かれていますが、ここがブラジルとアルゼンチンの国境線。

のんびりと揺られながら撮影をしていたところ動き出すボート。

これで終わりみたいでs……


……なぜか近づいてくる滝。


あと間近になる滝にビビった乗客からは悲鳴があがる。

それをにやにやしながら見ていた船頭はフードを被りカメラをこちらに向けた。


……瞬間、ボートが勢いをつけて滝に飛び込んだのである!!


当たり前のように先頭に陣取っていたカジノバは思いっきり滝に打たれる!


ぴぃ〜「イダダダダダダッッッッ!」

ぺぃ「イテェーッ!!!こんな修行みたいなの四国にもなかったよッ!」


まさしく修業の如く滝に打たれる面々。

露出している肌に当たる滝はものすごく痛かった……。

そして、痛みが引いてくると水の冷たさに震えが止まらなくなる。


ぴぃ〜「ふ、ふぅ……温…まって…き…たな……」

ぺぃ「……う、う…ん、……帰りま…しょう…や」

RJ「デブすぎてあんまり寒さは感じないな」


温まってきて「あ〜怖かったけど楽しかったね」という乗客の表情を見るや否や

また滝に突っ込むボート……。


この流れを計5回程終えたところでボートツアーは終了した。

自然のアトラクションは今まで体験したことがなく、

ぺぃの歴史の中でも3本の指に入る面白さでした。

ドM大歓喜のボートツアー、イグアスに来たら必ず乗ることをお勧めします。


ボート乗り場に戻るとアメリカ大陸によくある手口ですが、

恐怖で歪む我々の動画と写真がディスプレイに写されて販売されておりました。

まぁ、しょうがないので動画は帰りに購入しましたよ。



帰るころにはもう外は暗く、

南米のサルの大群に怯えるニホンザル達はオープンの軽トラで15分程揺られる。

 
 
 

 
 
 

ある意味ここもジャングルみたいなものだからこんなに暗くなってしまうと

少々怖いというか何かが出そうというか……。


そして、途中聞いたことのないような雄たけびを聞いた!


……あれはヒョウか?サルか?シカか?……


……一同聞かなかったことにしてサザエさんのエンディングよろしくバスに飛び乗りその場を後にした。



MABU THERMASGRAND RESORT

 
 
 

 
 
 

ホテルに到着。

表にデカデカと書いてありますが5つ星ホテルです!!


ホテルに入ってチェックインをしていると奥の扉からビキニギャル達が……。

いや、ちょっと小さいお嬢さん達がきゃっきゃと楽しそうに部屋に戻って行きました。


そうです。なんとこのホテルプールがあるのです!

早速向かってみると……もう誰もいなかった。

 
 
 

 
 
 

イグアスの水着があるのでいつでも泳ぎにいけますね。


部屋に荷物を置いてすぐにディナー。

こちらは通常のレストランでメニューを見ながら注文。

 
 
 


 
 
 

見た目も綺麗で、お味のほうはなかなかでした。


ただ毎食違和感を感じる食品が混じっている気がします。

『美味しい!美味しい!……ん?美味しい!』ぐらいの割合で。。。

うすうす気づいていたのですがどうやら日本人とブラジル人の味覚には若干の差があるようです。


夕食を済ませた我々は早速ホテル内探索。

どうやら地下に卓球台とビリヤード、何ならトランプテーブルもあるようなのでみんなで遊びに向かいました。

 
 
 


 
 
 

早速サッカー盤で遊び始めるカジノバ。
 
 
 

ぴぃ〜「サッカー盤なんて後にしなや」

ぺぃ「ばっか!今いいとこよ!!」

ぴぃ〜「……卓球やろうぜ、スマイル」

ぺぃ「いや、ぺぃだけど……んじゃビリヤード……」

ぴぃ〜「いやだぃ!この星の一等賞になりたいの、卓球で俺は!そんだけっ!!」

ぺぃ「……卓球なんて死ぬまでの暇つぶしだよ」


そして、この夜。

カジノバの面々は卓球に自分たちの全てをかけてトーナメント戦を繰り広げるのだった。

※ちなみに熾烈な戦いの結果、ぴぃ〜がビリッケツだったのは言うまでもない。

 
 
 



次回もお楽しみに!

 
 
   
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