第1回 いざ南米へ!~ブラジルはリオへ~
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vol.8
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vol.13
いざ南米へ
~ 都内某所 ~
ぴぃ「……おい、隊長とRJが来たぞ……」
ぺぃ「シカトしとこうや……」
隊長「いやいやいやぁ!あついなぁッ!!」
RJ「そりゃ夏ですからねぇ!」
隊長「……そうだ!!涼みにいこう!地球の反対側へ。」
RJ「反対側ってどこですか……!?」
隊長「反対側と言ったらブラジルですよ!!ほら行くよ!ぴぃ!ぺい!仕度して!」
ぴぃ・ぺぃ「えええええぇぇぇッ!?」
ぺぃ「お遍路行ったばっかりじゃないですか!」
隊長「ワールドカップ観たいって言ったじゃないか!」
※八十八ヶ所仏頼みツアーVol.10参照
ぴぃ「どこのどいつがそんなことを……もうドイツが優勝しましたよ……。」
ぺぃ「じゃあドイツ行きましょう!」
隊長「うるさい!もうチケット買っちゃったから!!」
ぴぃ・ぺぃ「(お遍路の時点で決めてたか...)いつもの流れですね……。」
いつものやり取りをこなし8月下旬、成田空港から南米へ出発したカジノバ。
今回の長旅のコラムのスタート担当はぺぃです。
地球の裏側までの道のり
全員エコノミーコンフォート(エコノミーよりちょっと良い席)を予約していた隊長。
隊長はここで機転を利かし、有り余ったマイルで全員分(今回は人数多め)のアップグレードを試みたところ……
なんと全員行き帰りがビジネスクラスに昇格しました!
ビジネスクラスのシートはまさに王様気分。
ボタン1つでフルフラット=水平にシートを倒す事が可能です。
僕は後ろの席の人が嫌な思いをするのを気にしてシートを倒せないタイプなのですが
このシートだと後ろに影響しないように倒れてくれます。
素晴らしい配慮ですね!!付属のスリッパに履き替えればさらに快適!
あわせて備え付けのポーチにはリップクリームにハンドクリーム、歯ブラシに靴ブラシとこれだけで旅行中に必要な小物はすみそうです。
しかも旅に出る直前までシート横のコンセント+USBで電気製品の充電等可能となっています。
さらにウェルカムドリンクのサービスがありシャンパンを1杯いただきました。
……ごくり……これがビジネスクラス……二度とあの頃(エコノミー)には戻れない……。
同じようにビジネスクラス初体験のぴぃは、サルのようにはしゃぐ始末。
※なんなら隊長もサルのようにはしゃいで記念撮影をしていたくらいである。
今回の旅の最初にして最難関……と思われた『成田空港~アトランタ経由~ブラジル(リオ空港)』の飛行機移動は
まさかのビジネスクラスへのグレードアップにより楽な移動となりました。
みんな心の底から「隊長ありがとうございます」と叫んだのは言うまでもない。
機内食も若干ランクアップするようである
そして、およそ12時間後……飛行機はアトランタへ到着。
ぺぃ「映画3本観ちゃったよ・・・。」
ぴぃ「ビジネスクラスがこんなに幸せだとは・・・もっと乗っていたかったし。」
ビジネスクラスに別れを告げ我々は乗り継ぎ待ちのためラウンジへ移動。
予定では5時間待ちなので時間たっぷり。どうやらゆったりできそうです。
そして念のため、次のフライトをチェック。
RJ「1時間遅れているらしい。」
ぴぃ~・ぺぃ「まじすか。」
~ 1時間後 ~
RJ「今度はさらに2H遅れ。」
ぴぃ~・ぺぃ「まじすか。」
~ 2時間後 ~
RJ「こっから5時間らしい。」
ぴぃ~・ぺぃ「まじすか。」
まだ南米に着いていないのにいきなりのトラブルで先が思いやられるカジノバ。
耐えきれずみんな小さくなって寝る
合計8時間後に搭乗口に向かったところなんとか飛ぶようで一安心し、
再度ビジネスクラスでぴぃがはしゃぐ。
RJはラウンジで数え切れないほどのアルコールを浴びていたので、すぐに就寝。
ぺぃも飛行機が飛ぶ前に寝ておりました。
ブラジル到着
3時間遅れはしたものの無事ブラジルに到着したカジノバ。
なんと荷物も全員分無事で、予定より3時間遅れでブラジルはリオ・デジャネイロの
観光からやっと南米ツアースタート!
ブラジルでの現地ガイドはクララさんです。
エスタジオ・ド・マラカナン
ぴぃ~「まだかなん……まだかなん……あれかなん?」
ぺぃ「バカたーれ!あれがマラカナン!」
ぴぃ~「あれ?ミネイロンの悲劇の場所じゃないっけ?」
ぺぃ「今回は見ねいろん!」
というわけでW杯決勝戦が行われた「マラカナンスタジアム」へ。
残念ながらスタジアムには入れないので外から記念撮影。
中央には銅像が設置されておりまっすぐ撮れば綺麗に写真が……
しかし、リフティングをしたブラジル人がいて観光客と写真を撮っていた。
ぺぃ「あれ誰?!選手か?!」
ぴぃ「いや、チップ稼ぎの人だよ」
ぺぃ「じゃあ写真はいいか。」
ぴぃ「いや、ベストポイントだから1枚撮ってちょ。チップせがまれないようにはずしてな!」
サンボードロモ・ダ・マルケス・ジ・サプカイ
さて、ブラジルと言えば有名なのはカーニバル。
というわけで今回はリオのカーニバルが実際に行われるここ、サンボードロモに来たのである。
ラテンのリズムで踊り狂う準備はすでに整っています。
サンバのリズムに乗って腰を振りながら大地へと降り立つ隊長とRJ。
……と言っても今はオフシーズン。毎年2~3月頃に行われるらしいです。
失意の腰つきの中、目に留まったのはこのお店。
なんと300円で貸衣装をしてくれるらしくどれを着てもいいそうです。
記念撮影にはもってこいですね。
隊長「やったね!ぴぃ~・ぺぃ着なさいよ!!」
ぴぃ~「いや、いいっす」
ぺぃ「遠慮しときます」
まだ、ラテンのリズムにノリきれていない僕らは気恥ずかしさもあり一旦遠慮しました。
……そんなこと許されるはずもないのに。
無理やり服を着せられていく図
まるで魔法使いと占い師。戦士と踊り子が居ないのが残念です。
意外と成立しているのではないでしょうか?
衣装は大きめに作られており服の上から着ることができるので気軽に楽しめます。
ただ、針金や木製の骨組が付いているのでひらひらした服だとひっかけてしまうのでご注意。
その後、踊り子3人を含む5人パーティに出会ったが仲間に入れなかったのは言うまでもない
さて、衣装を返却して次に向かうのはもちろんお食事。
機内食を散々食べていたのでお腹はあまり空いていないメンバーが多かったが、
ブラジルにて最初の食事なので、期待を大にいざレストランへ!
ESTRELA DO SUL
ブラジルで最初の昼食はもちろん・・・肉です!
特に南米といえばシュラスコ。
色々な部位を串刺しにしてジュージュー焼き、店員さんがそれをまるで剣のようにもち
部位名を叫びながら各テーブルをくるくる回るのです。
あとは僕らが一声かければお皿に好きなだけ切って取り分けてくれる最高のシステムです!
部位に関しての説明はこちら。
赤は品切れではなく『バーベキューなら最高の部位』との事
カジノバ内では特にプライムリブが一番人気。
味付けは全体的に濃いのですが、部位毎に味付けが違うらしく
どれもこれも同じ肉とは思えない深みがありました。
そして、ポークとチキンもあり頂いたのですが、ビーフに比べると比較的マイルドな味付けとなっており日本人にはこちらがあうかもしれません。
……カジノバにはビーフがあいましたがね!
コルコバードの丘
お腹も満たしたところでいつもブラジルを見守っているキリストがいる、コルコバードの丘へ。
観光地なので人がとても多く大混雑でした。
コルコバードの丘はワールドカップの映像でご存知かと思いますが710mの丘の上です。
というわけでキリスト様にあうにはトラムを利用して丘を登ることになります。
トラムからの眺めは最高
丘の入口に到着してからキリスト像まではエレベーター、エスカレーター、階段と道があるのですが迷わず階段に向かいましょう。
浪漫もありますが途中でお土産屋さんがあるのはこちらの道だけです。
そして、なんとか登りきったところには人がギューギュー詰め!!
ようやっと場所をとりキリスト様を撮影したのですが……思った以上に大きい!!
みなさんキリストと同じポーズをとり撮影者は寝そべって撮影……という方法で頑張っておりました。
なんにせよ……とにかく大きく、圧巻!!
カテドラル・デ・サン・セバスチャン
次に向かったのはカテドラル。
カテドラル・メトロポリターナという名でも有名な教会です。
大きな教会と聞いてきたのですが……これは大きすぎる!!!
キリスト様も真っ青のこれ……。
外観。かなりローアングルで撮っています。
中に入ってみるとひんやりと神聖な空気を肌に感じました。
照明は暗く、教会内全体を照らすのは巨大なステンドグラスから差し込む光だけです。
……とても綺麗で見上げていたら首がいたくなってしまいました。
RJとぴぃ~はコルコバードで学んだ撮影方法を駆使しております。
超巨大なステンドグラス。絵というよりは模様に近いです。
PS3のキャサリンやジョジョの岸部露伴先生のエピソードにも出てくる懺悔室です。
有名なものは神父様と懺悔する人別々に入るタイプですが
この場合は神父様が中で外から懺悔する感じでしょうか?
ちなみに懺悔しやすいようにお互いのプライバシーは守られます(お互いの顔が見えない)
ここでもまたキリストへ今回の旅が無事成功するよう祈りをささげて我々はホテルへ戻ったのである。
コパカバーナ・ビ-チ
ホテルは「コパカバーナ・ビ-チ」の通り沿いの
「Rio Othon Palace Hotel」(リオ オットン パレス ホテル)。
部屋からコパカバーナ・ビ-チがすごく綺麗に観る事が出来る。
ホテルはやはりランクが高いところです。
隊長はお宿選びに妥協しないので安定していいところです。
何よりいいのはホテルの客に対してはフリーWiFiが用意されていることでしょう。
LINEもできれば無料通話も利用できるので出費を最低限に抑えることができます。
さて、荷物を置いて次はブラジルのお土産屋さん巡り!
ブラジルではどんなものが置いてあるかをクララさんに聞いてみると
クララ「日本でも人気のサンダル屋さんがこのホテルの近くにありますよ。
今風でおしゃれなビーチサンダルです」
というので早速突撃!
havaianas
外へ出てホテルの裏に向かうとお店がいくつかあり、
クララさんオススメのサンダル屋さんはそこにありました。
シャッターが閉まっている状態で。
クララ「あっちゃー!今日は早く閉める日だったみたいです!」
カジノバ「クララさん!ひどいっすよー!」
クララ「まってまって!あたしのメンツはまる潰れよ。説得します!」
シャッターの下のわずかな隙間から説得がはじまる。
クララ「あけて!皆の好きな日本人がきてるんだよ!
たくさん買ってくれるってば!嘘じゃないよ本当だよ!」
???「でももう閉めたし帰る気分になっちゃってるし。。。絶対買ってくれるの?1人1足買わなきゃ開けないよ!!」
クララ「みなさん。覚悟を決めてください。開けたら最後……1人1足買う事になります」
ぺぃ「あたりまえっすよ!早く開けてください」
隊長「空けてくれー!」
RJ「はろー!!」
ぴぃ「てやんでい!!」
そして、遂に開くシャッター!
自然と拍手がおきる。
お店の名前はhavaianas、、、って。
ぴぃ「超有名どころじゃないっすか!」
隊長「でも日本で買ったらちょい高いって噂だよ!」
ぺぃ「いっぱい買いましょう!」
いざ、買い物を始めるとビーチサンダル自体がお手頃な値段というのもあり、
全員で20個くらい買ってしまいました。
その時、ブラジルの太陽のようなアツい視線に気づくぴぃ~。
ぴぃ~は『やっべ。また、ほれられちゃったか。まいったぜ』とばかりにドヤってます。
ところが店員さんはぴぃの髪を指さして
店員(ブラジル人女性)「シャピーニャ!」
ぴぃ~「しゃっぴーな??」
クララ「ストパーみたいなことしてますか?彼女たちは天然パーマだからアイロンかけているんですよ」
とのことで、
ぴぃ「違うよ。なにもしてないよ!なんならシャンプーをLUXスーパーリッチに変えたくらいで。。。」
ぺぃ「シャピーニャ!」
まわりの店員たちも面白がって、、、
店員たち(ブラジル人女性)「シャピーニャ!!」
ぴぃ「うるせーにゃ!」
その後わざわざ日本語を調べてくれて、
ジュリアンヌ「コンニチハ~ワタシハ~ジュリアンヌデ~ス」
ぴぃ~「どうも、ぴぃ~です」
ぺぃ「どうも、ぺぃです」
ぴぃ~・ぺぃ「二人合わせてカジノバです」
ジュリアンネ「ヘヘヘ……スイマセン。サッキハソンナツモリハアリマセン……」
と、笑顔で話しかけて来てくれたので仲良くなり、写真も一緒に撮ってきました!
ラテンの太陽のような明るさで向かい入れてくれて
(一瞬店のシャッターを閉じていましたが……)
元気いっぱい笑顔をくれるhavaianasにぜひお立ち寄りください。
夕食はイタリアン
夕食はホテルのそばのイタリアンです。
ビーチを眺めながらのディナーなんてしゃれていませんか?
サラダにパスタにピザなどを注文し、早速口にはこぶ。
ブッハ・・・ッ!?
なんでこんなに味付けが?!
正直どれも口に合わなくて、特にサラダはほとんど残してしまいました・・・。
サラダにはやしの木のスライスが入っており、これは食べられたものではなかったです。。。
ここはRJのカードでお支払いを済ませ、ちょっとだけビーチを覗いてホテルへ戻りました。
部屋に戻り布団に飛び込むなり、遂に南米ツアーが始まってしまったという実感が湧き、
ここから一週間日本に残したみんなの笑顔を見ることができないことに悲しさを感じ、
ぴぃとぺぃは本日の充実した日程をぼんやりと思い返しながら夢の世界へと誘われていったのである。
RJの夜
夜11時。
急に電話が鳴り始める。ここはRJの部屋。
フロントから「落し物が届いている」と電話。
南米で落としてきたものなんて優しさと真心しかないのだが。。。
RJは文字通り重い身体を起こしてフロントへ向かった。
そこには女性のブラジル人親子がいました。
ホテルマン「このクレジットカードはあなたのものですか?」
RJ「え!?はい。私のものです。」
ホテルマン「こちらの親子が届けてくれました。」
RJ「なんと、あげられるものは優しさと真心しかないのですが...オブリガード!オブリガード!」
たくさんお礼を言いそこをあとにしたRJ。
ブラジルは治安が悪いと聞いておりぴぃ~は一眼レフカメラを首にかけることに対して
ぴぃ~「ラテン系のタフガイに首ごと持ってかれちまいますよ!」
とおびえていたくらいだがどうだろう。
蓋を開けてみればびっくりおったまげのぶったまげ。
実際に体験してみるとどうやら違うみたいです。
こんなに心が綺麗な人たちもいるじゃないか。
クレジットカードをなくしたなんてことが隊長にばれた日には
バーベキューにされていたことでしょう。
冷や汗をかきつつも「世の中捨てたもんじゃないな」と思うRJであった。
お遍路の御加護が早くも出たのでしょうか。
この先の出来事に期待しつつ床につくカジノバであった
次回もお楽しみに!
~ 都内某所 ~
ぴぃ「……おい、隊長とRJが来たぞ……」
ぺぃ「シカトしとこうや……」
隊長「いやいやいやぁ!あついなぁッ!!」
RJ「そりゃ夏ですからねぇ!」
隊長「……そうだ!!涼みにいこう!地球の反対側へ。」
RJ「反対側ってどこですか……!?」
隊長「反対側と言ったらブラジルですよ!!ほら行くよ!ぴぃ!ぺい!仕度して!」
ぴぃ・ぺぃ「えええええぇぇぇッ!?」
ぺぃ「お遍路行ったばっかりじゃないですか!」
隊長「ワールドカップ観たいって言ったじゃないか!」
※八十八ヶ所仏頼みツアーVol.10参照
ぴぃ「どこのどいつがそんなことを……もうドイツが優勝しましたよ……。」
ぺぃ「じゃあドイツ行きましょう!」
隊長「うるさい!もうチケット買っちゃったから!!」
ぴぃ・ぺぃ「(お遍路の時点で決めてたか...)いつもの流れですね……。」
いつものやり取りをこなし8月下旬、成田空港から南米へ出発したカジノバ。
今回の長旅のコラムのスタート担当はぺぃです。
地球の裏側までの道のり
全員エコノミーコンフォート(エコノミーよりちょっと良い席)を予約していた隊長。
隊長はここで機転を利かし、有り余ったマイルで全員分(今回は人数多め)のアップグレードを試みたところ……
なんと全員行き帰りがビジネスクラスに昇格しました!
ビジネスクラスのシートはまさに王様気分。
ボタン1つでフルフラット=水平にシートを倒す事が可能です。
僕は後ろの席の人が嫌な思いをするのを気にしてシートを倒せないタイプなのですが
このシートだと後ろに影響しないように倒れてくれます。
素晴らしい配慮ですね!!付属のスリッパに履き替えればさらに快適!
あわせて備え付けのポーチにはリップクリームにハンドクリーム、歯ブラシに靴ブラシとこれだけで旅行中に必要な小物はすみそうです。
しかも旅に出る直前までシート横のコンセント+USBで電気製品の充電等可能となっています。
さらにウェルカムドリンクのサービスがありシャンパンを1杯いただきました。
……ごくり……これがビジネスクラス……二度とあの頃(エコノミー)には戻れない……。
同じようにビジネスクラス初体験のぴぃは、サルのようにはしゃぐ始末。
※なんなら隊長もサルのようにはしゃいで記念撮影をしていたくらいである。
今回の旅の最初にして最難関……と思われた『成田空港~アトランタ経由~ブラジル(リオ空港)』の飛行機移動は
まさかのビジネスクラスへのグレードアップにより楽な移動となりました。
みんな心の底から「隊長ありがとうございます」と叫んだのは言うまでもない。
機内食も若干ランクアップするようである
そして、およそ12時間後……飛行機はアトランタへ到着。
ぺぃ「映画3本観ちゃったよ・・・。」
ぴぃ「ビジネスクラスがこんなに幸せだとは・・・もっと乗っていたかったし。」
ビジネスクラスに別れを告げ我々は乗り継ぎ待ちのためラウンジへ移動。
予定では5時間待ちなので時間たっぷり。どうやらゆったりできそうです。
そして念のため、次のフライトをチェック。
RJ「1時間遅れているらしい。」
ぴぃ~・ぺぃ「まじすか。」
~ 1時間後 ~
RJ「今度はさらに2H遅れ。」
ぴぃ~・ぺぃ「まじすか。」
~ 2時間後 ~
RJ「こっから5時間らしい。」
ぴぃ~・ぺぃ「まじすか。」
まだ南米に着いていないのにいきなりのトラブルで先が思いやられるカジノバ。
耐えきれずみんな小さくなって寝る
合計8時間後に搭乗口に向かったところなんとか飛ぶようで一安心し、
再度ビジネスクラスでぴぃがはしゃぐ。
RJはラウンジで数え切れないほどのアルコールを浴びていたので、すぐに就寝。
ぺぃも飛行機が飛ぶ前に寝ておりました。
ブラジル到着
3時間遅れはしたものの無事ブラジルに到着したカジノバ。
なんと荷物も全員分無事で、予定より3時間遅れでブラジルはリオ・デジャネイロの
観光からやっと南米ツアースタート!
ブラジルでの現地ガイドはクララさんです。
エスタジオ・ド・マラカナン
ぴぃ~「まだかなん……まだかなん……あれかなん?」
ぺぃ「バカたーれ!あれがマラカナン!」
ぴぃ~「あれ?ミネイロンの悲劇の場所じゃないっけ?」
ぺぃ「今回は見ねいろん!」
というわけでW杯決勝戦が行われた「マラカナンスタジアム」へ。
残念ながらスタジアムには入れないので外から記念撮影。
中央には銅像が設置されておりまっすぐ撮れば綺麗に写真が……
しかし、リフティングをしたブラジル人がいて観光客と写真を撮っていた。
ぺぃ「あれ誰?!選手か?!」
ぴぃ「いや、チップ稼ぎの人だよ」
ぺぃ「じゃあ写真はいいか。」
ぴぃ「いや、ベストポイントだから1枚撮ってちょ。チップせがまれないようにはずしてな!」
サンボードロモ・ダ・マルケス・ジ・サプカイ
さて、ブラジルと言えば有名なのはカーニバル。
というわけで今回はリオのカーニバルが実際に行われるここ、サンボードロモに来たのである。
ラテンのリズムで踊り狂う準備はすでに整っています。
サンバのリズムに乗って腰を振りながら大地へと降り立つ隊長とRJ。
……と言っても今はオフシーズン。毎年2~3月頃に行われるらしいです。
失意の腰つきの中、目に留まったのはこのお店。
なんと300円で貸衣装をしてくれるらしくどれを着てもいいそうです。
記念撮影にはもってこいですね。
隊長「やったね!ぴぃ~・ぺぃ着なさいよ!!」
ぴぃ~「いや、いいっす」
ぺぃ「遠慮しときます」
まだ、ラテンのリズムにノリきれていない僕らは気恥ずかしさもあり一旦遠慮しました。
……そんなこと許されるはずもないのに。
無理やり服を着せられていく図
まるで魔法使いと占い師。戦士と踊り子が居ないのが残念です。
意外と成立しているのではないでしょうか?
衣装は大きめに作られており服の上から着ることができるので気軽に楽しめます。
ただ、針金や木製の骨組が付いているのでひらひらした服だとひっかけてしまうのでご注意。
その後、踊り子3人を含む5人パーティに出会ったが仲間に入れなかったのは言うまでもない
さて、衣装を返却して次に向かうのはもちろんお食事。
機内食を散々食べていたのでお腹はあまり空いていないメンバーが多かったが、
ブラジルにて最初の食事なので、期待を大にいざレストランへ!
ESTRELA DO SUL
ブラジルで最初の昼食はもちろん・・・肉です!
特に南米といえばシュラスコ。
色々な部位を串刺しにしてジュージュー焼き、店員さんがそれをまるで剣のようにもち
部位名を叫びながら各テーブルをくるくる回るのです。
あとは僕らが一声かければお皿に好きなだけ切って取り分けてくれる最高のシステムです!
部位に関しての説明はこちら。
赤は品切れではなく『バーベキューなら最高の部位』との事
カジノバ内では特にプライムリブが一番人気。
味付けは全体的に濃いのですが、部位毎に味付けが違うらしく
どれもこれも同じ肉とは思えない深みがありました。
そして、ポークとチキンもあり頂いたのですが、ビーフに比べると比較的マイルドな味付けとなっており日本人にはこちらがあうかもしれません。
……カジノバにはビーフがあいましたがね!
コルコバードの丘
お腹も満たしたところでいつもブラジルを見守っているキリストがいる、コルコバードの丘へ。
観光地なので人がとても多く大混雑でした。
コルコバードの丘はワールドカップの映像でご存知かと思いますが710mの丘の上です。
というわけでキリスト様にあうにはトラムを利用して丘を登ることになります。
トラムからの眺めは最高
丘の入口に到着してからキリスト像まではエレベーター、エスカレーター、階段と道があるのですが迷わず階段に向かいましょう。
浪漫もありますが途中でお土産屋さんがあるのはこちらの道だけです。
そして、なんとか登りきったところには人がギューギュー詰め!!
ようやっと場所をとりキリスト様を撮影したのですが……思った以上に大きい!!
みなさんキリストと同じポーズをとり撮影者は寝そべって撮影……という方法で頑張っておりました。
なんにせよ……とにかく大きく、圧巻!!
カテドラル・デ・サン・セバスチャン
次に向かったのはカテドラル。
カテドラル・メトロポリターナという名でも有名な教会です。
大きな教会と聞いてきたのですが……これは大きすぎる!!!
キリスト様も真っ青のこれ……。
外観。かなりローアングルで撮っています。
中に入ってみるとひんやりと神聖な空気を肌に感じました。
照明は暗く、教会内全体を照らすのは巨大なステンドグラスから差し込む光だけです。
……とても綺麗で見上げていたら首がいたくなってしまいました。
RJとぴぃ~はコルコバードで学んだ撮影方法を駆使しております。
超巨大なステンドグラス。絵というよりは模様に近いです。
PS3のキャサリンやジョジョの岸部露伴先生のエピソードにも出てくる懺悔室です。
有名なものは神父様と懺悔する人別々に入るタイプですが
この場合は神父様が中で外から懺悔する感じでしょうか?
ちなみに懺悔しやすいようにお互いのプライバシーは守られます(お互いの顔が見えない)
ここでもまたキリストへ今回の旅が無事成功するよう祈りをささげて我々はホテルへ戻ったのである。
コパカバーナ・ビ-チ
ホテルは「コパカバーナ・ビ-チ」の通り沿いの
「Rio Othon Palace Hotel」(リオ オットン パレス ホテル)。
部屋からコパカバーナ・ビ-チがすごく綺麗に観る事が出来る。
ホテルはやはりランクが高いところです。
隊長はお宿選びに妥協しないので安定していいところです。
何よりいいのはホテルの客に対してはフリーWiFiが用意されていることでしょう。
LINEもできれば無料通話も利用できるので出費を最低限に抑えることができます。
さて、荷物を置いて次はブラジルのお土産屋さん巡り!
ブラジルではどんなものが置いてあるかをクララさんに聞いてみると
クララ「日本でも人気のサンダル屋さんがこのホテルの近くにありますよ。
今風でおしゃれなビーチサンダルです」
というので早速突撃!
havaianas
外へ出てホテルの裏に向かうとお店がいくつかあり、
クララさんオススメのサンダル屋さんはそこにありました。
シャッターが閉まっている状態で。
クララ「あっちゃー!今日は早く閉める日だったみたいです!」
カジノバ「クララさん!ひどいっすよー!」
クララ「まってまって!あたしのメンツはまる潰れよ。説得します!」
シャッターの下のわずかな隙間から説得がはじまる。
クララ「あけて!皆の好きな日本人がきてるんだよ!
たくさん買ってくれるってば!嘘じゃないよ本当だよ!」
???「でももう閉めたし帰る気分になっちゃってるし。。。絶対買ってくれるの?1人1足買わなきゃ開けないよ!!」
クララ「みなさん。覚悟を決めてください。開けたら最後……1人1足買う事になります」
ぺぃ「あたりまえっすよ!早く開けてください」
隊長「空けてくれー!」
RJ「はろー!!」
ぴぃ「てやんでい!!」
そして、遂に開くシャッター!
自然と拍手がおきる。
お店の名前はhavaianas、、、って。
ぴぃ「超有名どころじゃないっすか!」
隊長「でも日本で買ったらちょい高いって噂だよ!」
ぺぃ「いっぱい買いましょう!」
いざ、買い物を始めるとビーチサンダル自体がお手頃な値段というのもあり、
全員で20個くらい買ってしまいました。
その時、ブラジルの太陽のようなアツい視線に気づくぴぃ~。
ぴぃ~は『やっべ。また、ほれられちゃったか。まいったぜ』とばかりにドヤってます。
ところが店員さんはぴぃの髪を指さして
店員(ブラジル人女性)「シャピーニャ!」
ぴぃ~「しゃっぴーな??」
クララ「ストパーみたいなことしてますか?彼女たちは天然パーマだからアイロンかけているんですよ」
とのことで、
ぴぃ「違うよ。なにもしてないよ!なんならシャンプーをLUXスーパーリッチに変えたくらいで。。。」
ぺぃ「シャピーニャ!」
まわりの店員たちも面白がって、、、
店員たち(ブラジル人女性)「シャピーニャ!!」
ぴぃ「うるせーにゃ!」
その後わざわざ日本語を調べてくれて、
ジュリアンヌ「コンニチハ~ワタシハ~ジュリアンヌデ~ス」
ぴぃ~「どうも、ぴぃ~です」
ぺぃ「どうも、ぺぃです」
ぴぃ~・ぺぃ「二人合わせてカジノバです」
ジュリアンネ「ヘヘヘ……スイマセン。サッキハソンナツモリハアリマセン……」
と、笑顔で話しかけて来てくれたので仲良くなり、写真も一緒に撮ってきました!
ラテンの太陽のような明るさで向かい入れてくれて
(一瞬店のシャッターを閉じていましたが……)
元気いっぱい笑顔をくれるhavaianasにぜひお立ち寄りください。
夕食はイタリアン
夕食はホテルのそばのイタリアンです。
ビーチを眺めながらのディナーなんてしゃれていませんか?
サラダにパスタにピザなどを注文し、早速口にはこぶ。
ブッハ・・・ッ!?
なんでこんなに味付けが?!
正直どれも口に合わなくて、特にサラダはほとんど残してしまいました・・・。
サラダにはやしの木のスライスが入っており、これは食べられたものではなかったです。。。
ここはRJのカードでお支払いを済ませ、ちょっとだけビーチを覗いてホテルへ戻りました。
部屋に戻り布団に飛び込むなり、遂に南米ツアーが始まってしまったという実感が湧き、
ここから一週間日本に残したみんなの笑顔を見ることができないことに悲しさを感じ、
ぴぃとぺぃは本日の充実した日程をぼんやりと思い返しながら夢の世界へと誘われていったのである。
RJの夜
夜11時。
急に電話が鳴り始める。ここはRJの部屋。
フロントから「落し物が届いている」と電話。
南米で落としてきたものなんて優しさと真心しかないのだが。。。
RJは文字通り重い身体を起こしてフロントへ向かった。
そこには女性のブラジル人親子がいました。
ホテルマン「このクレジットカードはあなたのものですか?」
RJ「え!?はい。私のものです。」
ホテルマン「こちらの親子が届けてくれました。」
RJ「なんと、あげられるものは優しさと真心しかないのですが...オブリガード!オブリガード!」
たくさんお礼を言いそこをあとにしたRJ。
ブラジルは治安が悪いと聞いておりぴぃ~は一眼レフカメラを首にかけることに対して
ぴぃ~「ラテン系のタフガイに首ごと持ってかれちまいますよ!」
とおびえていたくらいだがどうだろう。
蓋を開けてみればびっくりおったまげのぶったまげ。
実際に体験してみるとどうやら違うみたいです。
こんなに心が綺麗な人たちもいるじゃないか。
クレジットカードをなくしたなんてことが隊長にばれた日には
バーベキューにされていたことでしょう。
冷や汗をかきつつも「世の中捨てたもんじゃないな」と思うRJであった。
お遍路の御加護が早くも出たのでしょうか。
この先の出来事に期待しつつ床につくカジノバであった
次回もお楽しみに!