第9回 新秋カジノスペシャル in LasVegas~後半から最終日は『金ならある』~
8日目後編。今は24時。
夜行性のカジノバが最も活発に動き出す時間です。
我々は自分の出せる力全てをここで出し切る・・。
手元にある小額のドル札なんて日本にもって帰る気はありません。
夢はビッグマネーのぴぃ~が今回もコラムを担当致します。
というわけで$5コーナー付近でブラブラしている我らカジノバ。
それぞれ好き勝手な事をしています最終夜を楽しんでいたのである。
メガネ隊員「ぴぃ~、ちょっとこっち来て!」
ぴぃ~「・・・はいはい、なんすか?」
メガネ隊員はスロットにはあまり手を付けず変わった台ばかりを選びます。
行ってみると『KINO(キノ)』をやっていました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66 67 68 69 70
71 72 73 74 75 76 77 78 79 80
『KINO』は80個の数字の中から1~10個程度の数字を選んで、
20回の抽選で選んだ数字が出たら当たり(選んだ個数によっては複数当選しないと当たりではない場合もあり)というゲーム。
簡単に言うと数字当てゲームです。
メガネ隊員「$10出してあげるから数字を選んでよ!」
ぴぃ~「わっかりました!・・えっと・・誕生日と、好きな数字と・・」
最大個数まで選んでスタート!!
結果、何個かは当たるのですが最大個数を選んでしまうと
複数の数字が当たった所で1クレジットしか当たらないので負けてしまいます・・。
もう一度やって、また負け。
メガネ隊員「ぴぃ~、ほらっ、$10だしなよ。さっき俺が出したんだから」
ぴぃ~「嫌っすよ。やりたくないし。さっきは『やれ』って言ったじゃないですか」
メガネ隊員「仕方がないなぁ・・もう一度出してあげるよ」
ぴぃ~「(『してあげる』って・・女の子の嫌いな言葉No.1やで)」
さてこんな感じでやっているとある事に気づきました!!
ぴぃ~「さっきから当選番号かたまってません?」
メガネ隊員「あっ!ほんとだ!・・ほらっ、やるよ!」
『数打ちゃ当たる作戦』から『カタマリ作戦』に変更です。
さっそく80個の中から2個を連番で選びます。
(例:22、23)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66 67 68 69 70
71 72 73 74 75 76 77 78 79 80
こんな感じで選ぶ。
するとッ!当選!
メガネ&ぴぃ~「よっしゃ!」
もぅ一度ッ!!当選!
メガネ「やったやった!」
ぴぃ~「パターン入った!」
そしてッ!!当選!
メガネ&ぴぃ~「いぇー(ハイタッチ)」
結果的に30ドルくらいに増えました!
ん・・これは時間つぶしにしかならない。
ぴぃ~「・・こんなことやってられるか!」
メガネ「えぇぇーっ?!」
小銭が欲しくてこの地にきたのではないのです!
というわけで『KINO』をやめて隊長のスロットの様子をうかがう事に。
QuickHit
隊長を探しにいくとすぐ裏側に居ました。
隊長の遊んでいたのは『QuickHit』。
クイックヒットというゲーム性はいろんな台で採用されています。
(前回の『GREESE』も採用しています)
リール上にQuickHitの対応絵柄がn個出現したらn枚の払い出しというとても簡単な仕様。
もちろんQuickHitの対応絵柄が多ければ多い程獲得枚数が増えます。
隊長が遊んでいたのはその種類のハイレートのマルチライン。
1回転で$12.5が飛んでいくような台なので僕らがおいそれと手を出しちゃいけない台です。
隊長「なかなかボーナスがこないんだよ!壊れてんじゃないの?!」
まぁそういいたくなるのもわかりますわい。
しばらく見ているとようやっと『QuickHit』のボーナスが来ました。
250Credit×8=2000Creditです。
さらに1Credit=10セントなので2000Credit=20000セント=$200!まぁまぁデカイ!
そうなんです、マルチラインの台は当たってから頭で計算して、
実際の金額になおして結構でかい事に気づいて「いやっほう」とタイムリーに喜ぶパターンが多くなりがち。
何が起きたのかよくわからないっていう。
これには隊長も大満足。
隊員達を引き連れて$5コーナー内部に軍を進めることに。
というわけで我々も内部に潜入。
ハイレートコーナー内部
ハイレートコーナーはQuickHitの裏側一帯。
我々の主戦場となることが多い場所です。
客室エレベータからカジノに向かってすぐ左手、
$10台が通路付近、さらに奥が$5台の振り分けです。
そこにはパリス・ヒルトンみたいなセレブの若い女の子や、
ジローラモのような伊達男、金持ちのじいさんばあさん達がいます。
セレブのお嬢さん達は丸一日資金力に物を言わせて$10台を打っています。
明らかに数万ドルは使う事になると思うのですが・・たぶん油田とか持ってるんでしょうね・・。
(カジノに頼むと台を予約できるらしく、このお嬢さん達の台は今回の旅で空く事はありませんでした)
隊長はさっそく$5台を実戦。
すると一列前の島一帯がJackpotを引くという珍しい現象が。
ぴぃ~「隊長!見てくださいよ!まるでやらせのような現象が・・!」
隊長「ほんとうだ!!」
その後、隊長が・・ジャックポットです!!
隊長「穫ったど~!」
ぴぃ~「あっ!てことはこの列が・・!」
RJ「穫ったど~!」
ぴぃ~(この流れは・・行くしかない・・!!ぺぃっ・・!!)
僕はぺぃにアイコンタクトを送った。
ぺぃ(トイレか?さっさと行ってこいや)
ぴぃ~(ばかやろう。『ピンク』だよ!)
ぺぃ(あっ!)
二人は$5コーナーの外れ、『PinkDiamond』まで走るのであった。
PinkDiamond
ぴぃ~(きた!誰もいない!)
ぺぃと目が合う。
ぴぃ~「俺は今回・・初日から負け続けで運も伴わなかった・・ここはお前だろ?」
ぺぃ「バカ言えよ!お前が打てって」
ぴぃ~「いざという時いつもヘマをしちまう俺よりお前だろ?安心しろって。まだ、こっちにも$100あるんだぜ?」
ぺぃ「お前・・・。」
ぴぃ~「『時は来た。それだけだ』」
ぺぃも観念したらしくPinkDiamondに座る。
ぺぃ「・・『$100もってPinkDiamond打たない馬鹿がいるかよ!!』」
ザッシャッ!
勢い良くGoldCardを突っ込む。
ぺぃには前回預けた$100がありました・・・。
~~~ 回想 ~~~
ぴぃ~「・・$100貸しとくわ。『最後の切り札』にしてくれ」
ぴぃ~『これでお互い$100、$100になっちまったな・・』
~~~~~~~~~
・・ぴぃ~が『もういっか』と人知れず$100を別の台で使い切っていたのは言わない約束・・。
そんな事、今はどうでもいい。この男に言う必要もない。墓場まで持っていこう。
この男が$100持ってるという事実に変わりはありません。
泣いても笑っても彼にとっては最後の戦いとなるでしょう・・。
『その$100でラストだよ』なんて口が裂けても言えない。
周りにはカジノバ隊員が集まってきました。
そして、ふと気づくと前任者がレートを変えていたのか1BET、$10になっていたのに気づきました。
ぴぃ~「おい、レートが$10になってるぞ!;$5に戻せ」
ABE「いやいや、そこは$10でしょ~。男ならココでバシッと決めるんだって!」
ぴぃ~「それだと残り$100が一瞬で消えちゃいますよ。ここはじっくり行くべきですわ」
と$5に変更するぴぃ~。
ABE「びびっちゃってるんですか?やっぱりこうじゃないと・・」
すかさず$10に直すABE。
ぴぃ~「いい加減にしてくださいよ!$10なんて普通やらないし、回数こなせなくなっちゃいますって!」
ぺぃ「そっすよ~。$10じゃ一瞬だもんなー」
だろぉ~?と言いながら直すぴぃ~。
ぺぃ「・・・行くぜ・・?」
ぴぃ~「おう!いったれ!」
ぺぃ「まずはBETを3回押して(※)・・・」
(※PinkDiamondはMAX3BET)
ぺぃ「そして、レバーを引くわけだ・・オラぁ!!」
ガッシャン!
その瞬間を今でも覚えている。
サクっサクっサクっ
軽い音と共に絵柄が揃ったもんだから「チョロ当たりか。」程度の雰囲気。
まさか、お座り一発でジャックポットを引いてしまうとは夢にも思いませんでした。
ぺぃ「え!!・・240枚・・・ってことはあれ?」
ABE「240×5は・・・$1200だ!」
ぺぃ「ってことは・・・や、やった・・・やった!!やったぁッ!!!」
ぴぃ~(・・やべ、$10で回す流れだった。ごまかすしかない・・ッ!!)
ぴぃ~「やったな!!Jackpotや!!」
ABE「あれ。てことはぴぃ~さん。$10でまわしてれば$2400・・」
ぴぃ~「やりましたね!ABEさん」
ABE「お、おぉ・・」
ぺぃ「流れ的にぴぃ~がサインすることになるかと思っていたけど・・やったぁ!!」
ぴぃ~「(もうオケラだから俺がサインする番は無いんだけど・・)よかったな」
ぺぃは大喜びでスタッフを呼びサラサラとサインをして見事$1200をゲット!!
いやぁ~よかったよかった!
全て僕のおかげだ・・$100を貸して、アイコンタクトをして、台に座らせて・・。
ナイスアシスト賞として$1000はもらいたいところ・・・。
この後このエピソードは死ぬまで語り継がれるに違いない。。。
さて・・$1200はすぐ打ち込んでしまいそうなぺぃに持たせるのは危ない・・。
そう判断したぴぃ~が$800を預かる事に。
これもぴぃ~のナイスアシストであった。
残りの$400はもちろん飲まれてしまったのである・・。
ブランドショップに駆け込んですぐに物に買えようとするぴぃ~。
ところが・・もうこの時間にお店がやっているわけがありません・・。
この時間のお金の使い道はカジノかナイトクラブかレストランしかありません。
ぺぃは『もう$800なんていいだろ』というのでさらに$200渡してしまい結局$600をすってしまうぺぃ。
出すのも一瞬。減らすのも一瞬。
常に1手先を読んでおかないとカジノでは痛い目をみるのである。
そんなこんなでようやっと朝4時30分。
隊長が腹が減ったというので我々は早めの朝食へ・・
ところ変わってベラージオカフェ。隊長達とも今日の出来事で盛り上がる。
最後の晩餐という事で今回の旅を振り返りながらリブアイステーキ、大量のパスタ、ビッグサイズのバーガーを食らい、
この日はもうタイムアップ。
明日の昼には空港に行く必要もあるため早め(?)に寝る事になったのである。。。
これでなんとかお金を使わない方向に持っていけたということになるわけですね。
別れの朝
最終日、朝7時。
長かったラスベガスともお別れです。。。
僕は前々回$2000、前回$3000(?)、今回$2800とうろ覚えではありますが、$8000も貯金してしまいました。
いつかこの貯金をおろしにこなければいけないですね・・
それはまたいつになるのか・・・もしかしたら遠い未来の事になるかもしれません
ラスベガスになんてそうそういけるところではありません
でも、僕はきっとまた・・ラスベガスに来ると思いますよ・・?
その時はまたこのコラムを担当できれば光栄です
『新秋カジノスペシャル in LasVegas』はこれにて閉幕・・
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました
・・・
・・・ガチャ・・・
ぺぃ「おい。俺の$600を持ってどこいくんど」
ぴぃ~「・・えッ?!起きてた?!・・た、タバコやで?!ヴィトンに行くつもりなんてないがなッ!」
ぺぃ「・・ん、疑ってすまん。んじゃ俺も行くし。お土産買わないと。」
ということでお風呂、帰り支度をして買い物に行く事に。
お土産を買いに
$600の使い道はお土産になりました。
隣のシーザースパレスまで行かなければいけません。。。
目指すはアバクロ。現在11時、集合時間は12時・・。
これはギリギリだ!
走ってアバクロに行きTシャツやらなんやらを大量購入。
支払いはクレジットカードでOK!
ベラージオに戻って財布を見ると$600。
ぴぃ~「ええっ!!ドルが消えてないぜ!!」
ぺぃ「なにっ!$600で買い物に行って・・買って帰ってきて・・サイフには$600あるって、ええっ!・・手品やないかっ!」
ぴぃ~「バカ!魔法のカードを使っただけよ!!」
ぺぃ「なんてこった!」
ぴぃ~「こんな『おもちゃ券』を持って日本に帰って何になるんだよ・・」
ぺぃ「そうだな・・おい!あれを見ろ」
HIGH LIMIT
ぴぃ~「ば、バーロー!!・・・・やるか・・?」
ぺぃ「当たり前だろっ!!金ならあるッ!!」
・・・5分後・・・
ちーん
この日・・HIGH LIMITコーナーから半べそで出てきた東洋人2人組がいたとかいないとか。
グッバイ・ラスベガス
12時。ベラージオロビーにカジノバは集結。
10年後くらいにこの地に戻ってくる事を誓い・・・
僕らは日本に向けて飛び立った・・。
ぴぃ~「楽しかったぜ。グッバイ・ラスベガス・・」
ぺぃ「二度とくる事はないな・・」
ぴぃ~「当たり前だし。いくらあっても足りないッつの。誰が行くかよ。」
隊長「そういえばぺぃ、$600はどうしたの?」
RJ「彼女へのお土産にでもなったか?」
ぺぃ「えっ?!・・あ、あのぉ~、えっと、その、、、」
ぴぃ~「・・HIGH LIMITの$25台で・・・」
隊長&RJ「ばっっっっかも~んッッ!!!すぐに取り返しにいくぞっ!!!」
ぴぃ~&ぺぃ「ええええぇぇぇぇーっっ!」
『新秋カジノスペシャル in LasVegas』完
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。
夜行性のカジノバが最も活発に動き出す時間です。
我々は自分の出せる力全てをここで出し切る・・。
手元にある小額のドル札なんて日本にもって帰る気はありません。
夢はビッグマネーのぴぃ~が今回もコラムを担当致します。
というわけで$5コーナー付近でブラブラしている我らカジノバ。
それぞれ好き勝手な事をしています最終夜を楽しんでいたのである。
メガネ隊員「ぴぃ~、ちょっとこっち来て!」
ぴぃ~「・・・はいはい、なんすか?」
メガネ隊員はスロットにはあまり手を付けず変わった台ばかりを選びます。
行ってみると『KINO(キノ)』をやっていました。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66 67 68 69 70
71 72 73 74 75 76 77 78 79 80
『KINO』は80個の数字の中から1~10個程度の数字を選んで、
20回の抽選で選んだ数字が出たら当たり(選んだ個数によっては複数当選しないと当たりではない場合もあり)というゲーム。
簡単に言うと数字当てゲームです。
メガネ隊員「$10出してあげるから数字を選んでよ!」
ぴぃ~「わっかりました!・・えっと・・誕生日と、好きな数字と・・」
最大個数まで選んでスタート!!
結果、何個かは当たるのですが最大個数を選んでしまうと
複数の数字が当たった所で1クレジットしか当たらないので負けてしまいます・・。
もう一度やって、また負け。
メガネ隊員「ぴぃ~、ほらっ、$10だしなよ。さっき俺が出したんだから」
ぴぃ~「嫌っすよ。やりたくないし。さっきは『やれ』って言ったじゃないですか」
メガネ隊員「仕方がないなぁ・・もう一度出してあげるよ」
ぴぃ~「(『してあげる』って・・女の子の嫌いな言葉No.1やで)」
さてこんな感じでやっているとある事に気づきました!!
ぴぃ~「さっきから当選番号かたまってません?」
メガネ隊員「あっ!ほんとだ!・・ほらっ、やるよ!」
『数打ちゃ当たる作戦』から『カタマリ作戦』に変更です。
さっそく80個の中から2個を連番で選びます。
(例:22、23)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
41 42 43 44 45 46 47 48 49 50
51 52 53 54 55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66 67 68 69 70
71 72 73 74 75 76 77 78 79 80
こんな感じで選ぶ。
するとッ!当選!
メガネ&ぴぃ~「よっしゃ!」
もぅ一度ッ!!当選!
メガネ「やったやった!」
ぴぃ~「パターン入った!」
そしてッ!!当選!
メガネ&ぴぃ~「いぇー(ハイタッチ)」
結果的に30ドルくらいに増えました!
ん・・これは時間つぶしにしかならない。
ぴぃ~「・・こんなことやってられるか!」
メガネ「えぇぇーっ?!」
小銭が欲しくてこの地にきたのではないのです!
というわけで『KINO』をやめて隊長のスロットの様子をうかがう事に。
QuickHit
隊長を探しにいくとすぐ裏側に居ました。
隊長の遊んでいたのは『QuickHit』。
クイックヒットというゲーム性はいろんな台で採用されています。
(前回の『GREESE』も採用しています)
リール上にQuickHitの対応絵柄がn個出現したらn枚の払い出しというとても簡単な仕様。
もちろんQuickHitの対応絵柄が多ければ多い程獲得枚数が増えます。
隊長が遊んでいたのはその種類のハイレートのマルチライン。
1回転で$12.5が飛んでいくような台なので僕らがおいそれと手を出しちゃいけない台です。
隊長「なかなかボーナスがこないんだよ!壊れてんじゃないの?!」
まぁそういいたくなるのもわかりますわい。
しばらく見ているとようやっと『QuickHit』のボーナスが来ました。

250Credit×8=2000Creditです。
さらに1Credit=10セントなので2000Credit=20000セント=$200!まぁまぁデカイ!
そうなんです、マルチラインの台は当たってから頭で計算して、
実際の金額になおして結構でかい事に気づいて「いやっほう」とタイムリーに喜ぶパターンが多くなりがち。
何が起きたのかよくわからないっていう。
これには隊長も大満足。
隊員達を引き連れて$5コーナー内部に軍を進めることに。
というわけで我々も内部に潜入。
ハイレートコーナー内部
ハイレートコーナーはQuickHitの裏側一帯。
我々の主戦場となることが多い場所です。
客室エレベータからカジノに向かってすぐ左手、
$10台が通路付近、さらに奥が$5台の振り分けです。
そこにはパリス・ヒルトンみたいなセレブの若い女の子や、
ジローラモのような伊達男、金持ちのじいさんばあさん達がいます。
セレブのお嬢さん達は丸一日資金力に物を言わせて$10台を打っています。
明らかに数万ドルは使う事になると思うのですが・・たぶん油田とか持ってるんでしょうね・・。
(カジノに頼むと台を予約できるらしく、このお嬢さん達の台は今回の旅で空く事はありませんでした)
隊長はさっそく$5台を実戦。
すると一列前の島一帯がJackpotを引くという珍しい現象が。
ぴぃ~「隊長!見てくださいよ!まるでやらせのような現象が・・!」
隊長「ほんとうだ!!」
その後、隊長が・・ジャックポットです!!
隊長「穫ったど~!」
ぴぃ~「あっ!てことはこの列が・・!」
RJ「穫ったど~!」
ぴぃ~(この流れは・・行くしかない・・!!ぺぃっ・・!!)
僕はぺぃにアイコンタクトを送った。
ぺぃ(トイレか?さっさと行ってこいや)
ぴぃ~(ばかやろう。『ピンク』だよ!)
ぺぃ(あっ!)
二人は$5コーナーの外れ、『PinkDiamond』まで走るのであった。
PinkDiamond
ぴぃ~(きた!誰もいない!)
ぺぃと目が合う。
ぴぃ~「俺は今回・・初日から負け続けで運も伴わなかった・・ここはお前だろ?」
ぺぃ「バカ言えよ!お前が打てって」
ぴぃ~「いざという時いつもヘマをしちまう俺よりお前だろ?安心しろって。まだ、こっちにも$100あるんだぜ?」
ぺぃ「お前・・・。」
ぴぃ~「『時は来た。それだけだ』」
ぺぃも観念したらしくPinkDiamondに座る。
ぺぃ「・・『$100もってPinkDiamond打たない馬鹿がいるかよ!!』」
ザッシャッ!
勢い良くGoldCardを突っ込む。
ぺぃには前回預けた$100がありました・・・。
~~~ 回想 ~~~
ぴぃ~「・・$100貸しとくわ。『最後の切り札』にしてくれ」
ぴぃ~『これでお互い$100、$100になっちまったな・・』
~~~~~~~~~
・・ぴぃ~が『もういっか』と人知れず$100を別の台で使い切っていたのは言わない約束・・。
そんな事、今はどうでもいい。この男に言う必要もない。墓場まで持っていこう。
この男が$100持ってるという事実に変わりはありません。
泣いても笑っても彼にとっては最後の戦いとなるでしょう・・。
『その$100でラストだよ』なんて口が裂けても言えない。
周りにはカジノバ隊員が集まってきました。
そして、ふと気づくと前任者がレートを変えていたのか1BET、$10になっていたのに気づきました。
ぴぃ~「おい、レートが$10になってるぞ!;$5に戻せ」
ABE「いやいや、そこは$10でしょ~。男ならココでバシッと決めるんだって!」
ぴぃ~「それだと残り$100が一瞬で消えちゃいますよ。ここはじっくり行くべきですわ」
と$5に変更するぴぃ~。
ABE「びびっちゃってるんですか?やっぱりこうじゃないと・・」
すかさず$10に直すABE。
ぴぃ~「いい加減にしてくださいよ!$10なんて普通やらないし、回数こなせなくなっちゃいますって!」
ぺぃ「そっすよ~。$10じゃ一瞬だもんなー」
だろぉ~?と言いながら直すぴぃ~。
ぺぃ「・・・行くぜ・・?」
ぴぃ~「おう!いったれ!」
ぺぃ「まずはBETを3回押して(※)・・・」
(※PinkDiamondはMAX3BET)
ぺぃ「そして、レバーを引くわけだ・・オラぁ!!」
ガッシャン!
その瞬間を今でも覚えている。
サクっサクっサクっ

軽い音と共に絵柄が揃ったもんだから「チョロ当たりか。」程度の雰囲気。
まさか、お座り一発でジャックポットを引いてしまうとは夢にも思いませんでした。
ぺぃ「え!!・・240枚・・・ってことはあれ?」
ABE「240×5は・・・$1200だ!」
ぺぃ「ってことは・・・や、やった・・・やった!!やったぁッ!!!」
ぴぃ~(・・やべ、$10で回す流れだった。ごまかすしかない・・ッ!!)
ぴぃ~「やったな!!Jackpotや!!」
ABE「あれ。てことはぴぃ~さん。$10でまわしてれば$2400・・」
ぴぃ~「やりましたね!ABEさん」
ABE「お、おぉ・・」
ぺぃ「流れ的にぴぃ~がサインすることになるかと思っていたけど・・やったぁ!!」
ぴぃ~「(もうオケラだから俺がサインする番は無いんだけど・・)よかったな」
ぺぃは大喜びでスタッフを呼びサラサラとサインをして見事$1200をゲット!!
いやぁ~よかったよかった!
全て僕のおかげだ・・$100を貸して、アイコンタクトをして、台に座らせて・・。
ナイスアシスト賞として$1000はもらいたいところ・・・。
この後このエピソードは死ぬまで語り継がれるに違いない。。。
さて・・$1200はすぐ打ち込んでしまいそうなぺぃに持たせるのは危ない・・。
そう判断したぴぃ~が$800を預かる事に。
これもぴぃ~のナイスアシストであった。
残りの$400はもちろん飲まれてしまったのである・・。


ブランドショップに駆け込んですぐに物に買えようとするぴぃ~。
ところが・・もうこの時間にお店がやっているわけがありません・・。
この時間のお金の使い道はカジノかナイトクラブかレストランしかありません。
ぺぃは『もう$800なんていいだろ』というのでさらに$200渡してしまい結局$600をすってしまうぺぃ。
出すのも一瞬。減らすのも一瞬。
常に1手先を読んでおかないとカジノでは痛い目をみるのである。
そんなこんなでようやっと朝4時30分。
隊長が腹が減ったというので我々は早めの朝食へ・・

ところ変わってベラージオカフェ。隊長達とも今日の出来事で盛り上がる。
最後の晩餐という事で今回の旅を振り返りながらリブアイステーキ、大量のパスタ、ビッグサイズのバーガーを食らい、
この日はもうタイムアップ。
明日の昼には空港に行く必要もあるため早め(?)に寝る事になったのである。。。
これでなんとかお金を使わない方向に持っていけたということになるわけですね。
別れの朝

最終日、朝7時。
長かったラスベガスともお別れです。。。
僕は前々回$2000、前回$3000(?)、今回$2800とうろ覚えではありますが、$8000も貯金してしまいました。
いつかこの貯金をおろしにこなければいけないですね・・
それはまたいつになるのか・・・もしかしたら遠い未来の事になるかもしれません
ラスベガスになんてそうそういけるところではありません
でも、僕はきっとまた・・ラスベガスに来ると思いますよ・・?
その時はまたこのコラムを担当できれば光栄です
『新秋カジノスペシャル in LasVegas』はこれにて閉幕・・
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました
・・・

・・・ガチャ・・・
ぺぃ「おい。俺の$600を持ってどこいくんど」
ぴぃ~「・・えッ?!起きてた?!・・た、タバコやで?!ヴィトンに行くつもりなんてないがなッ!」
ぺぃ「・・ん、疑ってすまん。んじゃ俺も行くし。お土産買わないと。」
ということでお風呂、帰り支度をして買い物に行く事に。
お土産を買いに
$600の使い道はお土産になりました。
隣のシーザースパレスまで行かなければいけません。。。
目指すはアバクロ。現在11時、集合時間は12時・・。
これはギリギリだ!
走ってアバクロに行きTシャツやらなんやらを大量購入。
支払いはクレジットカードでOK!
ベラージオに戻って財布を見ると$600。
ぴぃ~「ええっ!!ドルが消えてないぜ!!」
ぺぃ「なにっ!$600で買い物に行って・・買って帰ってきて・・サイフには$600あるって、ええっ!・・手品やないかっ!」
ぴぃ~「バカ!魔法のカードを使っただけよ!!」
ぺぃ「なんてこった!」
ぴぃ~「こんな『おもちゃ券』を持って日本に帰って何になるんだよ・・」
ぺぃ「そうだな・・おい!あれを見ろ」
HIGH LIMIT
ぴぃ~「ば、バーロー!!・・・・やるか・・?」
ぺぃ「当たり前だろっ!!金ならあるッ!!」
・・・5分後・・・
ちーん
この日・・HIGH LIMITコーナーから半べそで出てきた東洋人2人組がいたとかいないとか。
グッバイ・ラスベガス
12時。ベラージオロビーにカジノバは集結。
10年後くらいにこの地に戻ってくる事を誓い・・・
僕らは日本に向けて飛び立った・・。
ぴぃ~「楽しかったぜ。グッバイ・ラスベガス・・」
ぺぃ「二度とくる事はないな・・」
ぴぃ~「当たり前だし。いくらあっても足りないッつの。誰が行くかよ。」
隊長「そういえばぺぃ、$600はどうしたの?」
RJ「彼女へのお土産にでもなったか?」
ぺぃ「えっ?!・・あ、あのぉ~、えっと、その、、、」
ぴぃ~「・・HIGH LIMITの$25台で・・・」
隊長&RJ「ばっっっっかも~んッッ!!!すぐに取り返しにいくぞっ!!!」
ぴぃ~&ぺぃ「ええええぇぇぇぇーっっ!」
『新秋カジノスペシャル in LasVegas』完
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。