第8回 新秋カジノスペシャル in LasVegas~前半はお札の魔術師~

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8日目、ベラージオのバフェにて夕飯。

只今の時間は19時・・今までずっと寝ていたとは口が裂けても言えない。

そんなぴぃ~が今回もコラムをお届け致します。



さて、というわけでベラージオのバフェ。とても人気で御飯時になるとあっという間に行列ができてしまいます。

基本的には早めに向かって並ぶのが良いのですが我々はVIPカジノバ。

ブラックカードやらプラチナカードやらゴールドカードやらをちらつかせると優先的に入る事ができるのです。

ディ○ニーランドでいうファストパスみたいな感じです。





席を取ったら試合開始。

取り放題なので下手に腹を一杯にしてはいけない・・下見はかかせません。

今回は既に一度見に来ているので何がどこにあるかは全てショウチノスケ。

そして、僕のターゲットは肉とカニとデザート。

というわけで一番近いカニを手始めに2種類1本ずつ皿にのせたところで隊長と遭遇。

・・嫌な予感がします・・・出来ればうまくかわしたい所・・。

隊長「ぴぃ~!見て見て!これがあの美味しくて有名なカニですよ!」

かわせるわけがありませんでした。

ぴぃ~「あっ・・えーと・・隊長。もう、たっぷり皿にのせておりますよ。」

隊長「あれぇ、それだけ?!もっと食べなさいよ!!」

ドサドサッと皿にどえらい量のカニをのせられてしまいました。

これはもう目も当てられない・・戻すわけにもいかないし今夜はカニパーティーだ・・。



カニは食べるのも大変なのでこの量をいってしまったらもう・・

お寿司とかデザートとかいきたかったけれどもう流石にギブアップ・・。

甘くて美味しそうなデザートたちを諦めてぼちぼち夜の実戦開始です。





最後の実戦開始!




さて、この日はバフェから出て即実戦開始だったのでいつもの$5コーナーとは違う位置からのスタート。

この付近で気になる台と言えばもちろん・・・Mega Bucks・・・。

6台しかないのですが4台はカジノバが占領、2台は先客が調子良く出しています。

ちなみに僕はあぶれた側なのでちょっと観戦モード。



しばらくして。。。


隊長がなにやら面白いものを見つけたようです。

隊長「ぴぃ~や。これをご覧。凄く楽しかったし多分ぴぃ~好みの台だよ」



見てみるとそれはスフィンクスのマルチライン『GOLADEN PHARAOH』、新台です

(最近の新台はワイルド目が止まったら8方向のどれか1方にワイルドが並ぶ台が主流なのですぐわかります)

うん、これは確かに僕好みの台です。ボーナスゲームがあると期待感倍増ですもんね。



というわけで隊長と並んで実戦開始。

・・・ところがこれがなかなかボーナスがこない。

多分調子悪い状態。

ボーナスのある台は出る時は頻繁にボーナスが来て出なくなるときはパタッと止まる台が多いです。

(この法則を見つけ出したのは「マカオ凱旋報告」の時)

隊長より先にバシッとボーナスを引けたので+$32ですが即ヤメ。


「しょぼっ!」ってみんなで指差して笑っていたのですが
よくよく考えたら13,200円なんですよね・・

さて、次に見つけたのは『GREESE』。

これも新台でスフィンクスの左隣にありました。

シーザースでは特設コーナーも設置されて赤い車にスロットが埋め込まれたような筐体でしたが、

ここベラージオでは外観をそろえるためか赤い車はなし。



さてさて、実際に打ち始めた所・・・めちゃめちゃでました!!

上で少し触れたボーナスが続く現象が発生!!

なんと短時間で3回もボーナスを引いて$100が$453に!

たいした事はないですがMaxベットが$3の台ならなかなか上出来!


リール上に教科書か、青春白書かアルバムか
よくわからないですが『赤い本』が3つ止まるとボーナスです


2回目のボーナス。
最新マシンなのでボーナスは指をスライドさせてページをめくります


次のボーナスでは下の小さな液晶の車のなかで
どれがクールか聞いてきています


↑からどれか一つをタッチするみたい

1万人に聞いても絶対『これだ』っていうでしょ?!
もちろん『これ』を選びましたさ!
ドルに向かって車が走っていくボーナスでした

さて、上機嫌でぺぃのところへ。

ぺぃはMegaBucksをしばいていました。



ぺぃ「いまいちだな」

ぴぃ~「そうかい・・」



ところがどっこい、いきなり大きな当たりが!$300!

ぺぃは大喜びでキャッシュアウト。2人とも勝ち確!



ぴぃ~「(これは俺が来たおかげに違いない・・今最高についてるぞッ・・!)」

ぺぃ「どうした?おい、お土産買い忘れた。チョコレート工場に行こう」

ぴぃ~「あ、うん。いいぜ」



というわけで一旦お土産を買いに戦線離脱。



・・・しばらく後・・・




アイスを食べながらカジノに舞い戻ってきました。

今の僕らはいつもの『金ならある』状態です。

この状態でカジノに来た僕らが今までどうなっているかは御存知でしょうけれど・・見てみましょう。



ぴぃ~「おい。どうすんだ?」

ぺぃ「$5コーナーだな」

ぴぃ~「馬鹿野郎!そんな所に行って何になるッ!!」

ぺぃ「なんど、ビビってんじゃあないッ!」

ぴぃ~「違う、あれを見ろ!」




HIGH LIMIT




ぺぃ「・・行くか。金ならある!」

ぴぃ~「あたぼうよ」













・・・5分後・・・












ちーん










ぴぃ~「何をやってんだ俺らは・・・」

ぺぃ「くそがぁ~・・・」



いつもの流れです・・。

この後隊長にこってりしかられたのは言うまでもありません。



ぴぃ~「あと、いくらや」

ぺぃ「オケラよ」

ぴぃ~「・・$100貸しとくわ。『最後の切り札』にしてくれ」

ぺぃ「もうしばきたくないよ・・」

ぴぃ~「これでお互い$100、$100になっちまったな・・」




お札の魔術師




$5コーナーでこってり隊長にしかられた後、時間はまだ23時。

あっという間にヒマになってあっちにフラフラ、こっちにフラフラ、タバコをぷかぷか、座ってブラブラ・・。



ひまひまのひまです。



そこに一人、今回目立った当たりを引けていないRJが登場。

RJ「見てろ、今からガッツリ増やしてみせる!」

ぴぃ~「まじっすか。僕らのキャッシング枠が増えるのを期待してますよ・・」



そうして、RJは$5コーナーの『Top Dollar』に向かっていったのである。

この台は確かに瞬発力があり、すぐボーナスを引けると$500級の当たりが期待できます。

でも・・そう簡単にいくのでしょうか・・・?



早速、$100を突っ込んで作戦開始。

全く期待もせずぼんやり眺めてから2~3回転。



ペカッた!

(3リール目の有効ラインにお札が止まると絵柄がペカッと光る)



驚きのあまりタバコを落としそうになる。

RJも余りの嬉しさに振り向いてガッツポーズ!

そして、いいオファーが来たので$300程度をTAKE・・なかなかやるじゃない・・。

するとRJはすぐにキャッシュアウト。そして、隣の台に座る。



あ、あの作戦は『ヒット&アウェイ』戦法ッ!


『おすわり一発』とか『カニ歩き』とも言われる日本での打ち方を使うとは・・。

($5コーナーでは金に物を言わせてむりやり出す人が多い気がするbyぴぃ~)

Top Dollarは合計8台が柱を囲むようになっているのですがどこまで続ける気でしょうか・・。




○ ○
○ TOP ○
○ DOLLAR ○
● ○
$5コーナー RJ
□(*'ω'*)
□(-益-#)

●:シバき済、○:シバく予定、□:$5台、(-益-#):ぺぃ、(*'ω'*):ぴぃ~



キャッシュアウトしたバウチャーを1枚握りしめて新しく$100を突っ込んで、

出したらキャッシュアウト



そうして、彼が柱の影に消えて・・・しばらく後・・・。





RJ
● ●
○ TOP ●
○ DOLLAR ●
● ●
$5コーナー
□(*'ω'*)
□(-益-#)

●:シバき済、○:シバく予定、□:$5台、(-益-#):ぺぃ、(*'ω'*):ぴぃ~



奥の柱からまた出てきた頃には数枚のバウチャーを握りしめていました。



ぴぃ~ぺぃ「えっ!!!すごい!!」

RJ「どんなもんだ。これから俺の事を『お札の魔術師』と呼んでくれ」



もうRJは有頂天です!

全部しっかり見てはいないのですがチラと見えた物だけで$800、$500とやたらでかい数字が並んでいました・・。

彼のしばいていった台を追いかけていくと全ての3リール目にお札マークが。

とんでもない男です。侮れません。

負けていられない、、、

ぺぃ「おいおい、どうすんだ」

ぴぃ~「シバけば良かったな・・だが、待つんだ。まだ早い・・」

ぺぃ「何か作戦が・・?」

ぴぃ~「当たり前だのランチクラッカー・・。ヒントは『桃色』や」

ぺぃ「『クローバー』か・・?」

ぴぃ~「ばかやろう」



・・というわけで2人は今までになく慎重かつ冷静な行動を心がけた。

弾丸は後1発ずつ・・やるかやられるかの大勝負。

ただひたすら『野生の勘』をたよりに最高の瞬間を待つのであった・・。



次週、遂に最終回!!お楽しみに!