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トロントってどんな所?
多国籍、映画撮影の街、巨大な地下街
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カジノのページなのでトロントのカジノに関する話しを書いてきたが、最後に、トロントへ来たことのない読者のために街の様子を少し紹介しておきたいと思う。
トロントはカナダ最大の都市で、ナイアガラのアメリカ国境から1時間半ぐらい北に行ったオンタリオ湖畔に広がる。“トロント”とは、昔、先住民インディアンが名づけた地名で「人の集まるところ」という意味らしいが、21世紀の今も世界のさまざまな国から人々が移住し同居している街だ。約170カ国から、100近い民族が集まっている。リトルイタリー、ウクライナ人街、リトルアテネ、中華街、インド人街、ポルトガル人街、韓国人街などをはじめ、エスニックタウンが市内のあちらこちらにあり、各国の食料品店やレストランなどが軒を連ねる。
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碁盤の目のように道が走る市内は、地下鉄、路面電車、バスで網羅されており移動が便利だ。街の中心部にはトロント大学のキャンパスとチャイナタウンが広がる。トロントの夏はけっこう暑いが、冬が約6ヵ月も続くので(零下20℃という日もしばしば)、地下街が発達していて、寒い間は隅々まで暖房がきいている。この地下街は通路だけでも 27キロメートルにわたり、ブティック、ホテル、ショッピングセンター、雑貨屋、レストラン、バー、病院、銀行、スポーツジムなど何でもある。
ハリウッドノースと呼ばれる映画撮影の街であるのもトロントのもう一つの姿だ。ハリウッド映画をはじめ、年間5000本以上のロケ撮影が市内で行われる。ロケは5月から10月にかけて集中しており、この期間はダウンタウンのあちらこちらにロケセットが設営され、ブティックやレストランでハリウッドスターたちをよく見かける。トロント観光に来る方には、この映画ロケの季節をお勧めする。天気もよく、カフェやレストランの屋外席がいっせいにオープンして、街全体に活気がある。そして、夏はダウンタウンのオンタリオ湖ハーバーから、フェリーで行くナイアガラカジノツアーが出ているので、カジノファンの方は要チェックだ。
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