旅の3日目。本日もダイビングは2ダイブです。朝ご飯をすませて７時半に集合します。



本日の１ダイブ目はTOOPUA（トプア）というダイビングスポットです。
ここではマダラトビエイの群れが見られるスポットですが、マダラトビエイの群れを見ることができるのは滅多にないとのこと。というのもマダラトビエイは非常に警戒心が高いので、少しでも警戒心を立ててしまうと群れは崩れてしまいます。そのためマダラトビエイの群れを見つけたら、マダラトビエイの群れには近寄らず静かに岩場でじっと見ることになります。

MMリッチは昨日のダイビングと違ってカメラを持ってのバックエントリーは緊張しました。船の先にみんな集まったら耳抜きをしっかりしながら潜行していきます。



昨日よりも少し深度が深いところから泳いでいきます。今日も透明度は高いです。



白い砂地の場所を超えると少し岩場が上に反っていて、その場所を超えると一気に底が深い場所になります。目視では確認できませんが奥も崖になっているため、谷のようになっています。崖と崖とのその間は流れの強い通り道になっており、そこにマダラトビエイの群れを含む多くの魚が集まってきます。

一気に深いところに潜行していきますので、ダイブコンピューターを確認しながらBCDに空気を足していき、そして同時に耳抜きもしながら、マダラトビエイの群れを見るポイントまで泳いでいきます。

ポイントに到着した場所が通り道の一番近い岩場の場所だったので潮の流れが少しありました。岩場かあるいは砂でもいいのでしがみついて流されないようにしました。初めて体験する潮の流れが怖かったです…

マダラトビエイの群れを見る態勢がぼちぼち整ったぐらいで、インストラクターの中村さんが持つアクションカメラの自撮り棒が伸びました。中村さんは左側を向いたので同じ方向を向くと、そこにはマダラトビエイの群れが現れました。



ブログをご覧になっている方でもののけ姫をご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか…アシタカがシシ神様を初めて見た場面です。無音になるシーンが数秒続いたのちに次のシーンでシシ神様が現れるという場面があるのですが、まさにあのような感覚にMMリッチはなりました。周囲の音がまったく聞こえない時間が数秒続いたのちマダラトビエイの群れがうっすらと姿を現しました。



マダラトビエイの群れに遭遇するのはかなり珍しいのですが、時間が経つにつれて合流するマダラトビエイが増えていき、遠くのほうから違うマダラトビエイの群れが現れました。



マダラトビエイの群れは大体20分ぐらい観察してエジギットしました。潜行時間はトータルでなんと１時間6分でした！！空気の量もかなり消費していました…バルのエア残量は10barとギリギリで、予想を超える大きい群れの遭遇にコーラルガーデンまで行けませんでした。

船の上で紅茶と美味しいクッキーをいただいて休憩を取った後、２ダイブ目のポイントに向かいました。ダイブポイントはTAPUCANYON（タプーキャニオン）です。ここは今までの場所と違い、外洋になりますが穏やかな場所です。フエダイやカサゴがいます。地形も楽しめて洞窟があります。



1日目のANAUやTOOPUAとは異なり、水中生物の観察が楽しかったです。魚の群れが泳ぎ、サンゴの中や岩陰ををよーく見るとカニやカサゴ、魚が隠れています。カサゴは毒を持つ生物なので刺激しないように観察しました。







中村さんが見つけた両手サイズの貝。MMリッチはバルさんからその貝を渡されたときに思っていた以上の重さに体勢を崩してしまいました…潮の流れもあったので中世浮力を保つのは難しかったです。





水中生物を観た後は地形を楽しむということで洞窟になっているスポットへ泳いでいきました。トンネルのように通り抜ける場所ではなく、陸上であれば雨宿りができるような少し空間がある場所です。中村さんの説明では、その空間の岩裏にはエアポケットがあり、見上げれば水たまりのようなものが天井にたくさんついています。そこは空洞になっていてジャグジーのように泡がたくさんでていく神秘的な瞬間が見られるそうです。早速行ってみましょう！







洞窟の外を出ていき、岩場を全体に見えるところまで下がると…



自然にできたものの神秘さに触れた2ダイブ目でした！2ダイブ目も１時間６分にも及ぶダイビングでした。初めての経験ばかりだったのでホテルに戻った後は気絶したように寝てしまいました。



という隊長の号令と共に、ベッドから這い出てご飯食べに行くことに…
今日はホテルの中華料理屋さんに行くことになりました。朝食会場の横に中華料理屋さんはあります。朝食会場と入口が一緒なのですぐ見つけることができました。