第2回 IAORANA!ボラボラ・タヒチの魅惑の旅~いざ!ダイビング~

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旅の2日目。大きな雨の音で目が覚めたMMリッチです。時差ボケはなく体調はスッキリしていました。さっきの雨が気になって外の様子を確認。5分ぐらいで雨はやみました。やはり島なので、天候は変わりやすいです。

時刻は6時前。いつもならこんな時間に起きることありません。なぜこんなに早く起きるかといいますと…なんと!今回の旅で1日2本のダイビングを4日間、計8本行います…!

実はこのダイビングに向けてダイビングの資格のオープンウォーター(以下、OW)を取りました!OWを取るまでは「水の中で呼吸できるかなあ」「最大深度18mまで泳ぐなんて想像できない」といった、気持ちが足踏みしているような感じでしたが、講習の回数を重ねていくたびに「水の中で呼吸ができる!」「海中生物の写真や動画で収めたい!」「いろんな場所で泳ぎたい!」と思うようになり、すっかり心は海へとジャンプしていました!




ライセンスを取得したCCC、バル、MMリッチ。



ボラボラ島に向かう飛行機ではダイビング用品を預けるときに窓口に認定カードを提出する必要がありました。しかしダイビングをするメンバーであるCCC、バル、MMリッチは旅行の直前に資格を取得したため手元に認定カードがなく、代わりにメールで送られてきたデジタルの仮カード(とはいっても、氏名や認定番号が書かれただけのメール文なのでそれを印刷した紙)を提出しました。

ダイビングの集合時間は7時半。朝食会場は7時スタートでしたが、ほっさんが朝食時間を少し早くできるように交渉していただき、6時40分にゴーカートに乗って朝食会場に向かいました。

朝食は昨日と同じくビュッフェ形式です。会場は開放的な場所で外の景色を見ながら贅沢で優雅に朝食を楽しめます。風も気持ちよく、不快な湿度もありません。今の日本では感じられないとても過ごしやすい気温です。ただし、日差しがとっても強いです…




これからダイブする海を眺めながら朝食をいただきます。





朝はあんまり食べ過ぎないように控えめにしました…



食事を終えて集合場所に向かいます。本日からお世話になるインストラクターの中村さんです。ボラボラ島唯一の日本人インストラクターです。(ヒロダイブボラボラHiRO DiVE BORA BORA)




虹が出てました~!






よろしくお願いいたします!






行ってきまーす!



ダイビング1日目の1本目は、ANAU(アナウ)というダイビングスポットへ。ここでは海の掃除屋と呼ばれる小魚たちがいる場所、クリーニングステーションにマンタがいるのがホットスポットです。他にはカメがいるスポットでもあります。ANAUに着いたら、まずはブリーフィングという潜る前の説明・打ち合わせをします。
ブリーフィングが終わったら、機材を背負ってエントリーします。今回はバックロールエントリーという方法で海に入ります。初めてのバックロールエントリーに緊張しました。




バックエントリー成功!船の先端にあるロープに沿って潜行します。



海の上からも透視度が高いことはわかっていましたが、潜航するとその透視度の高い海の美しさに感動します。OWの海洋講習では精々3~5mでした。今回はなんと30mです。OW認定後の最初のダイビングでこの透視度なので、一気に最高な環境下でダイビングをしていますし、ボラボラ島でダイビングというのも最上級な体験です。なんて恵まれているんだろうとウットリしたいところですが、MMリッチは耳抜きがとても苦手なので、中村さんに耳抜きを指導してもらいながら潜航していきます。

最初は深度3~5mぐらいをゆっくり泳いでいきます。砂は白くて自分の影がでるほど透視度です。浅瀬は体が浮きやすいので中性浮力(浮きも沈みもしない状態のこと)を取ることに集中して泳いでいきます。




透明度抜群!





最初に出会った水中生物はフグ。可愛くてみんな大はしゃぎ。



そして徐々に深度が深くなっていきます。サンゴ礁の上を泳ぐことが増えてきたので、フィンがサンゴ礁に当たらないように気を付けます。サンゴ礁は少しでも損傷すると、回復に数年がかかり、種類によっては死んでしまうので細心の注意が必要です。




鮮やかな魚たちが目の前にたくさん。サンゴに当たらないように気を付けて泳いでいます。



深度が深くなるにつれて体が沈みやすくなるため、BCDという浮力を調整する器材に空気を少しずつ入れていきます。
ここからはサンゴ礁の崖に沿って泳いでいきます。深度は約10mぐらいです。海底は何メートルかわかりませんが、とても深くてずっと下を見ていたら怖いです。体が浮上しない程度に目線を上にあげると、中村さんが「指で指している先を見て」とジェスチャーが。そこにはなんと・・・




ウミガメがいるよ~!!



私達より少し遠くに泳いでいたのでゆっくりと近づいて観察。ファーストダイブでウミガメが見られるなんて嬉しいです!

ここで1本目が終了しました。大体50分近く泳いでいたので、疲れたかなと思いましたが、面白い!楽しい!の気持ちが大きく、興奮状態のまま2本目に入ります。




中村さんによると今日は非常に海のコンディションがいいみたいです。



1本目と同じANAUになります。途中MMリッチは浅瀬での中性浮力が取れずに水面に2回ほど出てしまいました。この浮上はとても危険な行為なので気を付けなければなりません。深いところから急に水面に出るというのは、最悪の場合には肺の破裂を引き起こす可能性がありますし、船の往来が激しいところだと船の接触の可能性もあります。







着底してしばらく泳いでいくとサンゴ礁に当たらないように中性浮力を取ることに集中します。浅瀬から崖に沿って泳ぐまでは下一面サンゴ礁でいっぱいです。中村さんのお話によると、近年は水温が下がらないため多くのサンゴ礁は死んでしまっているとのことです。サンゴを守るためにも中性浮力をマスターしないと!と思いました。







崖を沿って泳いでいるときに先ほどカメを見た場所を見上げると、水面がキラキラしていて綺麗でした。そこから徐々に目線を下にしていくと青色が濃くなっていきます。カメさんいないかなあと思いながら帰る方向に向かっていた時です。




カメさんいたー!



今回はマンタのクリーニングステーションに行けませんでしたが、2ダイブともカメを見ることができました。陸上で海を泳ぐカメを見たことはありましたが、水中で泳ぎながらカメを見るのは初めてだったので嬉しかったです。




海から見たオテマヌ山!とても切り立った山ですね。






リーフ内の浅瀬は与論島のヨロンブルーに似ています。



クタクタになったダイビングメンバー一同をホテルで見守っていた隊長が迎え、さっそく撮影した写真や動画を見せると「いいなぁ~!気持ちよさそう!泳ぎたい!」とチラっチラ!


ほっさん「隊長、プールありますよン!」
隊長「なんと!行こう!!」


海辺とフロントの間くらいにあるプールにさっそく向かうカジノバ一同。日差しが肌に突き刺さりますが、ゴルフで鍛えられた肌でモノともせず隊長は久々のプールに恐る恐る入るが…

ゴボゴボゴ
泳ぎが得意なすっさんとほっさんがスイスイ泳ぐ横でタイタニック並みに沈んでいく隊長。


すがさん「た…隊長!!」
隊長「泳ぎ教えてくれい」





すっさんとほっさんに教えてもらう隊長。自前の水中マスクで潜水潜航です!



そんなこんなで泳ぎを楽しんだカジノバ一同は気持ちいいお昼寝をして、あっという間に夜ごはんの時間になりました。


隊長「腹減った!」
バル「お腹すいたよ」


とぼとぼ適当に歩いているとホテルがある島に上陸した桟橋が日本レストランに隣接していることを思いだした隊長は「二日目だけど日本食、怖いものみたさで食べてみない?」という号令を出し、さっそく向かってみることに。




バナナジュースという何か…





日本なら600円レベルのマグロのお寿司が二貫。1600CFPの1.48倍で2368円。





単品のライスと単品のエビフライと単品のTERIYAKIソースで作った即席天丼。おいしかったぞ!





魚や野菜の天ぷら。普通に食べれますよ!





SUSHIPIZZA!! 文字的に怖かったですが、意外にもこのお店で一番おいしかったです。まじか…



そんなこんなでお高いが意外と美味しかった日本レストランを後にしたカジノバ一同は明日のダイビングに備えて休むのでした~ おやすみ!!




ダイビングの様子をまとめた動画をご紹介♪