第1回 フランス周遊☆カジノバオリジナルツアー~美しきモネの庭とルーアン大聖堂~

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美しきモネの庭とルーアン大聖堂

ほっさん「どぉーんも、RJさん。フランスよろしくお願いしますンネッ。」
RJ「ど、どうも。。。おてやわらかに」
隊長「モネだろ、ベルサイユだろ、ノルマンディだろ、モンサン。。。」
ホラフーキ「ん?? モネ? 何それ? 甘いやつ?」
ワンダー「。。。」
バルザック「いやー楽しみですねー」

今回はほっさんに導かれ、フランスを堪能する旅へと出かけるのでした。
ニュージーランドでもガイド兼通訳をしてくれたほっさん(※)は実はパリ駐在経験ありのボンジュールなお方なのです。
※大自然の中で君と - 1日目 ニュージーランドが生んだ自然
旅の始まり


大韓航空で、成田空港からインチョン経由でパリを目指します。成田からインチョンが約2時間半、インチョンからパリが約11時間のフライトです。
エコノミー席でも足元は広々としたシートで、なかなか快適でした。飲んで食べて寝てあっという間にパリ、シャルルドゴール空港に現地18:30くらいに到着しました。



混ぜ混ぜしてビビンバ!



イカが激辛!!辛いの苦手な人は要注意

まずは空港でレンタカーをピックアップ、そう今回はフランスを車で駆け巡るほっさんオリジナルスペシャルツアーなのです。



今回の旅の相棒

今夜はシャルルドゴール空港から歩いても行けるシェラトンに宿泊です。部屋からは空港も見えますし、なにより近いのが魅力的です。

隊長「さて、腹減ったねぇ」
2時間前に機内食食べたばっかりですが、そこはお約束。シェラトンのレストランで本日何食目なのかわからない夕飯を頂き、明日からの観光に備え、本日は早めの解散となりました。
ほっさんお勧めのオニオングラタンスープ。絶品です。ほっさんお勧めのオニオングラタンスープ。絶品です。 ちょっと歯ごたえが、食べ応えがあるビーフステーキ。ちょっと歯ごたえが、食べ応えがあるビーフステーキ。



ほっさんお勧めのオニオングラタンスープ。絶品です。



ちょっと歯ごたえが、食べ応えがあるビーフステーキ。



ピリ辛ペンネ。



ボロネーゼ、普通のお味。


ジベルニー、晩年のモネが過ごした家


さぁ、朝から安全運転で飛ばしていきますよー。かれこれ、アメリカ、ニュージーランド、スイスと世界を運転してきた男RJ、国際A級ライセンスは持っていませんが、国際免許は持っています。(誰でも取れるやつです)
まるで北海道の景色白樺とだだっ広い平野、まるで北海道の景色です。


パリからジベルニーにあるモネの家までは約一時間半。牧草をロールにしたものが畑に転がっていて、まるで北海道だなぁとのんびりと走っていたら、周りの車が早いったらありません。130キロ制限ですが、皆さん軽く160キロは出てますよ。

ジベルニーにはモネが晩年を過ごした家が残されており、4月~10月末の間だけ観光ができます。美しいお庭、家の中を見ることができます。そう、あの有名な睡蓮のモデルとなった風景をこの目で見ることができるのです。
浮世絵の収集家でもあったモネは、日本の風景にあこがれを抱いており、庭園には太鼓橋がかけられていたり、日本の樹木がたくさん植えられています。建物が見えなければ、本当に日本にいるかのような錯覚に落ちます。



お出迎えしてくれた猫、なんとなくオシャレ。



モネの家と庭園の全体像、結構広いんですよ。



モネが暮らしたアトリエ、花と緑との競演が美しい。



お土産ショップに飾られていた、モネ本人とアトリエ。



このアーチが美しく、写真スポットになっていました。



この睡蓮たちからあの名画が生まれたと思うと感慨深いです。



竹も生えていてまるで日本庭園のようです。



池にかけられた太鼓橋、皆さんここから写真を撮っています。



池にはボートも浮かべられています。



アトリエにはたくさんの浮世絵が、日本びいきのモネさんです。



モネっぽい絵が飾られていますが、本物にしては雑な陳列、複製ですよねー。



とてもかわいらしいベッドルーム。モネって乙女。



浮世絵も飾られているダイニングルーム。



きちんとしたキッチン。


一気に写真を見ていただきましたが、とてもきれいな庭に囲まれた素敵なアトリエでした。ここでモネが晩年を過ごしたことを想像しながら睡蓮を見つめていると、自分まで印象派の画家になった気分です。

RJ「ここでモネがね~」
ホラフーキ「モネもね~、ここでね~」
ワンダー「いらないから、そうゆうの」

モネが惚れたルーアン大聖堂

さてお次のモネスポットは、ルーアン大聖堂。ジベルニーからは車で約一時間程度。
フランスゴシック建築の最高傑作ともいわれる大聖堂で、モネが33点の連作を残した事で有名です。天気や光の当たり具合で、様々な表情を見せることに魅了されたとか。



モネが愛したルーアン大聖堂の正面


すべての個所が、ものすごく細かく作られており、大きな彫刻から、小さな彫刻までとてもとても繊細に作られています。いつまでも見ていられる感じで、気が付くと首が痛いです。

そしてここでサプラーイズ。日本人ガイドを頼んでいた特典で、なんとモネが実際に絵を描いた部屋に案内してくれることに!!



大聖堂の向かいにある右の建物に潜入

大聖堂の向かいにある建物(今は観光案内所)↑の2階に特別に潜入です。



この部屋でモネが実際に大聖堂を描いていた!

今は会議やイベントなどに貸し出しているそうで、予約さえすれば誰でも利用可能とのことです。



モネと同じ視点で大聖堂を見つめる。



ホラフーキ「RJなんか腹出てない?」
RJ「モネもね!!!」
ワンダー「そんなわけ。。。」



ほら出てるでしょ、当時のモネ。



ちょうど部屋にモネの絵が紹介されていた朝方の大聖堂。



正午付近を描いた作品。



夕方薄暗くなってきたあたりでしょうか。


ここでもあのモネと同じ視点になれ、ますます印象派の絵が描けそうになってきました。確実に画家としてスキルアップしていると思います。

RJ「ここでモネがね~」
ホラフーキ「モネもね~、ここでね~」
ワンダー「(無視)」


さ、さて、せっかくですから、大聖堂の中も見学していきましょう。


天井も高くものすごく荘厳な雰囲気です。


モネの時代にはこの時計が表に飾られていて、モネの絵にも描かれています。


美しいステンドグラスがたくさん、これは上の方がハートでかわいい。


ジャンヌダルクの間と呼ばれる場所。

フランスで多くの人に愛されるジャンヌダルクですが、ここルーアンの町は、ジャンヌダルクが処刑された地としても有名です。ルーアン大聖堂にも、ジャンヌダルクの間があり、ジャンヌダルク像と彼女をテーマにしたステンドグラスがあります。



聖人の石像がずらり。頭半分ないですやん。。。



奥にもステンドグラスがたくさんあります。



上階へと続く階段、ほれぼれする美しさです。



天井付近のバラ窓のステンドグラスがこれまた素敵です。



出口を出ると、先ほどのステンドグラスの反対側になります。



門の下にある、聖書の一部を表した彫刻。



考えすぎて頭が豚に。考えるより行動しなさいということわざだそうです。


とても荘厳で美しく、素晴らしく見ごたえのあるルーアン大聖堂でした。
これはモネが惚れるのもうなずけます。



モネの絵と、実風景と、ワタシ

大聖堂を出た裏道も石畳で素敵です。この街並みは本当にきれいでうっとりしてしまいますねー。
RJが持っているのはモネの絵で、ちょうどこの通りを描いたものです。

さて次回は、ルーアンの街並みとジャンヌダルク教会、こちらもモネの絵で有名なエトルタ海岸、カジノもあるリゾート地ドーヴィルと旅していきたいと思います。乞うご期待!