第1回 みんなで行く!スイス周遊~4大名峰 ベルニナアルプス~

vol.1 > vol.2 > vol.3 > vol.4 > vol.5 > vol.6

隊長「今度スイス行くからね!」
ぺぃ「この前ヨーロッパ周遊に行ってきたばかりじゃないですか!!」
ぴぃ~「へへっ。2週間かそこらでまたヨーロッパか。ご苦労なこって!」
RJ「お前も行くんだよ。」
ぴぃ~「えぇッッッッ?!!!!」
旅立ちの日 ~成田空港~
本当にいくんだな。スイスへ...。
こんにちは。ぴぃ~です。

ここ最近はぺぃばかりが海外視察に行っていたので不意打ちでした...。
ヨーロッパ...人生初のヨーロッパ。
アルプスの少女ハイジで有名なあのスイスへ向かうわけですね。
長旅になりそうだ....。

生きてこの地に戻ってくることができるか不安で仕方ない...。
空港で最後の日本食、たこ焼きを食べる。
しばらくこの味と離れると思うと涙が止まりません。


人生最後のたこ焼きになるかもしれないやつ


スイスで使うお金、スイスフラン。115円くらいの価値

スイス...せめて料理が美味しければ良いのですが...。
事前に聞いた話ではチーズが特に有名でお料理にもふんだんに使われているとかなんとか。
さらにカジノも行く先々に点在しているとのことです。

今回の旅もスリルとサスペンス、愛とロマンと笑いと涙...
さらに、ギャンブルと現地の美味しいお料理にチーズたっぷりでお届けします。
旅のメンバーはぴぃ~(主人公)、ぺぃ、バルザック、RJ、隊長の5名と
ニュージーランドでもガイド兼通訳をしてくれたほっさんの計6名でお送りします。


ぺぃの機内食。ぴぃ~は起こしてもらえず食べれなかったのでへそを曲げたのでした

1日目 チューリッヒ中央駅


ぴぃ~とチューリッヒ

スイス、チューリッヒ空港に到着。
日本から香港、香港からスイスと乗り継いでやってきました。

スイスは日本との時差-7時間、現在は午前9時。
気候は日本より寒いと聞いていましたが暑いです。


チューリッヒ空港から駅に移動

ぴぃ~「いやぁ疲れましたな。」
隊長「疲れたねぇ~!」
ぺぃ「早くホテルに行ってぐっすり眠りたいですよ。」
バルザック「いいですねぇ。」
ぴぃ~「それよ。微妙な時差でやけに眠いわ」
RJ「機内じゃ全然寝れなかったからな。ふかふかのベッドで...」
隊長「ぬるいこと言ってるんじゃないよッ!!!」
カジノバ「エエエエエェェェッ!!!!」
隊長「まだ朝ですよ?!すぐに出発して観光開始!」
カジノバ「は、はいっっっ!!!!」
...というわけで、到着してすぐに移動です。

見知らぬ土地でいきなりの電車...カジノバに緊張が走ります。

ぴぃ~「ど...どの電車に乗ればいいんだろう?」
ぺぃ「まぁ、クールに行こうや。」
ぴぃ~「うるさいよ。」

そう、とりあえずの目的地はクール。 チューリッヒ中央駅からクールまで1時間、
さらにクールからサンモリッツまで2時間。
初日の午前は電車移動で終了します。

電車は日本よりも天井が高い車両で、乗り降りもしやすく広々している印象です。
少なくとも日本のような満員電車ではないので快適ですね。

また、スイスではまだ禁煙運動が行われていないのでいたるところに灰皿があります。
電車はさすがに禁煙ですが、駅構内ではタバコを吸っている人がちらほら。
なんて愛煙家に優しい土地なのでしょうか!
さて...それでは失礼して僕も一服...
ぺぃ「何やってんだ!馬鹿野郎!」
ぴぃ~「クールに行く前にKOOL(クール)で一服と思って...」
ぺぃ「うるさいよ!」


クール行きの電車。2階建てでかっこいいでしょう?
席は1等席(シートに1って書いています)とそれ以外で分かれているので気をつけましょう


車窓からの風景はのどかで緑と山と景色が良いです

サンモリッツ


サンモリッツ駅で電車とぺぃ

時刻は11:58。サンモリッツ駅に到着。
ホテルもこの近くなので荷物は一旦預けることに。
カジノバ一行はタクシーに乗り込みサンモリッツ駅から10分、ケンピンスキーグランドホテルへ。
ほっさん「今回のホテルはこの辺りでは一番グレードが高いホテルなんですよ」
隊長「聞いたかい??いいホテルですって!」
ほっさん「旅が進むにつれて宿泊するホテルのグレードは下がって行くんですけれどね!」
ぴぃ~「...聞きましたか?...隊長?」
隊長「そんなこと聞きたくなかったよ...。」


これがケンピンスキーホテル・・・

ぴぃ~「あ!カジノありますよ!」
バルザック「わぁ!本当だ!」
ホテルの横に小さなカジノの入り口がありました。
今夜はあそこで勝負するのですね!楽しみです!


カジノの入り口。こちらはホテルからの入り口。


ゲストルーム入り口


めちゃくちゃ広い!

荷物を部屋に叩き込んだらまたサンモリッツ駅へ。
昼食は駅にある「Buffet Express」で。


パニーニ


コーヒーシェイク

4大名峰 ベルニナアルプス(ピッツベルニナ)
お腹いっぱいになったところで出発。
サンモリッツからベルニナディアボレッツァまでは電車でおよそ20分。
さらにベルニナディアボレッツァからディアボレッツァ展望台へロープウェイで10分。


ディアボレッツァ展望台の看板


ディアボレッツァ展望台行きのロープウェイ入り口


記念撮影用のパネル


こちらがロープウェイ


ここが2,978Mの大地お土産やさんもあります


日本語OKって書いてあって安心です


我らの旅は体力がなければやっていけない。だから食う。


ベルニナアルプスをバックに"いつものやつ"

...というわけで本日の観光メニューは終了。
夜の部のために一行はサンモリッツまで戻り、夕食をいただくのでした。


ホテルに戻るとリスがお出迎え


ラクレットです。ジャガイモにチーズを巻きつけて食べるものらしい。
想像がつく味でしたが美味しかったですよ。

カジノ1戦目


夜のケンピンスキーホテル。雰囲気いいですね

カジノバと言えば、カジノ!
ここはスイスなのでラスベガスほどのアメリカン・ドリームは狙えないかもしれないですが...やってやりましょう!
1億円=100万スイスフラン(以下chf)稼いで悠々自適な生活をするんだ俺は。


こちらがカジノ入り口

カジノに入るにはまずパスポート。
そして、一眼レフ・デジタルカメラの類はカバンに入れてカバンごと預けます。
あとは財布と夢をポッケに突っ込んで入場!

カジノスタッフ「今日はテーブルゲームはオールクローズだからね」
ぴぃ~「ブラックジャックできないのかぁ」
ぺぃ&RJ「俺(ら)の得意種目が...」
バルザック「仕方ないですね。まぁスロットはあるみたいだし大丈夫ですよ」

まさかのテーブルゲームオールクローズ。
スロットマシンだと時間あたりの負債がでかくなるのでそこまで長居はできないですね。。。
さて、カジノの中は分煙されており、しきりがされていますがどちらもスロットマシンのラインナップに違いはありません。
マシンは全体的に古いものが多く、マルチラインがメインですがボーナスは大抵フリースピンのものばかり。
むしろラスベガスやマカオが特殊なのかもしれませんね。
色々な国のカジノを見てきましたが型落ち風なものばかり。

隊長、バルザック、RJはすでにスロットマシンに着席して勝負を開始しているようでした。

さて...ぴぃ~、ぺぃの2名はまずバーカウンターへ。

慌ててスロットマシンにしゃぶりついてはいけません。
紳士の嗜みとして一杯やって、場に馴染んでから戦いを始めるのです。

ぴぃ~「Two coke please.」
ぺぃ「Yeah, only two.」
バーテンダー「OK.」

僕らは目の前に出されたコーラを一気に飲み干しカジノの雰囲気に酔いしれていた。

バーテンダーの人と世間話や、Apple製品について会話をしつつ、
ぼちぼちという段階で動き始めた。

ぴぃ~は灰皿がそばにあるお手頃そうな台に着席。
今回の初勝負の台は「The Euro Game」です。

まずは、この国のスロットのレートもわからない状態ですからいきなりMax Betとはいけません。
ここは慎重に見極めるのが肝心なので日本円で1000円程度の価値にあたる、10chfで行くのがいいでしょう。
飲まれても痛くもかゆくもないですし。

というわけで早速10chf投入し、ベット数・ライン数を確認。
ライン数は常に最大、ベットはボーナスの権利が紛失しないマシンなら多少少なくても問題ありません。
とりあえずMax Betを押して見ると...

ウィーン

地味な一回転。回転というよりは絵柄が1個スライドするだけのマシン
そして、何も当たらず。
もう一度Max Betを押して見ると...

...シーン...

回らん。

えっと...5ライン、20ベットくらいが最大で、そしてミニマムのレートが1chfだから...。
えぇッ?!一回で最大100chf=1万円もかかるの?!
レートが明示されていないこともあり、結構振れ幅あるんですね...。

しょうがないのでもう10chfを投入し、Max Bet。

ウィーン

地味だな...おっ!!やたら揃ってるじゃないですか!!
何かいいのが当たったっぽい...えっと...金額は...




ぴぃ~「ん?」



ぴぃ~「...え?」



ぴぃ~「えええええぇぇぇぇぇっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」
嘘だろおい...。

ぴぃ~「み、、、見てくれッ!!えらいことになったぞッ!」
ぺぃ「?!こいつ...やりやがったッ!」
バルザック「どうしました?...しゅ、しゅごい!」
RJ「どうした?...うっ!やるなぁ!」
隊長「どうしたの?...おぉっ!やったじゃん!」
全員から受ける祝福!歓喜ッ!

まさかのBIG WIN!
1,660chfは...20万弱!!
こりゃキャッシュアウトだ!...でも...やり方がわからない!

英語も堪能なRJと一緒にカジノのスタッフに聞いてみると
どうやらカードを発行して、情報を書き込み、最後にキャッシャーで現金にしてもらうようにするらしいです。


こちらが会員カード

日本のパチ屋の会員カードと同じシステムですね。
いや、パチ屋は現金と交換はダメだから景品と交換ですね。

というわけで差し引き1,640chf勝ちです!やばば!

その後、およそ1時間30分ほどカジノにいましたが、
特に何もなく地味に投資を重ねて最終的に1,360chf勝ちとなりました。
他のみんなは表情が曇っています。

隊長「ダメだったねぇ...喉乾いちゃったよ。」
ぴぃ~「僕が出しますよ!大勝ちしたのでみんなに還元します!」
RJ「いい心がけだ。」

「幸せを独り占めにしてはいけない。」

...初めてラスベガスに行った時でしょうか?
隊長の言葉を一度も忘れてはいません。
この日は僕のおごりでみんなでデザートを食べて、スイス1日目の順調な滑り出しを祝ったのでした。


甘くておいちいデザート。全部で85chfもかかりました。