第2回 天高く馬肥ゆるベガス~ただいまラスベガス~

vol.1 > vol.2 > vol.3

お部屋の件(詳しくは『天高く馬肥ゆるベガス』第1話で)にドキドキしながらも部屋に荷物を入れ、一息ついておりましたが、うずうずします。だってラスベガスにいるんですもの、そりゃあ血が騒ぎますよ。

まだ夕食にまでは時間があったので、まずは愛しのスロットマシンにご挨拶に行く事にしました。

「ただいま」なんて旧友(いつもお金を吸い取られるばかりですから悪友でしょうか。。。)との再開を喜び、2、3枚賭けの1ドルスロット達に挨拶して回りました。

10~15ドル役のany bar(※1、2、3本のBARがばらばらでPAYLINEに揃う役)などで間を繋ぎつつ、400~500ドルの当りが何度か出まして、なんと初日にしては珍しく今の所ちょっとプラスです。


<レイクビューの部屋からの噴水ショー>



<ベラジオのボタニカルガーデンも秋の装い>

さすがに二時間もうろうろしていると、自分の好きなマシンも打ちつくし、どのマシンも出ない気がしてきてなりません。

隊長達もまだ5ドルマシンの辺りをうろうろしていて夕食に行く雰囲気でもなかったので、今度はブラックジャックに行ってみる事にします。

まだまだブラックジャック経験の浅い根性なしの私は、テーブルに座る事すら戸惑いを覚えます。本当は一言声をかけてから参加すべきなのでしょうか?

とびびっていても始まりません、えいっとミニマムベット(以下、MINと略します)10ドルのテーブルに200ドル札を差し出しチップにかえてもらいます。

ここでちょっと小話、テーブルのMINによって違いますけど、こういうとき大抵ディーラーは5ドルチップ(赤)と25ドルチップ(緑)に分けてくれます。


100ドルのチェンジであれば、こちらのふところを察して全部5ドルチップでくれることもあります。200ドル以上のチェンジだとたまに25ドルチップだけでくれる事もあって、いったん受け取ったあと5ドルチップに変えてもらうのはなんとなくしょぼ~い気がして自己嫌悪。

でもいいんです遠慮することはありません、自分の予算で楽しめば良いのです。ディーラーに25ドルチップを差し出せば、ちゃんと変えてくれます(ディーラーの内心は知りませんが)。200ドルを変えるときに最初から「ALL RED」と頼む人も見かけます。

さて肝心の戦果ですが、まったりと浮き沈みを繰り返し特に大きな勝負もきません、手元には180ドルくらいのチップが残っています。そのとき後ろから肩をぽんと叩かれ「だれじゃい!」って思いましたが、隊長達しかありえません。「飯いくよ~」ということで手持ち180ドルの半分をベット、隊長は「なんでオールインしないの~」とご不満でしたが、ダブル、スプリットを考慮しての半分がけですから許してください。結果はディーラーがバースト(21オーバー)して私の勝ち!!


<ちゃっかり1000ドル当ててる隊員もいたり>


夕食はいつもの韓国レストラン「ジンセンバーベキュー」です。(詳しくは『ベガスで年越し2006』第3話で)今回は何度この店のお世話になるんだろう(笑)おいしい焼肉をほおばりながら、本日の戦果を話していましたが、ボーナススピンで1000ドルゲットした人(でも初日はちょい浮きくらい)と私以外は今ひとつのようでしたので、ここは今日の勝ち頭の私のおごりです♪(後日これを後悔することになるとは。。。)