第6回 特捜隊南アフリカへ行く~カジノマネージャー、ジョン・バートンに聞く サンシティ2~

vol.1 > vol.2 > vol.3 > vol.4 > vol.5 > vol.6 > vol.7


<とても気さくなジョン・バートン氏>

さて今回はカジノマネージャーのジョン・バートンさんに伺った内容を中心に行きます。

サンシティーは1980年にオープンし、我々が宿泊したパレスホテルは1999年オープンしたそうです。

サンシティー内には、カジノが2箇所にあり、今我々がいるメインカジノは24時間営業、エンターテインメントエリアの小さいカジノは月~金は10~2時、土、日は24時間営業となっています。

系列のGrandWestと同様に、スモーキングエリア、ノンスモーキングエリアが別れています。

アフリカはみんなそうなんでしょうか。

ゲームの種類はGrandWestカジノとほぼ同じ構成で、BJ、ルーレット、プントバンコ、スロットがあります。ちなみにルーレットはヨーロピアンスタイルのシングル0でした。


そしてテーブルゲームもスロットと同じカードを使用することで機械的にポイントが加算されます。

などなど、基本的なお話を伺いながら、今度はSalone Prive(サロンプリベ)というハイリミットエリアに連れて行ってもらいました。
GrandWestではハイリミットエリアの撮影は拒否されましたが、こちらは撮影OKだったので、撮ってきましたよ~。

そしてそのさらに奥にはインターナショナルルームという予約専用のプライベートルームがあり、こちらにもお邪魔しました。

部屋のつくり的にはどちらも同じような雰囲気なのですが、インターナショナルルームは希望により、鍵をかけることもでき、貸切もOK、会社単位で貸しきって使う人もいるそうです。


<スモーキングエリアの入り口>



<サロンプリベ内の様子>


どんな人が使うの?と軽く聞くと、「ん~お金持ちが多いねぇ~、マイケル・ジャ×××とかね~」と結構有名人も訪れるそうです。

さて、ちょっと気になったことがあったので、聞いてみました。

私「なぜクラップスはないの?」
J「一回導入したんだけど、あまり流行らなかったし、掛け金も高く、ディーラーも多く必要なのでやめちゃったんだよ」
お国柄ですかね、アメリカではかなり賑わっている印象がありましたけど。
私「どの国のお客さんがおおいですか?」
J「アジア人が多いよ、なかでも中国人が大部分だね」

さすが中国、いたるところに名を響かせています。


私「カジノが許可された背景は?」
J「アメリカと同様に、ホームレス等への失業対策ではじめた。25年前は特区として認定された場所だけが営業できたけど、6年前からは全国的に合法化されたんだよ。」

そしてこの後、ちょっと変わったブラックジャックのエクストラゲームについて解説していただきました。ちなみにBJは5デッキ。

■エクストラベット(DIAMOND RUSH)

ダイヤ7×3枚の21でエクストラゲットとなり、ホテル内の全てのBJ台でリンクされて積み立てられている賞金をもらえる。

エクストラのみのかけはだめで、通常のプレーと平行してかけることができます。なお他のスーツではR50,000固定で配当される。2ヶ月に一回くらいは出るそうで、過去最高はR120万(スタートはR5万から)


<インターナショナルルーム>


<ノンスモーキングエリアのキャッシャー>

■パーフェクトペア

よーするにダブルダウンできる手に成ればもらえる

ノーマルエリアは10R~200R、ハイリミットは50R~1000Rからかける事ができ、エクストラのみのかけはだめ

・別の色の同一数字・・・5倍
・同色同一数字  ・・・12倍
・同柄同一数字  ・・・30倍 と配当される。

と小一時間ばかし付き合ってくれたジョンは仕事があるのでと、今度はスロットマネージャーのブレッドを紹介してくれました。

と、長くなってしまいましたので、また次回。次はブレッドへのインタビューをお届けします。