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   賭博台の前では皆平等 - 白夜の国のカジノ 第2回  
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白夜の国のカジノ 第2回

  〜カジノ・コスモポール・ストックホルム店

         

カジノ・コスモポール・ストックホルム店は、スウェーデンの鉄道の中心となるストックホルム中央駅のすぐ裏手にあるので、旅行者にとってはもちろん、市内に在住する人々にとってもとても交通の便がよい場所です。堂々とした石造りの広い入り口は、さすがに百年近い歴史を感じさせます。市内の普通の映画館や劇場と違うのは、入り口ホールの赤い絨毯がいかにもリッチな雰囲気なこと。入場登録の前に、左手にあるクラークでまずコートや荷物を預けます。その後、受付で身分証明書(旅行者の場合はパスポート)を提示してください。入場の条件は20歳以上です。一回目の入場時には顔面の写真を撮られるのでちょっと緊張します。服装についてはジャケット着用必須できちんとした身だしなみを求められます。

アールデコ調のホールに入ると、そこからは20世紀初頭の古い映画の世界にタイムトリップします。

  カジノ・コスモポール・ストックホルム店

<カジノ・コスモポール・ストックホルム店>

ヤン・ホルムグレン営業部長

<ヤン・ホルムグレン営業部長>

お忙しいのに有難う御座いました!!

   
 

ストックホルム店のヤン・ホルムグレン営業部長はこれまで、数々の大手会社のセールス畑を歩んで来ました。Svenska Spelに転職してカジノ・コスモポールの設立に携わったのは、とても刺激的な経験だったと言います。「ギャンブルはスウェーデン人にとって大事な娯楽の一つ」だそうで、この店に来るお客様は純粋にギャンブルを楽しむ、比較的常連な方々以外に、会社の懇親会やグループの親睦の場として普段はあまりカジノに馴染みのない方々が団体で来られることも多いのだとか。

一階の大ホールにはルーレット、ポーカーの台が並んでおり、二階にはレストランとバー、その周囲を取り囲むようにずらりとスロット台が並んでいます。もちろん一階でディーラーや他のお客様と駆け引きを楽しみながらのポーカーも楽しいものですが、ここでも一人コンピューターに向かってポーカーができるんですよ。

でも打つ相手はどこにいるのかって?

「これらのコンピューターは実は、スウェーデン国内にある他の三軒のカジノ・コスモポールと繋がっているんです。つまりストックホルム店にいながらマルメやスンドスバルのお客様と勝負ができるわけです」とホルムグレン営業部長。なるほど。

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