第5回 魅惑のナイル殺人事件ツアーと地獄のドバイ~ナイル川クルーズ2~

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おはようございます。エジプト5日目はルクソール手前にあるコムオンボ神殿、エドフ神殿を観光します。


早朝のナイル川。


朝日が出てきました。


サンデッキで眺めていると神殿が見えてきました。今日観光するコムオンボ神殿ですね。遺跡群が比較的ナイル川沿いにあるのでクルーズ船からのアクセスが良いですね。

隊長「ねむいぞ…」
バルザック「朝日綺麗だったよ。」
隊長「なんか船でナイル川を進み遺跡を観光って探検気分だね。」
ほっさん「ではそろそろ行きますンよ。」
隊長「我らカジノバ。探検出発じゃー!」
そんなこんなで我らカジノバ一同、船着き場から5分足らずでコムオンボ神殿に到着。
隊長「滅茶苦茶近いじゃん。なんか探検した気分にならんの。」
バルザック「良かったじゃん。歩き続けて疲れたぁーってならずにすんで。」
隊長「ん~痩せればな。」
バルザック「灼熱砂漠に埋めれば痩せるんじゃない?」
隊長「痩せるの通り越してミイラになるではないか!」
バルザック「展示されちゃいますね。」


見えてきたコムオンボ神殿の正面。コムオンボ神殿は紀元前300年前に建築、その後ローマ支配時代に増築された。神殿右側は豊穣と世界の創造の神セベクで左側はハヤブサの神ホルスと2神を祀るところから二重神殿とも言われている。


天井にもレリーフがある。


この柱のレリーフには色が残っている。


隊長「今までにいろんな神殿見てきたけど二人の神様祀るのは珍しいね。」
バルザック「二重神殿ってなんかカッコいい…」
ほっさん「神様同士、喧嘩しないですかンネ。」


壁のレリーフに描かれたクレオパトラ7世と8世。クレオパトラは人気ですよね。


壁のレリーフには出産の様子や医療器具なども刻まれているので病院として使われていた説もあるそうです。


通路の両側の壁もビッシリとレリーフ。昔の彫刻技術には驚かせっぱなしです…


神殿近くにある深い井戸。実はナイル川の水位を測るためのものでナイルメーターともいわれている。水源には困らなかったようですね。


ヒエログリフにもあるアンク。アクセラリーとセットで撮影。


ワニの神セベクを祀っていたからなのかワニのミイラや卵の化石が近くから発見されている。これらは神殿近くのワニのミイラ博物館に展示されています。

隊長「ワニのミイラとか知らなかった…」
バルザック「セベク神を積極的にミイラにしていくとは…」
ほっさん「卵もありますンネ。」
隊長「こうみると日干しに見えてきたな。」
バルザック「まぁ…似たようなものだよねぇ。」


コムオンボ神殿とワニのミイラ博物館を観光したあと、サンデッキで休憩!快晴でとても綺麗。このあとすぐにエドフ神殿に向けて出航しました。


昼食は船内のバイキング。茶色系とサラダをチョイス。どれもとても美味しかったです。


港に着くと、なんとタクシーやバスではなく馬車が待機。馬車でエジプトの街並みを楽しみつつエドフ神殿に向かう。


見えてきたエドフ神殿正面にある塔門。エドフ神殿はコムオンボ神殿と同時期に建築されたハヤブサの神ホルスを祀る神殿だそうです。ホルス神はエジプト各地で人気な神様だったのかな。


塔門前で威厳を見せるホルス神。


壁のレリーフ。ローマ支配時代に非キリスト崇拝禁止の勅令で顔が削られたそうです。


外壁と至聖所の間もレリーフがビッシリ。砂漠に埋まっていたため、とても保存状態が良かったそうです。それにしても砂漠の遺跡と快晴な青空はマッチしますね。

隊長「細い通路に高い壁、そして一面のレリーフ。こうしてみると圧巻だねぇ。」
バルザック「うんうん。」
ほっさん「顔削られてしまったのが残念ですンネ。」


壁一面、柱一面どこ見渡してもレリーフ。神殿自体をノート代わりにしていたのかと思うくらいのレリーフ。ちなみにホルス神とセト神の対立などの神々の物語が刻まれているそうです。学者たちも解読大変そうですね(笑)


柱一つ一つが非常にデカイのもこの神殿の魅力。


神殿奥の至聖所にはホルス神を象った箱が展示されている。これはレプリカで本物はルーブル美術館に展示されているそうです。


楽しい楽しい夜ご飯は安定の茶色一色。


本日のデザートはパイとケーキ、フルーツなど…美味しそうだけど生モノはリスクあるので我慢。


カモの丸焼き!





明日はいよいよルクソール!