第2回 魅惑のナイル殺人事件ツアーと地獄のドバイ~アブシンベル~
おはようございます。エジプト2日目は5時起床から始まりました。エジプト上側にあるカイロから飛行機で下側にあるアスワン地方に向かいます。順路としては下からナイル川を船で上っていきカイロに戻るイメージです。
飛行機から外をみた様子。長い道が真っすぐ続いている。
アスワン地方の上空。日光が雲に反射して綺麗。
エジプトの光芒
空港の壁に設置された壁画のレプリカ
アスワンに到着したカジノバ一同はさっそくアブシンベル神殿に向かう。
ほっさん「もう間もなくアブシンベル神殿が見えてきますンヨ!」
隊長「おお!ついに有名なアブシンベル神殿が!」
バルザック「あの映画の中だけでしか見られなかったアブシンベル神殿がついに!」
アブシンベル神殿の後ろ側。ハムナプトラで初めて存在を知ったので、もっと巨大なのかと思ったら意外と小山程度で映画の誇張に驚かされた。
見えてきたアブシンベル神殿。アブシンベルは手前の大神殿、奥の小神殿があり、右側には人口湖ナセル湖がある。
アブシンベル大神殿は新王国時代第19王朝、ラムセス2世(カイロ博物館で出会ったミイラ)が太陽神ラーと自分を称えるために建造させたそうです。1813年に一部、1817年に出入り口が見つかった。
カジノバ一同「デカイ!!」
バルザック「一体だけ顔が落ちてる。」
隊長「うむ。あそこにワシの顔を…」
ほっさん「いいですねぇ~!」
バルザック「だめです。」
ガイド「写真撮影は別途20ダラァ料金ネ。」
バルザック「ここもかぁ~」
ほっさん「エジプトのドル相場でいえばかなり高めですね。」
隊長「取材だしの。写真撮らないわけにはいかん。ほれ貰っていけ!」
ガイド「マイドー。」
大神殿入り口には22mのラムセス2世の像が4つ(左から若い順)。足元には王家の人々の像とラーの像が添えられている。
入って左側にあるオシリスのポーズをとるラムセス2世の像。天井には戦争を示すレリーフが刻まれている。
右側にも同様にオシリスのポーズをとるラムセス2世の像。
最深部には至聖所があり4体の神が祭られている。この至聖所に光が当たるのは2月22日と10月22日のみで年2回の朝日を迎える日をラムセスデイと呼んでいる。
至聖所から神殿の入り口を撮影した写真。日光が入ってきているのが分かる。
バルザック「おぉ!すごい。光が当たっている!」
ほっさん「もともとは今のナセル湖の底にあってアスワンダムを作って水没する前に分解して上に移動したらしいネ。」
隊長「ほぉー分解して移動させたのか!」
バルザック「その時に顔落ちちゃったのかな?」
ほっさん「顔が落ちているのは建造当初の地震の影響らしいンネ。」
ガイド「移動したときの影響は至聖所に光が当たる日にちがズレたことダネ。」
バルザック「そうなんだ!」
壁画に刻まれた捕虜か奴隷の様子。
チャリオットに乗るラムセス2世。
従わせているラムセス2世(正面)とチャリオットから弓を撃つラムセス2世(右側)。
バルザック「昔の壁画がよく残っているよね…」
隊長「ワシの墓に像と壁画を…」
ほっさん「次はネフェルタリ王妃の小神殿に行きましょう。」
大神殿から少し離れたところにある小神殿はラムセス2世が最も愛していたとされる王妃ネフェルタリとハトホル女神に捧げるために建造。ラムセス2世とネフェルタリ、足元には子供たちの像がある。
バルザック「こんなに大きいのに小神殿なんだ…」
隊長「うむ。ラムセス2世がどれだけネフェルタリを愛していたのかわかるね~。」
ほっさん「でも実際、ネフェルタリが姿見せていたのは2~4年と言われているネ。」
バルザック「8人の正室に多くの側室、111人の息子と69人の娘がいたらしいよ。」
隊長「なに!!ハーレムではないか!」
入って左側にあるトト神の壁画とハトホル神の顔彫刻。
綺麗に残ったネフェルタリの壁画。彼女の墓も非常に綺麗に残っていて装飾も美しいとして知られている。しかしミイラそのものは古代の盗掘で破損し、足部分しか残っていない。
シストルムを持つネフェルタリ王妃。
牛の耳が特徴的な愛と美の女神ハトホル。太陽神ラーの妻とされる。
アブシンベル神殿を堪能したカジノバ一同は神殿近くのホテルで昼ご飯と休憩。
セティ・アブシンベル・レイク・リゾートはアブシンベル神殿近くにあるプール付きのホテル。豪華で食事も美味しくオススメ。
エジプトの太陽をバックに撮影。ファラオになった気分が味わえます。
落ち着けるリゾートです。
お昼ご飯はパスタ。とても美味しかったです。
お昼ご飯を美味しく頂いたあと、音と光のショーを観るために再びアブシンベル神殿へ…
まだ日が昇っているときに撮影。人がいなかったのでパシャリ。
ライトアップされたアブシンベル大神殿。
音と光のショーの開幕。
映し出されるネフェルタリ。音と光のショーも綺麗でしたが空一面の星空も幻想的でした。
音と光のショー終わったあとのアブシンベル小神殿。
同じく終わった後のアブシンベル大神殿。
幻想的な音と光のショーとエジプトの星空を満喫したら、いよいよホテルでディナー。
何があるのか…?
夜ご飯で出てきた巨大魚の丸焼き!
バイキング式で出てきたお洒落なパン。
デザートも一口サイズで種類沢山。
揚げた餃子みたいなものとカレー擬き。とても美味しい。
チキンのグリルとタレ味のご飯。こちらも美味しかったです。
外伝 ホテル唯一のお土産屋でぼったくり!
お昼、休憩中のバルザックは取材のため散歩。彷徨っているとお土産屋から「マイフレンド!」と声が…振り返ると俳優か!?と言わんばかりのイケメンな店員がいた。
バルザック「おっ!?」
イケメン店員「コンニチハ!見ていく?タダヨ!!」
バルザック「ふむ。お土産屋は初めてだし相場確認がてら見ていくか。」
イケメン店員「これ20ドル、でも兄さんクールなマイフレンド!だから15ドルヨ!」
バルザック「置物か…おっこのチェス盤は中々…」
イケメン店員「目の付け所イイネ。これウチだけのハンドメイドよ!60ドル!」
バルザック「たけ…店員さん、どこ出身?」
イケメン店員「わたし?カイロよ。60ドルでイカガ。ハンドメイド!ゲンテイ!」
隊長「買う!!」
バルザック「ファッ!??」
イケメン店員「オーーアリガトウゴザイマス。マイフレンド!!」
バルザック「ファッ!???」
隊長「マイフレンドって言われちゃったよん!あっこれも買う!」
バルザック「ファッ!???? 乗せられてるぅう!」
イケメン店員「マイドアリー」
隊長「限定品確保!」
バルザック「…」
後日、別の土産屋で、20ドルで販売されていたこと、中国製、マイフレンド!がボッタくり挨拶の定番と知った時の隊長と私の気持ちは言うまでもない。
第3章に続く。

飛行機から外をみた様子。長い道が真っすぐ続いている。

アスワン地方の上空。日光が雲に反射して綺麗。

エジプトの光芒

空港の壁に設置された壁画のレプリカ
アスワンに到着したカジノバ一同はさっそくアブシンベル神殿に向かう。
ほっさん「もう間もなくアブシンベル神殿が見えてきますンヨ!」
隊長「おお!ついに有名なアブシンベル神殿が!」
バルザック「あの映画の中だけでしか見られなかったアブシンベル神殿がついに!」

アブシンベル神殿の後ろ側。ハムナプトラで初めて存在を知ったので、もっと巨大なのかと思ったら意外と小山程度で映画の誇張に驚かされた。

見えてきたアブシンベル神殿。アブシンベルは手前の大神殿、奥の小神殿があり、右側には人口湖ナセル湖がある。

アブシンベル大神殿は新王国時代第19王朝、ラムセス2世(カイロ博物館で出会ったミイラ)が太陽神ラーと自分を称えるために建造させたそうです。1813年に一部、1817年に出入り口が見つかった。
カジノバ一同「デカイ!!」
バルザック「一体だけ顔が落ちてる。」
隊長「うむ。あそこにワシの顔を…」
ほっさん「いいですねぇ~!」
バルザック「だめです。」
ガイド「写真撮影は別途20ダラァ料金ネ。」
バルザック「ここもかぁ~」
ほっさん「エジプトのドル相場でいえばかなり高めですね。」
隊長「取材だしの。写真撮らないわけにはいかん。ほれ貰っていけ!」
ガイド「マイドー。」

大神殿入り口には22mのラムセス2世の像が4つ(左から若い順)。足元には王家の人々の像とラーの像が添えられている。

入って左側にあるオシリスのポーズをとるラムセス2世の像。天井には戦争を示すレリーフが刻まれている。

右側にも同様にオシリスのポーズをとるラムセス2世の像。

最深部には至聖所があり4体の神が祭られている。この至聖所に光が当たるのは2月22日と10月22日のみで年2回の朝日を迎える日をラムセスデイと呼んでいる。

至聖所から神殿の入り口を撮影した写真。日光が入ってきているのが分かる。
バルザック「おぉ!すごい。光が当たっている!」
ほっさん「もともとは今のナセル湖の底にあってアスワンダムを作って水没する前に分解して上に移動したらしいネ。」
隊長「ほぉー分解して移動させたのか!」
バルザック「その時に顔落ちちゃったのかな?」
ほっさん「顔が落ちているのは建造当初の地震の影響らしいンネ。」
ガイド「移動したときの影響は至聖所に光が当たる日にちがズレたことダネ。」
バルザック「そうなんだ!」

壁画に刻まれた捕虜か奴隷の様子。

チャリオットに乗るラムセス2世。

従わせているラムセス2世(正面)とチャリオットから弓を撃つラムセス2世(右側)。
バルザック「昔の壁画がよく残っているよね…」
隊長「ワシの墓に像と壁画を…」
ほっさん「次はネフェルタリ王妃の小神殿に行きましょう。」

大神殿から少し離れたところにある小神殿はラムセス2世が最も愛していたとされる王妃ネフェルタリとハトホル女神に捧げるために建造。ラムセス2世とネフェルタリ、足元には子供たちの像がある。
バルザック「こんなに大きいのに小神殿なんだ…」
隊長「うむ。ラムセス2世がどれだけネフェルタリを愛していたのかわかるね~。」
ほっさん「でも実際、ネフェルタリが姿見せていたのは2~4年と言われているネ。」
バルザック「8人の正室に多くの側室、111人の息子と69人の娘がいたらしいよ。」
隊長「なに!!ハーレムではないか!」

入って左側にあるトト神の壁画とハトホル神の顔彫刻。

綺麗に残ったネフェルタリの壁画。彼女の墓も非常に綺麗に残っていて装飾も美しいとして知られている。しかしミイラそのものは古代の盗掘で破損し、足部分しか残っていない。

シストルムを持つネフェルタリ王妃。

牛の耳が特徴的な愛と美の女神ハトホル。太陽神ラーの妻とされる。
アブシンベル神殿を堪能したカジノバ一同は神殿近くのホテルで昼ご飯と休憩。

セティ・アブシンベル・レイク・リゾートはアブシンベル神殿近くにあるプール付きのホテル。豪華で食事も美味しくオススメ。

エジプトの太陽をバックに撮影。ファラオになった気分が味わえます。

落ち着けるリゾートです。

お昼ご飯はパスタ。とても美味しかったです。
お昼ご飯を美味しく頂いたあと、音と光のショーを観るために再びアブシンベル神殿へ…

まだ日が昇っているときに撮影。人がいなかったのでパシャリ。

ライトアップされたアブシンベル大神殿。

音と光のショーの開幕。

映し出されるネフェルタリ。音と光のショーも綺麗でしたが空一面の星空も幻想的でした。

音と光のショー終わったあとのアブシンベル小神殿。

同じく終わった後のアブシンベル大神殿。
幻想的な音と光のショーとエジプトの星空を満喫したら、いよいよホテルでディナー。
何があるのか…?

夜ご飯で出てきた巨大魚の丸焼き!

バイキング式で出てきたお洒落なパン。

デザートも一口サイズで種類沢山。

揚げた餃子みたいなものとカレー擬き。とても美味しい。

チキンのグリルとタレ味のご飯。こちらも美味しかったです。
外伝 ホテル唯一のお土産屋でぼったくり!
お昼、休憩中のバルザックは取材のため散歩。彷徨っているとお土産屋から「マイフレンド!」と声が…振り返ると俳優か!?と言わんばかりのイケメンな店員がいた。
バルザック「おっ!?」
イケメン店員「コンニチハ!見ていく?タダヨ!!」
バルザック「ふむ。お土産屋は初めてだし相場確認がてら見ていくか。」
イケメン店員「これ20ドル、でも兄さんクールなマイフレンド!だから15ドルヨ!」
バルザック「置物か…おっこのチェス盤は中々…」
イケメン店員「目の付け所イイネ。これウチだけのハンドメイドよ!60ドル!」
バルザック「たけ…店員さん、どこ出身?」
イケメン店員「わたし?カイロよ。60ドルでイカガ。ハンドメイド!ゲンテイ!」
隊長「買う!!」
バルザック「ファッ!??」
イケメン店員「オーーアリガトウゴザイマス。マイフレンド!!」
バルザック「ファッ!???」
隊長「マイフレンドって言われちゃったよん!あっこれも買う!」
バルザック「ファッ!???? 乗せられてるぅう!」
イケメン店員「マイドアリー」
隊長「限定品確保!」
バルザック「…」
後日、別の土産屋で、20ドルで販売されていたこと、中国製、マイフレンド!がボッタくり挨拶の定番と知った時の隊長と私の気持ちは言うまでもない。
第3章に続く。