クラーク郡でジカウイルスの患者

投稿日時: 2016/04/19


 Southern Nevada Health Districtはクラーク郡でジカウイルスの患者が出たことを発表しました。患者は、ドミニカ共和国出身の成人女性です。

 ジカウイルスは、主にアフリカからアジアにかけての赤道付近に多く、近年は中南米を中心に多数報告されています。また、2015年にブラジルで大規模な感染が発生した時に、国家保健当局がジカウイルスには神経学的合併症および自己免疫合併症が潜在するという調査結果を報告しました。感染しても症状は軽いことが多く、自覚症がほとんどないため発見が遅れることが多いようです。

 以前、患者が出た地域はグアテマラで、ブラジルへの旅行歴がある成人の男女でした。現状、ジカウイルスに対してのワクチンや対処法がないので、蚊に刺されないように注意する必要があるとのことです。

 



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