日本で10月から宝くじのオンライン販売を許可

投稿日時: 2018/02/02


 日本で、公共宝くじの販売数減少を緩和するため、内務省が10月より、公共宝くじの大半をオンラインで購入することができると発表したことをThe Japan Timesが報じました。

 The Japan Timesによると、総額10億円、年間を通じて5回販売されているジャンボ宝くじシリーズは、オンラインで購入することができるようになるとのことです。また、通常の宝くじと合わせてLoto、Numbersシリーズも購入可能とのことです。

 利用可能な宝くじをオンラインで購入したい個人は、まずウェブサイトで会員登録する必要があります。伝えられるところによれば、現金は当選者の指定された銀行口座に振り込まれるようになるようです。

 同省の関係者は、「オンライン販売を推す理由の1つは、宝くじの売上が減少しているためだ」と述べており、The Japan Timesによると、宝くじの販売数は、約1兆1000億円の売り上げをあげた2005年度をピークに減少を続けており、2016年は845億円をわずかに上回る売り上げだったとのことです。

 公式報道によると、「50歳以上の人が店舗売り上げの約60%を占めており、現状若い世代の潜在顧客を獲得する力は弱く、ウェブ・スマートフォンへと販売を拡大する必要がある」とのことです。また、市町村・都道府県は宝くじを販売し、予算の一部として使用するために収入の一部を確保していることもあり、野田聖子総務大臣は、「新オンライン宝くじサービスが上半期に50万人のユーザーを獲得することを期待している」と伝えています。



TOPに戻る 引用元: World Casino News