GameCo社がニュージャージー州にてスキルゲーム『Danger Arena』公開、ネバダ州への拡大も計画中
投稿日時: 2016/10/28
スキルベースのビデオゲーム機のイノベーターであるGameCo株式会社は、先週ニュージャージー州にあるゲーミング規制局(米国のゲーム・カジノ専門の行政機関)本部から最初のライセンスを受けました。また、その直後に翌年にもネバダ州のカジノでその製品を投入したいと考えていることを明らかにしました。
開発されたゲームは「Danger Arena」。カジノに設置され、プレイヤーのスキルによって配当が支払われるビデオゲームとして注目されています。
UbisoftやBlizzard Entertainmentにも在籍していたGameCo最高経営責任者(CEO)Graboyes氏はLas Vegas Review-Journal紙に語っています。「この『Danger Arena』はFPS(一人称アクションゲーム)です。45秒間で危険なロボットをどれだけ多く倒せるか挑戦するゲームです。6体倒せば元がとれるようになっており、10体倒せば最高の配当額が出ます」
GameCo株式会社は、Caesars Entertainment社の3つのカジノ「Bally’s Atlantic City」「Caesars Atlantic City」「Harrah’s Resort Atlantic City」 へ「Danger Arena」を提供することを計画しています。
また一方でGameCo社に対抗するように、Gamblit Gaming社CEOのEric Meyerhofer氏は「一般にスロットマシンはひとりでプレイするものですが、我々は今友達やグループで遊べるゲーム機を設計しています」とBloomberg紙に語っています。
彼のゲームデザインは従来のスロット機の流れを汲み、小さな勝ちが多い台よりもひとつの大きなジャックポットを生み出す台を目指した設計にしているとも同紙で述べています。