マカオ、8月のカジノ税収が85億パタカ超え　コロナ後最高を更新

投稿日時： 2025/09/17

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　マカオ政府は、8月のカジノ税収が約85億マカオパタカ（約10.6億米ドル）に達し、新型コロナ禍以降で最高額を記録したと発表しました。前月の7月比では約2.5％増となり、観光客の回復や大型イベント、積極的なプロモーション施策が寄与したとみられます。

　カジノ総収入（GGR）も好調で、8月は前年同月比12.2％増の221.6億パタカ（約27.6億米ドル）、1～8月の累計は1,630.5億パタカ（約203億米ドル）に達しました。7月のGGRは前年同期比19％増と既に記録的な伸びを示しており、2か月連続で高水準を維持しています。

　市場関係者はマカオの回復基調に注目しており、JefferiesやCLSAなどの証券会社は通年のGGR見通しを上方修正、観光需要の回復とカジノ各社の販促活動強化により、マカオのゲーミング業界はコロナ後の復調を維持すると予測されています。