アルメニア、新たな税制改革でギャンブル規制を強化

投稿日時： 2025/03/26

---

　アルメニア国会の経済常任委員会は3月5日にギャンブル産業を対象とした重要な税制改革について議論するため臨時会議を招集しました 。この会議では、国内のギャンブル事業者の財務上の義務を全面的に見直すことが目的で、売上税から賭博事業への課税に移行できるようにするものです。具体的には、賭博購入に対する課税を現在の2倍にします。宝くじは0.1％から0.2％に 、オンラインゲームは0.175％から0.35％に引き上げを行います。当初の6か月の延期を回避して直ちに実施される予定であり、賭博部門を通じて国家収入を増やすことを目的としています。

　売上税を直接税に置き換えることで、予想される月間収入増加額は270万ドルと見積もられています。規制当局の公式ウェブサイトparliament.amで発表されているように、Sargsyan議員はこの改革の緊急性を強調し、「これらの収入を失い、この規制の施行が6か月遅れになることは望んでいない」と述べています。