カジノ法案、今国会も見送りへ
投稿日時: 2016/01/20
時事ドットコムによると、『自民党は18日、カジノ解禁を柱とする議員立法「特定複合観光施設区域整備推進法案」について、今国会での成立を見送る方針を固めた。公明党が「ギャンブル依存症が増える」と慎重に対応するよう主張。成立を急げば与党の足並みが乱れ、夏の参院選に影響が出かねないと判断した』そうです。
例年この時期になりますと、カジノ法案について、国民からも企業からも注目を浴びていましたが、ここ最近はしっかりとした議論もされず、合法化する見通しが全く立たないので業界全体が静かになってしまっています。しかし、安倍政権はIRの整備を国の成長戦略の一つに位置付けており、18日の菅義偉官房長官の記者会見では「観光振興、地域振興に大いに期待されている」と表明し、それと同時に「治安や青少年への影響等の観点から、制度上の措置の検討も必要だと言われている。今後の国会の動きを見守っていきたい」と話していました。