「Best New Table Games of 2015」が決定!
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昨年11月にParis Las Vegas Hotel & Casinoで開催された第8回Cutting Edge Table Games Conferenceにて、Texas Switch, Inc.が考案した新しいテーブルゲーム「Texas Switch」が「Casino Journal’s Best New Table Game of 2015」の栄冠を手にしました。
Lucky Paradigm Gaming考案の「Half Back Blackjack」が2位、Katrillion Entertainment考案の「Super Sweep Poker」が3位という結果でした。
今回のコンテストには23グループがエントリーし、彼らのゲームは開会レセプションと各セッションの間の休憩時間内に設けられた“play times”で披露されました。
テーブルゲーム関連の仕事をしている人やカジノ経営者などカンファレンス出席者の投票によって優勝が決まり、「プレーヤーにとって魅力的か」「ルールが理解しやすいか」「商業的な成功の可能性があるか」の3点を基準に投票が行われました。
「Texas Switch」の発案者であるSean Henn氏によると、このゲームは昨年6月に考案されたそうで、「Ultimate Texas Hold’Emプレイをしていて、ある時ひどい組み合わせのカードを引いてしまい勝てる見込みなどさらさらありませんでした。そんな時ふと思ったんです。手元の2枚のカードを入れ替えることができればいいのに...と。それでこのゲームをひらめき、ルールを練り始めました。」と、表彰式でゲーム考案秘話を語りました。
同コンテストの特に注目すべき特徴は、多様な市場の主導者にゲームを試してもらえるチャンスがあることです。優勝したり話題になったりすれば、すぐにカジノのゲームとして採用されます。
今回優勝した「Texas Switch」にはAkwesasne Mohawk Casino & Resort、Bucky’s Casino、Grey Eagle Casino、Muckleshoot Indian Casino、Bingo and Saratoga Casino Blackhawkにプレイスペースが設けられるそうです。
「5箇所のプレイスペースを設けられたことは私たちにとって素晴らしい契機になります。私たちがカジノ市場に参入できるという大きな利益になるからです。」とSean Henn氏は語ります。
同カンファレンスは年々注目度が高まっているそうで、今回は今までで最も多い33もの企業及び団体の出展がありました。
2016年度のカンファレンスは11月14日から16日まで、Flamingo Las Vegasで開催される予定です。