アベノミクスの経済政策の一部としてカジノ

投稿日時: 2016/01/12


 アベノミクスとは、財政支出を削減し公共投資を縮小させ、規制緩和によって成長力が高まることを狙った安倍晋三首相の経済政策です。その経済政策の一部に、カジノ法案があります。
 
 カジノ法案は「統合型リゾート(IR)」を、許可を受けた民間事業者が認定された地域で運営できるというもので、経済効果の高いカジノを合法化することで観光産業と地域経済の活性化を狙っているとのことです。日本大学、佐々木和明教授によると、横浜でカジノが開設された場合、直接的な市場規模は2,561億円、地域経済の波及効果を含めると4,144億円となり、誘発雇用人員は41,000人にも及ぶと話しています。

 実際に2020年東京オリンピック開催が決まった後、合法カジノの呼びかけは新たな勢いを得ることができ、世界各国の企業が注目しています。しかし、カジノ法案は過去2年間で数回見送りとなっています。次のカジノ法案の投票は2016年に予定しています。日本でのカジノ、今後の行方に注目です。



TOPに戻る 引用元: Seeking Alpha