靴下装置を使用し、数万ポンド分のチップを略奪

投稿日時： 2016/01/07

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　西ロンドンのサウスケンジントンにあるカジノで、ルーマニア人のディーラーとその仲間が共謀し、チップを略奪していたことをロンドン警察が明らかにしました。

　その手口はなんとも巧妙で、容疑者のディーラーが共犯者のポケットにチップを落とし、受け取った共犯者が休憩中に三人目の共犯者にチップを渡して、数日後に現金化していたというものでした。また、ばれないようにポケットと靴下までをチューブで繋ぎ、チップをポケットに残さないようにしていたようです。

　カジノは容疑者の不審な行動に気づき、ディーラーの監視を開始しました。数日後、容疑者はいつも通り共犯者のポケットにチップを落としたところ、警戒していたセキュリティースタッフに見つかり発覚しました。このとき、セキュリティースタッフは共犯者のズボン内でチップが落下しているのを確認したとのことです。

　盗まれた合計金額の詳細は発表されていませんが、容疑者のアパートから現金12000ポンド（約2億7000万）を押収したとのことです。容疑者のディーラーは、罪を告発されず仕事の解雇と警告だけですんだとのことなので幸運でした。