Google、ドイツのGGLと提携して違法賭博対策に広告ポリシーを更新

投稿日時: 2024/11/20


 Googleはドイツでの 「ギャンブルおよびその他のゲーム」 の広告ポリシーを改訂しました。ドイツの共同ギャンブル管理局(GGL)と連携して行われたこの改正では、認可を受けた主催者と仲介者のみがGoogleで広告を掲載することができるものです。更新されたポリシーでは、複数のギャンブルプロバイダーからのオファーを統合する比較Webサイトが除外され、Googleの検索結果における広告環境の統制が強化されることを目的としています。オンラインでの違法ギャンブル広告の急増に対する予防策として登場し、違法ギャンブル活動の影響を受けない、より安全なオンライン環境を作るということに注視した広告ポリシーの改訂になります。

 GGLのCEOであるRonald Benter氏は次のように述べています。「今回の広告ポリシーの更新は大きな効果を得ることのできた素晴らしいものとなりました。以前までは違法ギャンブルの広告が数多く存在し、その数だけ被害者が増えてしまうものでした。しかし今回の更新により違法ギャンブルの広告が減り、被害にあう人を大幅に減らすことができました。今後も最善を尽くし最後には違法ギャンブルの広告を撲滅することができると確信しています。」

 GoogleとGGLの協力は、規制の執行における戦略的パートナーシップの可能性を広めるものです。無認可のギャンブル運営者の広告機能を制限し、GoogleとGGLはデジタル広告ガバナンスのベンチマークを設定することができます。ドイツでのこうした取り組みの成功は他のヨーロッパ諸国の関心を呼び、現在、ギャンブルサービスの広告を管理するために同様のアプローチを検討している諸外国は数多く存在しています。国際社会は、違法ギャンブルに対する自国の法的枠組みを強化するための潜在的な指針として、ドイツの規制モデルを世界各国が注目しています。



TOPに戻る 引用元: World Casino News