ラスベガスモノレールの延長
投稿日時: 2016/05/25
Southern Nevada Tourism Infrastructure Committee(南部地方ネバダ観光基盤委員会)は、ラスベガス観光客のニーズ調査により、州の援助に路面電車を推薦していることが分かりました。そして、Clark County Commission(クラーク郡委員会)は、ラスベガスモノレール会社のライン拡張の提案について、景気調整基金からの資金調達を許可したとのことです。景気調整基金は、600万ドル(約1億6,000万円)で、総工費約1億ドルかかると予想されるMandalay Bay Casinoまでの延長に充てられるとのことです。
ラスベガスモノレールは、2004年以降からMGM GrandからSahara Avenueまでの3.9マイル(約6キロ)の間を運行し、Sin Cityの観光客に交通手段を提供してきました。ですがオープンしてからはラインが苦戦し、年間の運行に支障が出そうなほど運営が厳しい状況でした。しかし、今回のプロジェクトでラスベガスモノレールの必要性が出てきました。
今回の主要な目的は、最近MGM ResortsによってMandalay Bay Convention Centerが200万平方フィート拡大したので、この地域の交通を利便化し、観光産業を活性化することです。また、Mandalay Bayまでの路線拡張でストリップ全体をループすることが可能になり、Mandalay Bay、 Excalibur、Luxor、Monte Carlo、 Mirage、Treasure Islandなど、主要なカジノへの交通手段を提供することができるようになります。