サラ・ブライトマン2010日本公演~魅惑のディーバに酔いしれて~

vol.1



いってまいりました♪

サラ・ブライトマン in 東京国際フォーラム 2010年10月12日

初めてサラ・ブライトマンのコンサートに行ったのは、2004年のラスベガス(MGM)で行われた「ハレム・ワールド・ツアー」でした。あれから6年の月日がたっていたとは、今この原稿を書いていて気付かされました。

6年前。。。当時は髪もふさふさで、メタボでもなく。。。あ、いや、私の話はどうでもいいですね(汗)

東京公演は一般発売日に完売というディーバの魅力に首ったけの日本人ファンの多いことったらありません、さすがです。

今回の公演は新日本フィルハーモニー・セレクト・オーケストラによる演奏ということで、サラ・ブライトマンの歌声とオーケストラの音色の調和をとても楽しみにしていました。普段クラシックなどを聞く高尚な耳を持っていない私ですが。

さぁいよいよサラ様の登場です!!

会場からは割れんばかりの拍手!!!!

のっけからもうサラ様の美声にとろけんばかりの状態でした。11曲目のラ・ルーナが終わった時には「え?何?もう休憩??」といった感じで、まさに至福の時を過ごさせて頂きました。


~ プログラム ~
 1.タリスの主題による幻想曲
   Fantasia on a theme of Thomas Tallis by Vaughan Williams
 2.バイレロ / Bailero
 3.さようなら、ふるさとの家よ / Ebben?Ne Andro Lontana
 4.セレナーデ / Serenade
 5.ここは素晴らしい場所 / How Fair this Spot
 6.ネッスン・ドルマ / Nessun Dorma
 7.スペイン奇想曲 / Capriccio Espagnol
 8.イッツ・ア・ビューティフル・デイ / It's a Beautiful Day
 9.ストレンジャー・イン・パラダイス / Stranger in Paradise
10.月の息子 / Hijo de la Luna
11.ラ・ルーナ / La Luna
12.ジャパニーズ・ガーデン / Japanese Garden
13.この素晴らしき世界 / Wonderful World
14.スカボロー・フェア / Scarborough Fair
15.ヒー・ダズント・シー・ミー / He Dosen't See Me
16.サラバンド / Sarabande
17.エニィタイム・エニィウェア / Anytime Anywhere
18.ネッラ・ファンタジア / Nella Fantasia
19.大いなる世界 / Canto de la Terra
20.ウイッシング・ユー・ワー・サムハウ・ヒア・アゲイン
   Wishing You Were Somehow Here Again
21.オペラ座の怪人 / Phantom of The Opera
22.タイム・トゥ・セイ・グッバイ / Time to Say Goodbye


個人的な趣向で恐縮ですが、「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」「ストレンジャー・イン・パラダイス」と続いたあたりなんかは、もう完全に脳みそ垂れ流すくらいとろけてましたね。でちゃってましたよたぶん(笑)

後半は2008年からスタートした「シンフォニー・ツアー」のセットチェンジにも使われていたという「ジャパニーズ・ガーデン」、戦場のメリークリスマスが流れた時には「おぉ?」と思いましたが、サラ・ブライトマンは親日家とのことで、今回も日本への心遣いなのでしょうか。

そして「この素晴らしき世界」、ラスベガスで観た「ハレム・ワールド・ツアー」の時とはさすがに違いブランコにはのっていませんでした。

「ハレム・ワールド・ツアー」の時のようなショー、エンターテインメント的な要素はほぼ(完全に?)無く、若干物足りなさも感じましたが、歌声を聴きにきているのですから、まぁ落ち着いてこういう雰囲気も良いのかもしれませんね。

もちろん全ての曲がすばらしく、後半は身を乗り出して聞いていました。それでもやっぱりしめの2曲「オペラ座の怪人」、「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」は圧巻でした~、どうやったらそんな声が出るの?っていうくらいキンキンの「オペラ座の怪人」のラストといい、完成された「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」のとろけることとろけること、もうたまりませんでした。

もう会場は総員でスタンディングオベーション!!!日本じゃこんなの珍しいんじゃないですか?

これで終わり?いえいえ、サラ様はちゃーんとファンの期待にこたえてくれる御方です。拍手喝さい雨あられの中で再登場し、「ランニング(ジュピター 栄光の輝き) 」「アベ・マリア」の2曲を聴かせてくれました。

先ほども書きましたが、ラスベガスでの「ハレム・ワールド・ツアー」と比べると、確かに大人しくまとまっていまして、若干物足りないと感じるかたもいらっしゃるかもしれませんが、サラ・ブライトマンの美声をじっくり堪能出来たので、とっても良かったです。

素晴らしい歌声をありがとうございました。