- ブラックジャック(4);技術編(やらない方がいい手)
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インシュアランスやイーブンマネーについては基本戦略(BS)の表に載っていませんね。なぜなら確率が悪く、選択してはいけない手だからです。
インシュランスはデイーラーのカードがAでプレーヤーがBJでないときにディーラーの裏のカードが10でBJとなると思った時にベット額の最大1/2まで保険を賭けて、ディーラーがBJの時は保険額の3倍が支払われる選択です。 ディーラーがBJとなる確率は4/13(30.77%)これの3倍で期待値は 0.923となり、毎回7.7%を捨てる確率になります。
イーブンマネーはプレーヤーがBJでデイラーのカードがAの時、ディーラーの裏のカードが10のBJで引分けの可能性がある場合、自分のBJの配当1.5倍を放棄し1倍の配当を先に貰う選択です。 これもディーラーがBJである確率30.77%に対し配当の1/3の33.3%を賭けることになり、インシュランスと同じく毎回7.7%を捨てることになります。
同様にペアベットがあるBJもありますがペアの確率は1/13ですので、やってはいけないベットだということが判ります。
BJはBS表のとおりに打っても毎回1%くらいは損をする確率のゲームです。ですからインシュランスやイーブンマネーの控除率(損失率)7.7%は絶対にしてはいけない選択です。 |
- 【44】BJ21
- 投稿日時:2006年02月22日 16時14分36秒
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