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   大自然の中で君と - 6日目 牧場を見学しよう!  
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早朝

今日はついにニュージーランド最終日。
初日にiPhoneが壊れ、自然の真っ只中に放り出され、
何にもとらわれることなくのんびりと過ごすことができたこの生活もついにおしまいです。

ぴぃ~(帰ったら仕事がたまっているだろうな...)

そう思い、憂鬱な気分になりながらぴぃ~はワッフルにかぶりついた。

 
 
 

 
 
 

...うっうっうっ...

うまいっ!!

なぜうまいかといえばこのワッフルは自分で焼いたものだから!
いつも通り、ビュッフェで朝食の品定めをしていたところ、
珍妙な機械でワッフルを焼いているではありませんか!

 
 
 

左のワッフルメーカーにスプレーをして、右奥のワッフルの生地を垂らして挟むだけ。
こんな素敵なものがこの世にあるなんて。
 
 
 

ワッフル好きの僕はたまらず、見よう見まねで作ってみたのですが...完璧でした。
色つや、サイズ感、柔らかさ。どれを取っても完璧です。
日本に着いたら必ず買うと心に決め、気分は晴れました。

ぴぃ~「うまい食いもんさえあれば何度でも蘇る...頑張れるんだ俺は...っ!」

そうつぶやき、ふと気になったお腹をつまみ、また憂鬱になってしまったのは言うまでもない...

 
 
 

牧場に向けて船で行こう

さて、本日のメインイベントは羊の毛刈り見学です。
ですので僕らは羊の毛刈りを見学できる牧場へ向けて船着場へと向かって行きました。

 
 
 

海沿い街クイーンズタウン。
 
 
 

無邪気に海岸を走る女の子
 
 
 

ウィリアム・ギルバート・リー。クイーンズタウンの第一発見者です。
隣はぺぃ。カジノバの唯一のお調子者...ってコラー!!!
 
 
 

船着場に到着すると大行列ができていました。
この船の目的地はまさに牧場なのですが、
ニュージーランドでの羊の毛刈りは大人気なのですね。

 
 
 

僕らが乗り込む予定の蒸気船
 
 
 

切符を購入したカジノバ一行はゆったりと後ろから乗り込んで行きました。

 
 
 

何事にもとらわれない安定のゆったり感
 
 
 

船内は程よく暖かくスチームを排出する音がたまに聞こえて
ディズニーの蒸気船ウィリーのようでした。

 
 
 

船内の様子
 
 
 

真ん中が筒抜けになっているので覗いてみると蒸気機関が見学できました。
 
 
 

中層は網が貼られており一般人も入ることができ、より近くで見学ができます。
 
 
 

蒸気機関の図解。必死に読んでみましたがなかなか難しい。
 
 
 

外は風が強く冷たく死にそうになる
 
 
 

というわけでゆったりしすぎたぴぃ~は船内の座席を確保できなかったため
外の座席でうずくまることになったのでした...。

 
 
 

羊の毛刈り

 
 
 

船が到着した様子
 
 
 

海岸の様子
 
 
 

もう少しで凍死というところでなんとか到着。
船を降りるとすぐに羊の毛刈りショーが始まるらしいので
隊長、RJとその他を待ってから向かう。

 
 
 

これが毛刈りショーのステージだ
 
 
 

案内されて入った建物にはすでに刈り取られた羊毛が並べられていた。
その横に木のステージがあり、その前にはひな壇が用意されているので、
僕らはひな壇で今か今かと期待を膨らませながら待ち構えた。

しばらくすると出て来たおじさん。
彼がこれから毛刈りを見せてくれるらしい。

 
 
 

ハサミの使い方を解説中。ハサミを使うとは以外とアナログなんですね。
 
 
 

細かく道具を解説していく横でサポートするのはワンちゃん。
牧羊犬らしいですがおじさんの横で後ろの羊が逃げ出さないようにサポート中。

そして、ようやく毛刈りされる羊が登場...

 
 
 

恥ずかしい姿で引きずり出される羊。
なぜか死を悟ったような目をしていますがただ毛を剃るだけです。
 
 
 

羊の紹介をし終えたらいよいよ毛刈り...
なんと取り出しのはバリカン!
さっきまでの解説はなんだったの!?

そしてあれよあれよという間に裸にひん剥かれてしまう羊。
なんという早業。

 
 
 

羊も自分の毛の様子を鏡でチェック
 
 
 

なかなかの腕前で、羊が綺麗に剥かれるのは見応えがありました!

羊の毛は品種改良によって自然に抜けなくなっているので定期的に毛を刈る必要があるんですって。
そうでないと夏や冬に体温の調整が上手くいかないらしいです。
あれだけフッカフカの毛ですもんね。
ちなみに帰りに記念として羊毛をもらうことができました。

羊の毛刈りが終わったら次は羊の追い込みです!
先ほどの牧羊犬のワンちゃんが大活躍です!

 
 
 

スピード感のある誘導。かっこいいショーの始まりです!
 
 
 

牧羊犬は本気でキバをむき出して羊を追い回すイメージだったのですが、
少し厳しい表情で羊を誘導する感じでした。
 
 
 

柵に追い込んだ瞬間!羊の動きはフェイントや急旋回もあり
人間が追い込むのはなかなか難しいですよ。
 
 
 

なんと羊の毛刈りもやってのけた彼がそこらに転がっている棒切れを使って
誘導していたのです!またあんたかい!
 
 
 

操られていない時はとてもおとなしい。
みんなに撫でてもらって嬉しそうでした
 
 
 

その後は牧場内のレストランでランチ。
飼っている動物たちのお肉なので少し複雑な気持ちですが
命を分け与えてもらっていることに感謝してありがたくいただきます。

 
 
 

丘の上のレストラン
 
 
 

牛、豚、鶏、ラムとなんでもござれでした!美味しい美味しい!
 
 
 

これで牧場ツアーは終了!
後は自由に牧場内を見学したり、ゆったりしたり、お土産を購入したりして
帰りの船が来るのを待ちます。

 
 
 

牧場の動物その1 バイソンみたいですけれどなんなんでしょう
 
 
 

牧場の動物その2 鹿かトナカイです。動物と触れ合うのも牧場の醍醐味!
 
 
 

牧場の動物その3 キュートな表情の...アルパカ!?
 
 
 

老夫婦の絵になる風景
 
 
 

お土産屋さん。牧場で作ったものがメインで置いてありました
 
 
 

オークランドへ

さて、牧場を後にしクイーンズタウンへ戻ってきたカジノバ。
次はホテルに預けた荷物をピックアップしたら空港に向かいオークランドへ。

 
 
 

 
 
 

ニュージーランドの国内線なのであっという間に到着。
ついに最後の土地に来てしまいました。
ホテルは空港の直ぐ隣にある「NOVOTEL」。

 
 
 

部屋は今までで一番豪華かも?!
お風呂がガラス張りなのでシルエットが見えてちょっと「うっふん」な感じ
 
 
 

かなり良い部屋です!

後はここで寝て、起きたら隣の空港から日本へひとっ飛びです。
みなさん今までこのコラムにお付き合いいただきありがとうございました。
それでは僕らはベットに向かうので...さようなら!

隊長「さて!やりますか!」

ぺぃ「えっ?何をですか?」

ぴぃ~「もうこのコラムはここでおしまいですよ隊長。いつものパターンはやめてください!」

隊長「バカだねぇ!!カジノバといえばカジノ!いきますよ!!」

カジノバ「ええええええええええええええッェェェエェエェッッェっ????!!!!!」

 
 
 

スカイタワー内のカジノにて

ホテルからカジノまで、というより都会までは少し遠いらしいです。
全員でタクシーに乗り込みおよそ30分。
ようやっと到着したのがスカイタワー。

 
 
 

天を貫く建物...これがスカイタワー...
 
 
 

スカイタワーのロビー。煌めいて見えます
 
 
 

この建物の中にカジノが存在するらしいではありませんか。
タクシーの運転手に帰りの時間を逆算し、2時間後に来るように手配。

実戦時間2時間。
この時間を使ってどんだけ稼げるか...腕がなりますぜ!!

 
 
 

もちろんカジノの前に夕食。本日は中華です。
手始めのチャーハン
 
 
 

そして、塩ラーメン...
 
 
 

点心に...
 
 
 

春巻きに...
 
 
 

ワインもつけちゃいましたよ!
 
 
 

夕飯を食べ終えて最終戦に臨むカジノバ。
ちょいと時間をロスしてしまいました...。

ロビーからエスカレーターに乗りどこまでも上に向かう。
さすがスカイタワー。本当に天国に行ってしまいそうです。

そして、そのまま3階か4階の高さまで上がって広がっていた光景は...

 
 
 

 
 
 

まさにカジノ!!

電飾が華やかで金ぴかに光っています!
シャンデリアもゴージャスだし....。
ニュージーランドのカジノは古風なイメージがあったのでびっくりしました。
最後の戦いにふさわしい舞台です。

カジノ内を歩いてみるとかなり広い。
スロットマシンも台数も今までのカジノとは比になりません。
人も多く、なんだか出そうな気がしますが...
ぴぃ~はすでにニュージーランドドルを全く持っていませんでした。
とりあえず財布の隅っこにくしゃくしゃになっていたNZ$10で
しょぼいスロットマシン台をしばいて一瞬で試合終了。

隊長はスロット、バルサとバルザックもスロット。
RJとぺぃは...

ぺぃ「ブラックジャックやってくるわ」

RJ「奇遇だね、俺もブラックジャックだよ」

ぴぃ~「え!待ってよ!俺お金ないんだけど!貸してよ!つかこの前貸したじゃん!」

ぺぃ「知るか!離せやいっ!誰が貸すもんかッ!やりたければ金を持ってきな!」

RJ「金がない奴は放っていこうや!」

ぴぃ~「うぐぐぐぐぐぐぅぅーー....く、悔しいー...っ!!」

最後のカジノで最後の戦いに赴くカジノバと、独り取り残されたぴぃ~...。
この時、ついにぴぃ~は決心したのです...。

"日本円をニュージーランドドルに変えよう!"

キャッシャーに向かって「チェンジプリーズ」と言ってみるとちゃんと替えることができました。
その額NZ$100。

これでスロットなんて打った日には一瞬で終わります、ギャンブルも人生も。
悩み抜いた挙句...いや、これっぽっちも悩むことなく
まっすぐ一直線にブラックジャック+へ向かったのです。

ブラックジャック+のテーブルに向かうとRJとぺぃがいました。

RJ「あれ!?金なしのくせになんだ!」

ぺぃ「そうだ!貧乏がうつるからこっちくんなっ!!」

ぴぃ~「へへへっ...金なら...ちゃんとあるんだわ...」

RJ・ぺぃ「うっ!!!ひっ...NZ$100ッ?!」

ぴぃ~「全部チップに替えてくれ...なるはやでな...。」

ディーラーにNZ$100を差し出しチップを抱えたぴぃ~。
さぁ、勝負の始まりだぜ...ッ!!

この時ぴぃ~は異常にツイていたっ....!
ギャンブルというものは常に勝ち続けるというのはおよそ不可能。
自分の運気を感じ取りチップの張りを抑えて負け、張りを上げて勝つ!
これさえうまくかみ合えばなんとかなるものです。

ぴぃ~はというと状況を鋭く観察しつつベット枚数を上げ下げしながら
どんどんチップ増やしていくっ!!!
完全にカミあっている!

あまりの強さに見ていた観客もぴぃ~に大量にベットする。
そして、ぴぃ~はバチっと勝ちを決めるので観客も狂喜乱舞である。

外国人A「Holy Sh◯t!!!(ぶったまげたぜ!!)」

外国人B「What a funky guy!!(なんてファンキーなやつだ!!)」

ぺぃ「ば、馬鹿な...!力量でいえば俺の方がうえのはずなのに!!」

RJ「クソっ!なぜだ!!!この俺が追いつけないだと...?!」

ぴぃ~「...今の俺は...負ける気なんてしないんだっ!!」

あれよあれよという間にチップを増やしついにNZ$300へ!!

そして、その時隊長から撤収連絡が!時間です!
つまりは勝ち逃げ...結果的に最終戦は勝ちとなったのである!

 
 
 

そして、戦いの最後、お互いの健闘を称え合いカジノバはがっちりと握手を交わし、
また、この地に戻ってくることを誓い眠りについたのである。

翌日、我々は日本へ向けて飛び立った。
この世界には僕達が知らないもの、気づけていないものはたくさんある。
それは見知らぬ土地もそうですが、自然の中に溶け込むことで不意に出てしまう"本当の自分"であったり、
そんな自分を見せられる"仲間達"との"絆"だったりするのではないでしょうか...。
僕は自然に回帰するこの旅でそんなことを思ったのだった...。

ぴぃ~「...ねぇ。」

ぺぃ「ん?」

ぴぃ~「帰りの切符代もドルにしちゃった。お金貸してちょんまげ」

ぺぃ「いやよ」

...思ったとか思わなかったとか...。


これでニュージーランドコラム「自然の中で君と...」はおしまいです!
また、いつかお会いしましょう。
今までどうもありがとうございました!

 
 
   
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