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   大自然の中で君と - 1日目 ニュージーランドが生んだ自然  
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-序章-

隊長「星を見にいくよ」

バルサ「こんな寒い中どこ行くんですか?」

鞄から、なにやら資料を取り出そうとしている

隊長「暖かいところにいくんだよ」

そして、笑顔で僕に見せてきた資料には、ニュージーランドの大自然が広がっていたのでした...。

 
 
 

-成田空港-

今回のコラムのスタート担当は、バルサです。
いつもの流れで、2016年2月18日のお昼、
僕たちカジノバ一行は成田空港にいました。
国際ダークスカイ協会に認定された星空保護区の一つ、
ニュージーランドのテカポ湖アオラキ・マッケンシー周辺の星空を見に行くためです。

バルサ(ヤバい星空の写真を絶対とるぞ)

と、胸の内に秘めておきながら、空港を歩くのであった、、
するとぴぃ〜さんがなにやら落ち着かない感じだ。

ぴぃ〜「隊長、タバコを買ってきてもよろしいでしょうか?」

隊長「うん、いっといで」

ぴぃ〜さんは大喜びで走って行った。
そうでした。
ラスベガスに行く時も毎回1カートン分買っていますし、 空港のタバコは免税品なので普通に買うよりも安く手に入るらしいのです。

通常1カートン=10箱が約3000円だとすると、
空港内では1カートン約2000円。
非常に安い。

僕らはまっすぐゲートまで向かって行き、ぴぃ〜さんを待った。
しばらくするとぴい〜さんが来たのだが、やけにテンションが低い。

バルサ「どうしたんですか?」

ぴぃ〜「バルサや!聞いておくれよ!1カートン買おうとして航空券見せたら
『ニュージーランドのタバコの免税範囲を知っているか』って聞かれたわけよ」

バルサ「それでなんと?」

ぴぃ〜「知るわけないよ!んで、教えてもらったけれど死ぬほど高いのさ!!

どうやら2014年11月01日からのタバコ製品の新免税範囲によると
紙タバコは50本=2箱半しか免税にならず、1カートン=200本持って行った場合は
なんとNZ$97=約8000円の関税が課税されるのです。
非常に高い!

また、ニュージーランドの法律で公共施設の屋内は全面禁煙らしくかなり厳しい様子。

愛煙家代表のぴぃ〜さんにとって厳しい旅行になるに違いありません。
そんなことを話しながら、カジノバ一行は飛行機にのるのであった。

ニュージーランドは、南半球なので季節は日本とは真逆。
時差は日本より3時間ほど進んでおり、
成田空港からオークランド空港までのフライト時間は、大体9時間ほどです。

飛行機が比較的新しく、ハイテク(窓がボタン一つで明るさを調節できるなど)で、
とても乗り心地がよかったです。
到着するのが早朝で、すぐに観光と聞いていたので前日なるべく寝ないできたのですが、
ロードオブザリングとホビットの映画がすべて揃っていたのでじっくり見てしまい、
二時間程度しか寝れませんでした。
※これらの作品はニュージーランドで撮影されているので事前調査ですね

 
 
 

-オークランド空港-

ラスベガスの非常に遠い道のりを毎回往復している僕らにとって、
ニュージーランドに行くことなんてわけなかった。
僕らはニュージランドのオークランド国際空港に到着した。

ただ、ラスベガスと違って困ったことに到着したのは
現地の午前7時とかなり早い時間。
飛行機の疲れをベッドで癒す前のステータス異常のまま冒険は始まったのです。

 
 
 

空港の出口はまるで高難易度のダンジョンのようなデザイン。
厳しい旅になることを暗示しているかのようです
 
 

-出発-

まだ、日が昇ってない時に到着した僕たちカジノバ一行は、 車で移動となりました。日本だと真冬だったので、 空港を出た時の暑さにはとても違和感を感じました。
街を出て郊外に出ると辺り一面、草原草原羊草原、、 緑が多く、とても自然が豊かで思わず見入ってしまいました。

 
 
 

郊外
 
 

大草原をバックにぴぃ〜さんとぺぃさん。
なぜだかわかりませんがカメラを向けるとどちらも変顔をする癖があり
二人揃って真面目な顔をしている状態はなかなか撮れません...
 
 

-ワイトモ鍾乳洞-

途中朝食を取るはずのお土産屋さんで、
隊長がお気に入りの帽子を見つけました。
一般的なベースボールキャップの形で『New Zealand』と書かれた
いかにも"お土産"みたいな帽子です。
隊長は旅行に来ると女の子がミッ◯ーの耳を買うノリでご当地っぽい帽子を買う癖があります。
早速グイッと被り、

隊長「どう?似合う?!」

と意見を求めてニコニコしながら購入したのです。
そして、さらに車を飛ばしてようやくワイトモ鍾乳洞に到着しました。
ここはニュージーランドでは人気な観光スポットで
1880年代からガイド付きツアーが行われてきたニュージーランドを代表する名所です。
なんと、ここでは青白く発光するツチボタルが見れるようです。

・ワイトモ・グローワーム・ケーブス

 
 
 

 
 

チケット売り場に行くと、いくつかプランがありました。

バルサ「どれどれ、、」


・Waitomo Glowworm Caves and Ruakuri Cave Combo
大人: NZ$87、子供: NZ$32
所要時間3時間。
ボートでの洞窟探検とルアクリ洞窟探検。

・Waitomo Glowworm Caves and Aranui Cave Combo
大人: NZ$72、子供: NZ$32
所要時間2時間。
ボートでの洞窟探検とアラヌイ洞窟探検。

・Waitomo Glowworm Caves, Ruakuri Cave Combo and Aranui Cave Combo
大人: NZ$95、子供: NZ$42
所要時間4時間、または2日に分けて利用可能。
ボートでの洞窟探検とルアクリ洞窟探検とアラヌイ洞窟探検。全てを楽しむプランです。
※NZ$1=およそ77円

バルサ(う〜ん、どれがいいのか、、)

色々なプランがあるんだなぁと眺めていると、
隊長がすでにチケットを握りしめていました。
時間が決まっているので『Waitomo Glowworm Caves and Aranui Cave Combo』にしたようです。

隊長「よし!皆のもの、いくぞ!」

隊長は、NZとでかでかと書かれたお気に入りの帽子をかぶり直し、
ずんずんと洞窟の方へ向かっていきました。隊長たちに追いつくと、
案内の人が洞窟前で説明をしていました。
どうやら、洞窟内ではカメラはNGのようです。

ツチボタルをカメラに収めたかったのでちょっと残念でした。洞窟内に入ると、
すぐ目の前に鍾乳洞が姿を現しました。あまりにも幻想的な光景で、
この奥にツチボタルがいるのかと思うと胸がわくわくしました。
外は、蒸し暑かったのですが鍾乳洞の中は、ひんやりしていてとても涼しかったです。
案内の人から説明を聞きながら前に進んでいくと、途中で天井が高い場所で止まりました。
案内の人によると、ここにツチボタルがいるみたいです。どこかどこかと探していると、
案内の人がいきなり電気を消しました。

カジノバ一同「おおぉ」

天井に、日本のホタルよりも強烈な青白い光を放つツチボタルがいました。
案内の人によると、ツチボタルはホタルの仲間ではなく、ヒカリキノコバエというハエの仲間らしいです。

案内人「この先には、もっといるよ!」

案内の人に連れられていくと、洞窟内に川がありボートが浮かんでいました。
どうやら、このボートに乗ってツチボタルを見に行くみたいです。

ボートに乗りこみ、更に奥深く洞窟の奥の光が届かない場所まで鍾乳洞の中を進んでいくと、
そこにはたくさんのツチボタルがいました。
カジノバ一行を乗せたボートはゆらゆらと、
まるで、宇宙に投げ出されて直接星を眺めているように、
その幻想的なツチボタル達に魅入ってしまいました。

 
 
 

洞窟内の様子 ※パンフレットより
 
 

そしてツチボタルに感動したカジノバ一行はワイトモ鍾乳洞を後にし、テプイアに向かうのであった。


-テプイアの間欠泉-

テプイアにつくと、すでに硫黄の匂いが漂っていました。
テプイアはファカレワレワ温泉地帯にある観光施設で、
マオリ族(ニュージーランドの原住民)の伝統工芸などがあるようです。

実際に、テプイアのスタッフの何人かはマオリ族の方でした。
テプイアの観光施設に入ると遠くの方で、間欠泉から吹き出る温泉が見えました。

 
 
 

遠くから撮影。予想よりは噴出している量がすくなめです。
 
 

すると、隊長が大はしゃぎで写真撮影を始めました。
僕も、テンションが上がり写真を何枚か撮っていると、

RJさん「あそこに、なんかあるよ」

RJさんが、何かを見つけたようです。
良く見てみると、小さい小屋のようで中には鳥の剥製が置いてありました。
マオリ族のスタッフさんによると、キーウィという飛べないニュージーランドの国鳥で、
人間が持ち込んだ動物に捕食されて絶滅種のようです。

マオリ族のスタッフさん「中に進むと、キーウィに会えるよ!」

マオリ族のスタッフさんが、奥の暗い部屋を指さしながら教えてくれました。
カジノバ一同は、スタッフさんの言う通り暗い部屋の中におそるおそる入ってみると、
ガラスに覆われたキーウィの檻がありました。
必死に目を凝らしてみても、暗くて何も見えません。

隊長「どこにいるんだ?」

どうやら隊長も、まだ見つけられていないようです。
しばらく、探していると目が暗闇に慣れてきました。
すると奥の方でさささーと一瞬、黒くて丸いものが見えました。
その後、はっきりと見ることはできませんでしたが、
無事にカジノバ一同全員が見ることができました。
※後日談: ぴぃ〜さんだけは全く見えなかったそうです

貴重な国鳥キーウィを拝めた後、カジノバ一同はここテプイアの目玉、 間欠泉を近くで見るために向かいました。
間欠泉の目の前に着くと、多くの観光客でいっぱいでした。
やはり、ニュージーランドの観光名所地と言われるだけあります。
いよいよ、パンフレットの表紙に載っている大きな間欠泉を見れるとわくわくしていましたが、
近くに寄っても温泉が吹き出ていなく、

バルサ(こんなものか)

と思いながら、写真を撮っていました。
添乗員のほっさんいわく、パンフレットの表紙ぐらい吹き出るのは一日に何回かあるかどうかのようです。
そして、そろそろ帰ろうかと思った時に、観光客からどよめきがありました。
間欠泉の方を見ると、先ほどの三倍ぐらいの量の温泉が吹き出ていました。

 
 
 
 
 

バルサ(来たぜ!!)

と内心喜びながら、周りを見ると、
隊長も大喜びで身を乗り出しながら写真をパシャパシャと撮っていました。
僕も、急いでいいアングルと構図を探していると、

隊長「あぁぁぁ〜〜〜んッ!!」

驚きとも喘ぎ声ともつかない隊長の声が響き、そちらの方向を向くと...
隊長が間欠泉の方ではなく下の方を覗き込んでいます。

どうやら、はしゃぎすぎたのか風に飛ばされたのか...お気に入りのNZ帽子を落としてしまったようです。

 
 
 

隊長のお気に入りの帽子。ニュージーランドについて購入してから半日でお別れ。
届きそうで届かない、諦めるにも微妙な位置に落ちてしまいました...。
 
 

テンションがあっという間にどん底に沈んだ隊長ですが、
「これは運命」「星の巡り合わせ」などと皆に適当になだめられて諦めたのでした。

そして、ランチはマオリ族のハンギ。
これがぱっと見はいい感じのお弁当なのですが匂いがくさい!
くさいで想像する匂いの5倍くらいくさい匂いでした。
味もまず匂いが飛び込んでくるので美味しくはなかったです...残念ながら。
イメージでいうと泥とか土とかに胡椒をかけて蒸した味と香りです。

でも、キーウィと大きな間欠泉を間近で見ることができたので満足!
というわけで欲しかった間欠泉の絵も撮れたのでテプイアを後にしました。

 
 
 

マオリ族のハンギ。あまりの匂いにみんなが半ギレしたのは言うまでもありません。
 
 

-毎度おなじみ韓国料理屋-

カジノバ一同はホテルに到着し街をぶらぶら散歩していました。
ホテル周辺はとてものどかで、お店はすでにほとんど閉まっていました。

 
 
 

これらが我らが泊まるホテル。
 
 

そして、客室。ベラージオと比べても遜色ない贅沢な空間。
 
 

ホテルのすぐ近くの飲み屋街。
 
 

すると、隊長が韓国料理屋を見つけました。

隊長「よし!入るぞ!」

とまだ17時頃なのに急遽、韓国料理屋に突撃しました。
店内の広間は、他のお客さんの宴会がはいっているらしく、 小さい部屋に通されました。

 
 

隊長が見つけた韓国料理屋
 
 

韓国料理屋に来たら必ず抑えるのが純豆腐(スンドゥブ)
 
 

こちらは牛肉のチャーハン。予想通り美味しい
 
 

チャプチェ。間違いなく美味しい
 
 

ジンギスカン。見た目が美しく、口に入れてもうまい。
 
 

ラム肉のクミン和え。ラムの臭みを消すためのクミンがこれまたくさい!
もしかしたらニュージーランドの料理はキツイ匂いがつきものかもしれません
 
 

夕食を食べた後は、近くの湖で写真を取ったり散歩したりしてホテルに戻りました。

 
 
 

ホテルを出てすぐ隣にある「War Memorial Park」。
 
 

公園のすぐそばが湖です。
 
 

湖とぺぃさんとカモ
 
 

撮影しているとでかくて黒い鳥が現れました
 
 

白鳥?!ですかね?この場合は黒鳥(ブラックスワン)って感じです。
羽が丁寧に作られたフリルのように優雅で美しいですね!
 
 

いつもと同様たらふく肉ばかりを食べたカジノバの初日はこれにて終了。
ニュージーランドにもカジノがあるので早いところ潜入ができれば良いのですが、
次に向かう街にはカジノはあるのでしょうか?
楽しみに待っていてください。


それでは次回、乞うご期待!

 
 
   
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