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   花の都、巴里旅行記 - 続・ルーブル美術館  
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続・ルーブル美術館


皆さんこんにちは。

前回のレポートが長くなってしまったため2週に分けてレポートをお届けします。

それでは前回のルーブル展示作品、モナリザからの続きをご紹介いたします。

 
 
ドラクロワ作:民衆を導く自由の女神
ドラクロワ作:民衆を導く自由の女神
 
 

隷従から自由への解放の象徴とされ、

革命期には読み書きのできない民衆に「革命精神」を伝達するために

トリコロール旗やフリジア帽をかぶせた杖を持つ自由の女神などの意匠が考案された。

この自由の女神(マリアンヌ)は革命以降、共和制と自由の象徴として国民に親しまれている。

またこれがベースとなって自由の女神像が建造されたとも。

 
  フェルメール作:天文学者
フェルメール作:天文学者
フェルメール作:レースを編む女
フェルメール作:レースを編む女
 
 

17世紀のオランダの画家で42〜43歳で亡くなったため、

疑問作も含め油彩画が30数点しか現存しないそうです。

2点別々のタイミングだけど日本に貸し出され、

大規模な展覧会が開催されたため武ちゃんは東京でも見に行きました。

フェルメールの作品は写実的な迫真性のある画面で、

綿密な空間構成と巧みな光、質感の表現がとても素晴らしく、視線を惹きつけられます。

 
 
ド・ラ・トゥール作:ダイヤのエースを持ついかさま師
ド・ラ・トゥール作:ダイヤのエースを持ついかさま師
 
 

向かって右のあどけなさの残る若者が、他の3人に騙されている場面を描いた作品。

カジノバはこんないかさま許しませんよ〜。

同じ構成で別バージョンの作品がキンベル美術館にあり、

左の男が後ろ手で隠しているカードが『ダイヤのエース』ではなく『クラブのエース』に変更されています。

他に『闇と炎』を用いた構図の作品が有名な作者です。

 
 
ミロのビーナス
ミロのビーナス
 
 

これも皆さん知ってますよね、ミロのビーナス。

ギリシャ神話のアプロディーテを表した高さ2mの大理石の石造です。

1820年にギリシャのミロス島で発見された。

紀元前130年頃の作と推定されるが定かではないらしい。

 
 
ラムセス2世座像
ラムセス2世座像
 
 

紀元前1300〜1200年頃の古代エジプト第19王朝のファラオ(皇帝)の像。

アブ・シンベル宮殿やカルナック神殿を造営した人です。

エジプト帝国とヒッタイト帝国で長期戦争を続けたが勝敗がつかず、

平和条約を結んで休戦し、ラムセス2世はヒッタイト王女を王妃に迎えました。

これは世界で初めての平和条約と呼ばれ、条約締結文も発見されているらしい。

身長180ちょっとあり当時にしては大柄で優れた戦士でもあったようで、

90歳位に亡くなるまでの66年間もの長期政権を振るった人だったようです。

 
 
 

 
 

もともとこの場所はパリを守る城砦(要塞)として1190年に着工され、

当時は建物の大部分が武器庫や兵士の宿舎、牢獄などだった。

現在のシュリー翼の地下から当時の要塞の跡が発掘されています。

その後14世紀に現在の城館に作り変えられたという歴史があるらしいです。

 
 
 

外は明るいが


 
 

 
 

この広いルーブルを歩き回ること6時間、もうクタクタでお腹もグゥ〜っと鳴りだす始末。

外はまだ明るいが・・・時計を見ると既に20:00だ。

この季節、街灯が点き始めるのは21:00頃、夜の帳が張るのは22:00くらい。

日は沈んでないんだけど武ちゃんの腹時計はとても正確でした。

夕食はホテル近くの日本食レストランを覗いてみた。

最近フランスも和食ブーム(特に和食のお弁当が)らしく、パリ市内至る所に和食レストランがあった。

店舗数も多いけど味と値段もバラバラで、気軽に利用できる30フラン前後のお店だと味はかなり劣るらしい。

エールフランスの機内食と変わらないかなぁ。

焼き鳥&握り寿司SET(写真には写ってないけどサラダも付いてた)を注文したのだが、

なぜかお茶碗で白ごはんが運ばれてきた・・??

店員さんに聞いてみると、「フランスではこのようなSETが一般的」って言ってました。

ただ、このお店、店員さんもシェフも韓国の人だったみたい。

 
 
 

アビエーションクラブへ


腹ごしらえをサッサと済ませてお着替えし、

カジノに興味の無いお連れさんをホテルに置き去りにして、いざ出陣とばかりタクシーに乗り込む。

裏道ガンガン飛ばすタクシーに揺られること15分、着きましたアビエーションクラブ。

お昼に一度顔出してたので、受付のオジサンもまた来たのかとばかりらニヤリ顔。

「カモられるのもやだなぁ・・」などと思いながら辺りを見回し気がついた、

・・スロット台がありません!!!

受付のオジサンにスロットは無いのかいと問いかけると、パリ市内は法律でダメらしい。

パリ市内はマシン式のものは一切禁止で、カードやダイス、ルーレットなどのテーブルゲームに限定されているとのこと。

仕方ないので200フランを10フランチップに変えてBJのテーブルに座ってみた。

Min10フランのテーブルだけど、回りの4人は50フランの数枚掛け。

会話の大半はフランス語だから武ちゃんは理解不可能だったけど、

ディーラーさんは英語も話しいたので何となくは解かる。

カジノ用語はやっぱり英語でした。

金曜の晩だというのにお客さんは20名程度しか居らず、

店のスペースもさほど広くはないけど少し寂しい感じがする。

東洋人は武ちゃんともう一人(多分中国の人みたいで別のテーブルに居た)だけ。

1時間も遊べずチップも無くなり早々に退散した武ちゃんでした。


○アビエーションクラブ http://www.casinocity.com/france/paris/aviation-club-de-france/


ちなみに、一番近場でスロットマシン置いているカジノは・・・

パリのサン・ラザール駅からリジュー駅で乗り換え約2時間、ノルマンディ地方のドーヴィルという港町。

ノルマンディ特有の木造建築も数多く残る高級リゾート地で、

カジノや競馬、夏場のバカンスシーズンにはヨットレースやレガッタレース、アメリカ映画祭など

リゾート地ならではのイベントが開催されるパリ社交界の拠点らしい。

で、財界が政界に圧力かけて、マシン設置を認めさせたという経緯。

だからここまで行かないとスロットは無いんだってさ、なんてこったい。


○リシュアン・バリエール・グループのカジノ http://www.lucienbarriere.com/casinos/deauville
 
 
 

TVにルーレットが?


 
 

 
 

部屋に戻りシャワーを浴びてワイン片手にパリの街並みを眺めてみる。

なんか映画の1シーンみたいだなぁ〜などと勝手に映画の主人公になりきっていたその時、

TVの画面をふと見ると・・・そこには何とルーレットが。


・・ん?何だこれ?現在時刻は夜中の1時頃か。


90秒間(かな?)TELで申し込んで賭けることが出来るみたいで、

チップ1Bet=5フラン、お好きな枚数どうぞ〜ってことらしい。

おばさんが引っ切り無しに『皆さんの参加待ってるわ☆』みたいな感じで喋りまくった後

 
 

 
 

ホイールがカラカラと回転し始め15秒程すると、

中央部分の赤(画面ではオレンジだけど)黒のどこかに止まる仕組み。

結構ボールの動きはリアルっぽい。ゲーム自体はこの繰り返しです。

画面左上のバーコードにアクセスしてみたら

 
 

 
 

!!! 会員さんの入り口でした。

誰が(ニックネーム)チップ何枚獲得で〜すなんてコメントもTVで流れてました。

日本もカジノ解禁になればこのようなLIVEなんかも始まるんでしょうねぇ、待ち遠しい気分です。

眠気と格闘しながらTVと睨めっこすること1時間半程度(だったと思うんだけど?)の番組でした。

※このLIVEは金曜の夜中(正確には土曜日AM1:00)の出来事でしたが、

実はまさか今日は放送ないよなぁ〜と思いつつTVをガチャガチャ回してみると・・・

・・やってました土曜の深夜も。

 
 
 

それでは次回もお楽しみに!!

 
   
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