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   これぞインスタ映え!!エーゲ海クルーズ - 第8章 水の都ベネチア  
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最終日 水の都ベネチア

おはようございます。起きてカーテンを開けると懐かしのベネチアの風景が広がっており、旅もいよいよ終わりなんだなとしんみり。そして昨日の玉砕により行きのベネチアより明らかに萎んでしまった財布を見ながらため息をつく我らカジノバ。下船準備を済ませ船を降りる。スーツケースは一時的に預けて小型ボートにのってベネチア本島に向かいます。

ベネチアの街。懐かしさと寂しさで一杯です。ベネチアの街。懐かしさと寂しさで一杯です。

さらばコスタデリチョーザ。お世話になりました!さらばコスタデリチョーザ。お世話になりました!

マンション並みにデカい豪華客船が4隻も停泊している光景は圧巻。マンション並みにデカい豪華客船が4隻も停泊している光景は圧巻。

船を降りたあと、小さいボートに乗り換えてベネチア本島に移動。船を降りたあと、小さいボートに乗り換えてベネチア本島に移動。

ベネチア本島に移動したら自由行動なので今のうちにスケジュールを立てることに…

隊長「やはりスパゲッティだ。イタリアといえばそれしか無い。」
Valzak「やはりゴンドラ!ゴンドラに乗らないと損。」
Nagi「お土産。何でもいいからお土産だけは絶対に買いたい。」

と見事にバラバラ。どこか名所をみるという発想は無いのが我々カジノバ。
自由時間は限られているので入念に調べてスケジュールを組んでいると突然、現地ガイドと話していた添乗員が「えっ!」という驚きの声をあげた。聞くとMSCクルーズ船が何処かに激突、その衝撃で客が二人、海に落ちたという。その事故を起こした船が丁度近くに停泊しているので見ると確かに船首が傷ついていました。

船首が傷ついたMSCの豪華客船。近くには水上警察のボートが何隻も周りをクルクル回っていました。船首が傷ついたMSCの豪華客船。近くには水上警察のボートが何隻も周りをクルクル回っていました。

15分くらい揺られてベネチア本島に上陸。晴天猛暑の中、たくさんの観光客たちに囲まれながら観光開始。まずはゴンドラに乗るためにゴンドラ乗り場に向かいました。

ベネチアが水の都を言わしめる水路。これらの水路が沢山あり、多くのゴンドラや水上タクシーが行き交う。ベネチアが水の都を言わしめる水路。これらの水路が沢山あり、多くのゴンドラや水上タクシーが行き交う。

晴天の中、観光客で賑やかなベネチア。晴天の中、観光客で賑やかなベネチア。

ベネチアのお土産といえば仮面。ベネチアのお土産といえば仮面。

待ち合わせに指定された銅像。待ち合わせに指定された銅像。

建物には船を止められるように船着き場がある。建物には船を止められるように船着き場がある。

サンマルコ広場にある大鐘楼。なんと9世紀のころに建てられた見張り台で先端には大天使ガブリエルが鎮座している。サンマルコ広場にある大鐘楼。なんと9世紀のころに建てられた見張り台で先端には大天使ガブリエルが鎮座している。

サンマルコ広場を突っ切って細い路地に入るとゴンドラ乗り場が見えてきましたが、有名なだけあって多くの観光客が列を作って待っていました。

隊長「むぅ〜このままではイタリアンなパスタが食べれなくなってしまう。」
Valzak「回転早いし二時間くらい時間あるから大丈夫。」
Nagi「むしろ隊長の体重でゴンドラが沈まないか心配。」
隊長「大丈夫。沈まん!」
Nagi「どこからそんな自信が…」
隊長「10年くらい前にもゴンドラ乗っているからのぉ〜。」
Nagi「10年前にも来ていたのですね…」
Valzak「なお…体重は10年で??キロ増えております。」
Nagi「…」

ベネチアの名物であるゴンドラ。人数問わずに料金が80ユーロだったので人数が多いほどお得。なお別途料金でゴンドリエーレと呼ばれる歌を歌ってくれる。ベネチアの名物であるゴンドラ。
人数問わずに料金が80ユーロだったので人数が多いほどお得。
なお別途料金でゴンドリエーレと呼ばれる歌を歌ってくれる。

観光客を乗せたゴンドラ。内装は船によって違うので何回乗っても飽きなさそう。観光客を乗せたゴンドラ。内装は船によって違うので何回乗っても飽きなさそう。

いよいよ我らカジノバを乗せたゴンドラも出発。船首には俺は海賊王になる系主人公が出てくる某漫画の海賊旗エンブレムが…いよいよ我らカジノバを乗せたゴンドラも出発。船首には俺は海賊王になる系主人公が出てくる某漫画の海賊旗エンブレムが…

水路で渋滞が起きるのは、この町では日常茶飯事のもよう。水路で渋滞が起きるのは、この町では日常茶飯事のもよう。

絵に描いたように美しいカナルグランデ沿いの街の風景。隊長が写真を撮ろうと左右に動くだけでゴンドラが横揺れをおこして、ちょっとしたアトラクション…絵に描いたように美しいカナルグランデ沿いの街の風景。隊長が写真を撮ろうと左右に動くだけでゴンドラが横揺れをおこして、ちょっとしたアトラクション…

船着き場に到着。サンマルコ広場付近のゴンドラ乗り場からカナルグランデを通って一周するコースで30分くらいでした。船着き場に到着。サンマルコ広場付近のゴンドラ乗り場からカナルグランデを通って一周するコースで30分くらいでした。

隊長「さて、いよいよお待ちかねのイタリアンなパスタを食いに行くぞ!」
Valzak「店の名前はマドンナか。ここから20分くらいだね。」
Nagi「ちょうど道中にリアルト橋があるね。」
Valzak「ついでに観光もできて一石二鳥!」
隊長「マドンナって店はイカスミパスタが美味しいらしい。」
Nagi「なんでイカスミパスタにこだわるですか?」
Valzak「まてNagi!それは地雷…」
隊長「よくぞ聞いた。10年前、ワシはここベネチアで運命のイカスミパスタに出会ったのだ……(以下略)」

ベネチアといえば水路だが、こういう狭い路地も沢山ある。ベネチアといえば水路だが、こういう狭い路地も沢山ある。
カナルグランデに架かるリアルト橋。白い巨象とも呼ばれる白大理石で建築された。面白いことに橋の上に出店が並んでいる。カナルグランデに架かるリアルト橋。白い巨象とも呼ばれる白大理石で建築された。面白いことに橋の上に出店が並んでいる。

橋の上からみたカナルグランデ。橋の上からみたカナルグランデ。
カナルグランデ沿いにあるレストラン。カナルグランデ沿いにあるレストラン。

マドンナというお店はここの裏路地に入ったところにある。マドンナというお店はここの裏路地に入ったところにある。

―20分後―

隊長「というわけである。」
Nagi「ちょうど着きましたね…」
Valzak「おぉ…ようやくトイレ休憩なし、オチなしの地獄から解放された。」
隊長「どれ、次はベネチアの美人おn…」
Valzak「さて何を頼もうかな〜。あれメニューに日本語がある!」
Nagi「おぉ!このミートスパゲッティ美味しそう!」
Valzak「隊長は何にします?」
隊長「言われんでもない。もちろんイカスミスパゲッティ!それで話にもd…」
Nagi「エクスキューズミ〜。」
店員「アナタ日本人?注文、聞きますよ。」
カジノバ一同「「「日本語通じるぞ!?」」」
店員「ワタシ、日本に何回も行きました。注文どうぞ!」
隊長「い、イカスミ。」
店員「オケ。イカスミスパゲッティね。」
Valzak「ボンゴ…」
店員「オケ。アサリのスパゲッティね。」
Nagi「ミート…」
店員「おけ。肉とトマトのスパゲティね。」
隊長「ついでにオクトパ…」
店員「おけ。タコのサラダね。」
カジノバ一同「「「す、すげぇー!!!」」」

日本語メニューと日本語堪能の店員がいるアッラ・マドンナという店のメニュー。表紙に添乗員が薦めるあの店この料理と書いてあるので日本人団体ツアーで来る店なのかな?珍しいことにドル支払いも可。日本語メニューと日本語堪能の店員がいるアッラ・マドンナという店のメニュー。表紙に添乗員が薦めるあの店この料理と書いてあるので日本人団体ツアーで来る店なのかな?珍しいことにドル支払いも可。

お品書きはリゾット、スープ、パスタ、魚、肉などでボッタクリが多いベネチアにしては良心的な値段。お品書きはリゾット、スープ、パスタ、魚、肉などでボッタクリが多いベネチアにしては良心的な値段。

飲み物はワインと水とビール。飲み物はワインと水とビール。

オクトパ…タコのサラダはぶった切りのボリューム歯ごたえで美味しかったです。オクトパ…タコのサラダはぶった切りのボリューム歯ごたえで美味しかったです。

日本で食べる美味しいボンゴレとタイマン張れるレベルで美味しかった。さすが本場なだけあってオリーブオイルや麺の湯で加減が絶妙!日本で食べる美味しいボンゴレとタイマン張れるレベルで美味しかった。さすが本場なだけあってオリーブオイルや麺の湯で加減が絶妙!

隊長「そうだ。この味!この味だ!ワシはこれを求めて(以下略)」隊長「そうだ。この味!この味だ!ワシはこれを求めて(以下略)」

肉に若干のスパイシーがあって、これまたオリーブオイルの香りとマッチして美味しい。日本で食べる普通のミートスパゲティとは天と地の差…肉に若干のスパイシーがあって、これまたオリーブオイルの香りとマッチして美味しい。日本で食べる普通のミートスパゲティとは天と地の差…

頼んでいないのに何故かきたリゾット。まさかこれで思いっきりボッタクルのかと警戒して店員に聞くと「ココロヅケ(スマイル)」。疑った私がバカでした…ちなみに味は米が大きくて歯ごたえがある斬新な食感で意外と美味しかったです。頼んでいないのに何故かきたリゾット。まさかこれで思いっきりボッタクルのかと警戒して店員に聞くと「ココロヅケ(スマイル)」。疑った私がバカでした…ちなみに味は米が大きくて歯ごたえがある斬新な食感で意外と美味しかったです。

名刺も渡されたが、まさかの大仏。イタリアで見ることになるとは思いもしなかった。名刺も渡されたが、まさかの大仏。イタリアで見ることになるとは思いもしなかった。

隊長「チェックプリ…」
店員「おけ。オアイソウね。」
隊長「美味しいスパゲティをありがとう!これはチップね。」
店員「私の心は日本人。チップは君の笑顔だよ。」
カジノバ一同「「「スマイル!!!」」」
店員「いい笑顔。またどこかで会いましょう!記念に撮った写真あとでメールで下さいね。」
Valzak「OK!」
隊長「ありがとう!」
Nagi「またね〜!」

日本語堪能の店員に別れを告げて店を出ると、川沿いにアイスクリーム屋を発見。クーラーの効いた涼しい店内から一転して猛暑なので自然とアイスクリーム屋に…

カナルグランデ沿いにあったアイスクリーム屋さん。3ユーロでレモン味を購入。さっぱりとした味わいで猛暑にピッタリ!カナルグランデ沿いにあったアイスクリーム屋さん。3ユーロでレモン味を購入。さっぱりとした味わいで猛暑にピッタリ!

創業1800年代のお菓子屋さん。ここでNagiがお土産を購入。創業1800年代のお菓子屋さん。ここでNagiがお土産を購入。

サンマルコ広場まで戻ってきました。記念に相棒と海鳥とパシャリ!サンマルコ広場まで戻ってきました。記念に相棒と海鳥とパシャリ!
猛暑で汗ダクダク…アイスクリーム分の水分を10分で奪われたので飲み物屋台で洋ナシのジュースをチョイスして一気飲み。猛暑で汗ダクダク…アイスクリーム分の水分を10分で奪われたので飲み物屋台で洋ナシのジュースをチョイスして一気飲み。

そのあと銅像下で集合して再び小型ボートに乗って豪華客船や空港がある島に戻り、スーツケースを回収。バスに乗って空港に行きました。帰りは行きと同じでドーハ経由の成田でしたのでドーハに到着したあと、少し散策しました。

ドーハの空港で見つけた恐竜。これ以外にも謎のオブジェクトなどもあり、なかなか面白かったです。ドーハの空港で見つけた恐竜。これ以外にも謎のオブジェクトなどもあり、なかなか面白かったです。

空港を散策したあとは、また飛行機に乗って荷物が行方不明になることもなく無事に成田に着きました。毎回帰る度に思うのは日本語が通じる!のとネットにつながる!です。
そして毎回のごとく隊長の「者ども!ラーメン屋に行くぞ!」の号令とともに行きつけのラーメン屋に向かうのでした。

これで『これぞインスタ映え!エーゲ海クルーズ』はおしまいです。
クルーズ旅行は重たいスーツケースを船の中に置いたまま、手荷物だけで色んな国の港周辺を観光するので初めて海外に行く人や色んな国をとりあえず見ておきたいって人にピッタリの旅行だと思います。ではまたの機会に。
ご愛読ありがとうございました!


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