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   いけいけ、僕らのMSCメラビリア号 - 最終章 始まりと終わりのミラネーゼ  
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AM7:30。
ぴぃー「おーい!!起きろ!!」
ぺぃ「...なんだいなんだい..」
ぴぃー「今日からサマータイムだよ!早く部屋を出ないと!」
ぺぃ「えぇっ?!」

今日は船を降りる日です!どーも、ぴぃーです!
急いでシャワーを浴びてヒゲを剃って出ていかないと!

最終日はちょうどサマータイム適用日の3月25日。
慣れないですが、1時間もずれて大変ですね!
朝から慌ただしく準備して朝食へ向かいます。

【Deck.15 マーケットプレイスビュッフェ】
今日の朝食はヨーグルトのみです。
ヨーグルト

この生活も慣れてきました。
今まで食べ過ぎてたくらいですからちょうどいいバランスじゃないでしょうか。
ぺぃ「おかしい。」
ぴぃー「何が?ヨーグルトだけなのが?」
ぺぃ「違う、朝日が眩しすぎる」
ぴぃー「サマータイムで1時間早くおきてるからね」

サマータイムのおかげで1時間お得な気分です。
...と、そこに船のスタッフが来て、ぺぃと何やら話しています。
ぺぃ「今7時だって」
ぴぃー「え?...エェー!!」
ぺぃ「このやろう!!」

何がどうなったのか不明ですが、僕は2時間進めていたらしいです。
さて...1時間の空き時間をどう埋めたらいいものか...
とりあえず部屋に戻るわけにもいかず...バーに行くことになりました。
時間があったのでバーでトマトジュースを飲みました
MSCメラビリアとの別れ
MSCメラビリアとの別れ

MSCメラビリアと最後の別れです。
船での精算が完了し、降りたらもう戻れない。
そう思うと寂しくなるぴぃーでした。

船酔いの印象が強かったのですが、
よくよく考えればカジノもあり、
うまくてずっと食べ放題のビュッフェ、
小洒落たレストラン、
各種レジャー施設、
居心地の良い小ぶりな客室、
買い物も全て乗船カードで済ますことができるシステム、
ヨーロッパ中の国々の港に停泊するため観光にももってこいと、
どれをとっても完璧だったと思えます。

改めて考えて見ても最高のクルーズに間違い無いです。
ただ一点船酔いが問題なければ素敵な旅行になるのではないでしょうか?
ツアーに新婚旅行のお客さんがいたのですが、
ちょうどピッタリなツアーですし、素敵な旅になったと思います。
普段と違う日常を体験できるのでとてもオススメです。

今まで本当にありがとう...MSCメラビリア...。
また、いつの日か...。
スカラ広場からスタート

というわけで我々が最後に訪れたのは、
最初に来た街でもあるミラノ。
本日のホテルは船を降りて10分程度、
観光地へのアクセスも悪くありません。

専用バスにスーツケースを積み込み、最後の観光の始まりです。

というわけでスカラ座があるスカラ広場からスタート。

広場の真ん中にはレオナルド・ダ・ヴィンチの像があります。
この近辺は観光スポットが密集しており、
本日、日曜日ということもありとても人が多いです。
ガレリア

スカラ広場のすぐ近くには有名ブランドショップが並ぶショッピングモール、
ガレリアがあります。
ガレリア内の牛の絵

ガレリアの真ん中付近には雄牛の絵があるのですが、
急所を踏みつけて3回回ると願いが叶うらしいです。
老若男女問わず並んで行なっています。
その中でもヒールのお姉さんが急所を踏みつけてくるくる回り、
周りの人たちも「そんなヒールで踏んだらあかんやろ!」と楽しそうに笑っているのを見て
「性にオープンな国だな」と思ってしまいました。

さて、ガレリアを抜けるとそこにはミラノのドゥオーモ(教会堂)があります。
ドゥオーモ・ディ・ミラーノ

人気スポットらしく行列を見てみると後ろまでズーーっと並んでいます。
なんでも30分-40分待ちらしいです。
「外から見れたし、いいか」と思い今回は中に入るのを遠慮しておきました。

ミラノに来たらぜひ中も見たいという人が多いでしょうから、
休日・祝日を避けて空いている日を狙うようにした方が良いでしょう。

...と、ここで自由行動となりました。
スカラ座
スカラ座

あの有名なスカラ座に隊長が「行く!」というのでついて行くことに。
今演劇を見ていたら観光の時間がなくなっちゃうよ!と内心思いながらも入場。

...勘違いしていました。
スカラ座は中が資料館のようになっており、今の時間は公演していないようです。
上の偉い人達が入る部屋からの眺め
会場前のソファにて
コインや当時使われていた楽器
劇場に関わった方々の肖像画

資料展示を抜けると特設なのかわからないですが、
名ソプラノ歌手であるマリア・カラスの当時の衣装の展示、
絵コンテなどもあり見応え抜群でした。
マリア・カラスの衣装。
着ていた当時の公演の写真も飾ってあります
マリア・カラスとのロマンスを楽しむぺぃ。
ぺぃがこんな時代にも生きていたとは驚きです
当時の衣装デザインのラフでしょうか?
こちらは彩色済みのデザイン画
そして、衣装の数々。
あの衣装を着てこんな感じで歌っていたのでしょう

なぜか名前だけは聞いたことがあったスカラ座を見学しましたが、
映画の世界に入り込んだみたいな気分でした。
...舞台ですが。

そして、僕らはスカラ座を出て、ミラノの街を歩き始めました。
観光でごった返す街の中で誰も通らない、現地の人しか歩かないであろう道を行きます。
その姿はまるでミラネーゼ...。
人通りの少ない道を行く僕ら

観光できている人たちはこんな通りシラネーゼって感じでしょうね。

そして、道を抜けた先にはお城がありました。
スフォルツェスコ城

お城という割には建物が少なく、敷地が多いイメージです。
入り口付近にチュロス屋さんがありましたがとても美味しかったです。
昼食、そして夕食

そして、チュロスをかぶりつきつつ歩く僕らでしたが、
よくよく考えたらお昼を食べるのがかなり遅くなってしまっています。

夕食もそろそろだけど...観光に来て1食抜くのはありえないと洒落たカフェ的な場所に入りました。
CAFFE & BISTROT

ミラノのLUSHのお隣にあるお店です。
店員さんが気さくで道行く人々に対して軽快にキャッチ活動をしています。
美味いビールで乾杯!
カルボナーラ
シーフードピザ
マルゲリータ的なピザ

写真ではわかりづらいのですが、結構ボリュームがあります。
夕食も近いけれど大丈夫かしら...。

そして、僕らは再度ガレリアに行きお買い物。
ぺぃはバルセロナで財布を買わなかったのが効いているようで、
グッチかプラダの財布を買おうとしていましたが、
値札をひっくり返しては絶望していました。

せっかく現地イタリアのブランドを買うことができるのだからもう少し背伸びしてもいいのに。

そして、集合時間がやって来て最後の観光も終了となりました。
ホテルは一番最初に泊まったホテルと一緒です。
最初と最後が一緒だとすごく「帰って来た」感が強く、
旅において、起承転結のバランスがいいと感じます...。

しかし...
ペンネ
お肉とおいも

ホテルに戻った僕らを待っていたのは夕食でした。
食のバランスだけは悪かったか...。

とはいえ、最後の夕食はツアー参加者みんなで囲んだので、
旅の思い出話に花が咲きます。

...僕らの年齢の話や、なぜそんなにカジノに詳しいのか、
一体何者なのか、どんな集団なのかと根掘り葉掘り聞かれたわけです。。。

そして、楽しい夢のような11日間が終わりを迎えようとしています。
僕はまた来た時と同じようにタバコを一服しました。
外は僕らの旅の思いでが一つ一つ輝いているかのような...満点の星空です...。

クルーズと同じでまるっと一周同じことをしちゃっているなぁ...。
そんなことを思いながら部屋に戻ると...

ぺぃはスプラトゥーンをやっているのでした。
始まりと同じように...。

そして、僕はその音を聞きながら眠りにつくのでした。
始まりと同じように...。
日本へ

翌朝、僕らは空港に向かいました。
空港ではシステムトラブルで手続きが遅れたもののなんとか日本へ向かうことができました。

今回の旅でのカジノはほどほどになってしまいましたが、
とても多くの経験をすることができました。

僕はヨーロッパ旅行は初めてだったのですが、
一気に多数の国を観光し過ごすことができて、
船がめちゃくちゃ苦手だとわかりました。

たまにはこんな内容盛りだくさんの旅なんていかがでしょうか?

それではこれで「いけいけ、僕らのMSCメラビリア号」はおしまいです。
ご愛読ありがとうございました!
またいつの日か!
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