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   いけいけ、僕らのMSCメラビリア号 - 第8章 マルセイユ  
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こんにちは!ぴぃーです!
メラビリア生活も最後になりました。
今日一泊したら明日は陸地に戻ることができます。

長い...長い戦いでした...。
船酔いでボロボロになった僕は乗船時と比べてガリガリにやせ細りました。
ダイエットとしては大成功ですが...。
次回来るのであれば陸路を行くようにしたいです。

さて、本日は港町マルセイユに寄って終日自由行動となります。
この街は名サッカープレイヤーで現レアル・マドリードの監督、
ジネディーヌ・ジダンの出身地であります。
そんなわけでサッカー好きのぺぃはこの町の観光を楽しみにしているようです。

そして、ディズニー好きの僕はノートルダムの鐘でも有名な
ノートルダム寺院にとても興味があります。
アニメーションで描かれた寺院の実物を見れるなんてとても楽しみです。

二人はそんな期待に胸躍らせながら船を降りたのでした。
港町マルセイユ
旧港
ぺぃ「ここがマルセイユ...」

僕らが船から降りて、バスで少し移動したところには港がありました。
ここは旧港(Le Vieux Port)と呼ばれており、
たくさんのヨット、囲むように並ぶレストラン、そして市場があります。

現在10:30なのですが、市場では獲れたてと思われる新鮮な魚や貝類が売ってあります。
昼食の食材を買いに来たマダムや観光客でいっぱいです。
こんな感じでお魚が並んでいます
貝のフタとタツノオトシゴの干物??


はしゃぎたくなるかも知れませんが、この街はスリも多いので気をつけるようにガイドさんに言われました。
油断は禁物ですね...。
海の男のイメージで
売り子さんのお手伝い。笑われています

現地の雰囲気を満喫したら早速ノートルダム寺院へ。
ここからはバスで行くことになりますが、
特にバスでの移動中、寺院内でスリが多発するから気をつけるようにとガイドさんにさらに言われました。
こうなるともう日本人以外は全員スリに見えてしまいます。

僕らはカバンを前に抱えるように持ち、バスへと乗り込んだのでした。
バスターミナル

ノートルダム寺院
ぴぃー「ここがノートルダム寺院...」

バスに乗っておよそ20分。
ようやくノートルダム寺院に到着しました。

寺院は街の中でも一番高い所に位置しており、
近いかと思ったら意外とそうでもなかったみたいです。

さらに、急な階段を登って上がって行くとようやく寺院。
思ったより小さいな。
急なので鐘も見えない
変な像もある。表情が良い

アニメではカジモドがピョンピョン跳ね回ってものすごい宮殿みたいなイメージでしたが...。
やっぱりどう見ても小さいというか普通のサイズの寺院です。
でもでも!寺院内はとても綺麗で静かで涼しいですよ。
寺院内部
寺院後ろ側

鐘は見ることができなそうですがせっかくだからお祈りしていきましょう。
カジノバ「JACKPOT...JACKPOT...JACKPOT...」

お祈りが済んだら次はお土産タイム。
ノートルダム寺院の横にはお店があります。
港町かつ高台で風が吹いて非常に寒いので暖をとるのにちょうどいいでしょう。
商品のラインナップですが、観光本や絵本、ノートルダムモチーフの雑貨がありますが、
雑貨は結構高いです。
お土産向きではないかなぁと思いました。

そして...どうやら一緒のツアーの方がスリに遭ってしまったようです。
スリにあうなんてTVか漫画の話に思っていましたが、
バチカンの時以上に実際に起こりうることなのだと驚いた次第です。

さて、ノートルダム寺院の見学が終わったらお買い物...の前に昼食です。
この辺りは何もないので港町に帰ります。
あの面白そうな車で。
タクシー?バス?1人4ユーロくらいで旧港にいけます
スリに遭うくらいならこっちの方がオススメ
現地のイケイケギャル
インスタ映えを気にしていましたが後ろは崖なので気をつけてほしいです

昼食 ブイヤベース

旧港についたら早速レストラン選び。
ここマルセイユはブイヤベース発祥の地で、お値段もピンキリ。
一番高いお店だと2-3名で1万円くらいのブイヤベースのお店があるらしいです。

だとするとランチにはまぁ高い。
隊長「パエリアが食べたいねぇー」
ぴぃー「本場スペインで食べませんでしたっけ...?」
隊長「あら、このお店パエリアもブイヤベースもあるじゃない。」
RJ「入りましょう。」
隊長「ぴぃー!ピザもあるよっ!」
ぴぃー「いよっ!入りましょう!」
隊長「ぺぃ!ロブスターもあるよっ!」
ぺぃ「おほっ!入りましょう!」

というわけで、食いたいものが食えそうなお店に入ることに。
新鮮でうまそうなロブスター。小エビが囲まれています
Brasserie Restraunt PIZZERIA
こちらはコービー。カフェラテ
で、アイスコービー。アレンジしすぎてる
シーフードパエリア
ピザ
ペンネ
そしてブイヤベース

食べ過ぎくらいの昼食を取った後は本格的な自由行動を開始。
途中で「ブイヤベースが超おいしいけれど高い」と言われていたお店を見つけたので紹介しましょう。
MIRAMARさん。旧港についたら港に向かって右手側に見えます

我々はデパートに入ったり町中にある市場を見たりしてきたのですが、
近代的な建物があったと思えば裏手が遺跡だったりと面白い街でした。
エアバイクで発電してスマホを充電する機械。
突如として現れる遺跡


そして、マルセイユではやたらと石鹸ばかり売っています。
...というのも、マルセイユの名産品はなんと石鹸らしいです。
それを聞いてしまったら買うしかないじゃない。

マルセイユの石鹸ですがどれもこれもいい香りがします。
石鹸の表面にも「SAVON(石鹸)」や「MARSEILLE(マルセイユ)」とあり、
ヨーロッパのお土産とわかりますし、高品質な雰囲気が漂っています。
...シャボンの香りとともに...。
そして、何がいいって値段ですよ!
1個2ユーロくらいで6個で10ユーロに割引みたいな感じなので、
石鹸をまとめ買いしておけばみんなに配りやすい...。

これで万事OKだわ。
夕食

「万事OK」になり、出港前にシャトルバスにのりこみ、部屋に戻った僕ら。
一眠りしたらすぐに夕食の時間でした。
船の通路にあるので勝手に入店しちゃう仕組み

【Deck.7 Kaito Sushi Bar】
というわけで寿司バー海渡さんです。
久しぶりの日本食!!...であってるかな??
ここの店長さんは日本人なのでまず間違い無いです。
夕飯開始
前菜として焼いたエビ。うまい
メイン。久しぶりの酢と醤油とワサビで涙が出てきやがる...
最後に味噌汁。珍しい
ぴぃー「次はデザートらしいよ」
ぺぃ「楽しみよ」

お腹もいい感じに膨れてニコニコのぺぃはデザートを心待ちにしており、
僕も甘党なので食後のデザートをまだかまだかと待っていました。
スタッフ「お待たせしましたー。」
ぴぃー「よっ!待ってました!」
抹茶のアイスです

スタッフ「へい、お待ち!」
ぺぃ「よっ!こちとらこれが食いたくて...って、あれえええ!!!」

スタッフがクスクス笑っているのを見てジョークだとわかりました。

メラビリアのスタッフはジョークが好きですね!
危なく冗談じゃ済まない事件が起きるところだったわけですが...。

お腹いっぱいになった僕たちは部屋に戻り、
明日の下船のためにスーツケースをまとめる作業を開始。

これで本当に最後なんだな...。

そう思うと船酔いで苦しめられたのはありますが、
ほんのちょっぴり寂しい気分になってしまいます。

別れの挨拶がわりに船の中を見歩いた僕ら。
最後の最後に...あるところに向かっていった。
ぴぃー「それじゃあ行くか。」
ぺぃ「当たり前だ。途中で逃げ出すんじゃねぇぞ」
ぴぃー「俺が逃げ出すのは吐く時だけや!」

そして、二人は煌びやかな光の中へと滑り込んで行ったのであった...。
最終勝負

【Deck.7 Casino Imperiale】
そう、ここはカジノ。

僕らはまだ諦めてなんかいない。
ジャックポットも当たらず、負債だけが増えて数えるのもイヤになっていましたが、
改めて確認するともう2,500ユーロほど負けているようでした。
ぺぃはそこまでではないにせよ1,000と数百ユーロは負けているようです。

しばらくは海外に行く予定がない僕ら。
大きな夢を掴むのはこの日この時しかないのです!!!
バルザック「お待ちしてました!最終日がんばりましょう!」
RJ「ついに来たか」
ぺぃ「もちろん!僕らはカジノバの一員ですよ?」
ぴぃー「どんだけ死にそうな状況でも逃げ出さないんで。安心してください」
隊長「存分に打ち込んで「目指せJACKPOT!」ですよ!」

ここに...カジノバ集結!
やるしかない!!!
ぴぃー「...ん?そちらの方は?」
謎の男「コニチハ!」
RJ「さっき仲良くなった。ここのスタッフの人」
スタッフ「ソウデス!」
ぺぃ「笑顔が素敵な人ですね」
RJ「彼からこのカジノの秘密を聞いてるところだよ」

秘密なんて聞き出せるもんかね...と思いつつ、ぴぃーは早速実践を始めた。

...

面白いように負ける...。
でも、よくよく考えたら20,30万くらいならラスベガスでいつも負けているか...。

そして、そろそろリミット。
これ以上はまともに返済できなくなる。
みんな、俺は一足先に逝ってるよ...。

ぴぃーの頬をすうっと流れる雫が床にこぼれ落ちた...


その時ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

???「うおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーっっっっっっ!!!!!!!!!!」
ぴぃー「?!」

突然の叫び声に驚き、今聞こえた声の方を向いて見るとやけに盛り上がっている。
...あれは....???
...うち(カジノバ)の連中やんけ!
ぺぃ「来てくれっ!!!やばいぞっ!」
ぴぃー「どうした?!」
RJ「いいから早くっ!!」

二人に気圧され小走りで近づいてみる。
そして、ぴぃーがそこで見たものとは!!
ぺぃの1,428.5ユーロの当たり
ぴぃー「えっ?!」
RJの900ユーロの当たり
ぴぃー「えーっ?!」

二人とも珍しい台に座っていきなりこんなでかい当たりを?!
ぴぃー「なんで?!どうして?!どういうことだ!!」
RJ「スタッフの彼が『中国人はこれでいつもでかいの当ててるぜ!』っていうから」
ぺぃ「信じて打ち込んだらまず俺がジャックポット!」
RJ「そして、俺も打って見たら一瞬でジャックポット(ちょっと足りないけれど)だよ!」
スタッフ「ワタシガ オシエマシタ ミンナ ハッピー ネ」
ぴぃー「えっ...や...やったな...」

本来ジャックポットが当たったことを心から喜ぶべきでしょうけれど...
ぺぃに先を越されるほどに運が落ちているという事実に愕然としてしまいました...。

いつもなら奇跡を起こすのは俺のはずなのに...何故なんだ...ッ!

歓喜する二人とぼろぼろになるまで打ち込んだぴぃー。
そんな自分の状況を客観的に見れば見るほどに情けなく、恥ずかしく...
...力が抜け、目の前が暗くなるような錯覚に陥るのであった...。
ぺぃ「これは出るぞっ!!ボーナスが揃って一瞬よ!」
RJ「実績はあるぞ!ぺぃと俺でワン・ツーだ!」
ぴぃー「でも...俺...もうダメなんだ...」
ぺぃ「チキチキすんな!...ほらっ!金は返す!出してくれ!」
スタッフ「イケル ガンバッテ」
ぴぃー「う...わかった...でも...ダメな気がする...」

ぴぃーはぺぃに押し付けられた500ユーロを1枚ずつ入れていった。

1枚、2枚、3枚、4枚...。
二人の顔から血の気が引いていくのを感じる。
そして、400ユーロの最初くらいでボーナスが当選した。
ぺぃ「これこれ!これですよ!あぶねぇー!」
RJ「大爆発必至のボーナスだ!あぶなー!」
ぴぃー「まじか。俺もジャックポット出ちゃうかね?」
ぺぃ・RJ「当たり前だろ!」
スタッフ「レッツ ゴー!」

それなりの気合いを入れて、ボタンを押しボーナスを開始。
465.5ユーロ

結果は465.5ユーロ、142ユーロのショボ勝ちだった。

...この結果を受けて僕は意地が悪い聞き方をした。
ぴぃー「どうだろう?この台、まだジャックポット出るかな?」
ぺぃ「えっ...いや...」
RJ「な、なぁ...」
ぺぃ・RJ「...もう無理じゃないかな...」
スタッフ「ムリ」
ぴぃー「知ってた...」

自分の運気が完全に枯れ果てているのを感じて僕は金を財布にしまった。
この金はお土産と返済に当てよう...。

というわけで、今回のカジノバのカジノ実戦はこれにて終了。
最終日は船から降りてミラノの街の観光となります。


というわけで....次回、最終回!乞うご期待!

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