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   いけいけ、僕らのMSCメラビリア号 - 第2章 ジェノヴァで観光、そしてついに...  
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朝食
2日目 AM07:30。
本日はジェノヴァ観光・MSCメラビリアへの乗船という日程になっています。
今日のおやつの時間には船に乗ることになるのですが...
船での生活はどんなものなのでしょうか?

シャンパン片手にプールサイドでのんびりしていたり、
船の先端でタイタニックごっこをしたり...。
素敵な出会いがゴロゴロ転がっているのかもしれませんね。

そんな妄想をしつつ僕らは朝食に向かった。
僕の朝食。野菜が不足している。

お味はbuono(ボーノ)!
朝食をとってそのあと一時間程度でこのホテルはチェックアウト。
ほんの少し余裕がありますね。
僕は荷物を整理し始めましたが....ぺぃはスプラトゥーン2を始めたのであった。
マッチング中。ねりお=ぺぃです

スプラトゥーン2ですがアメリカに引き続きヨーロッパ勢もまぁ弱い。
B帯(ゲームのうまさでの振り分け)だから仕方ないかもしれないですが、日本人はゲームが上手だなと思いました。
日本でボコボコにされているぺぃはヨーロッパ勢相手に無双してご満悦のようでした。
ジェノヴァ
AM09:00。
これからバスに乗ってジェノヴァに行きます。
メラビリアに乗るための港はジェノヴァにあり!

というわけでバスに乗り込むツアーの一団はジェノヴァを目指すのでした。

...眠ること2時間半のAM11:30、ついに到着。
結構遠いですね。

バスを降りて僕らはトランシーバーの準備をしました。
トランシーバー。街ではこれでガイドしていただくのです。

さて、降り立ったのはガリバルディ通り。
ガリバルディ通り

車道がなくまっすぐ伸びる建物の影響で少し狭く圧迫感があり、日も入りづらいためかひんやりとしています。
まぁほんの少し雨も降っていますからね。。。
でも、このクールな雰囲気や石畳の感じがヨーロピアン感あります!
トゥルシ宮

トゥルシ宮の奥方様

ここがトゥルシ宮。どうやら世界遺産らしいですよ。
あの有名なヴァイオリニスト、パガニーニのヴァイオリンも展示されており閲覧することができます。
フェッラーリ広場

ガリバルディ通りを軽く散策した後はフェッラーリ広場へ。
あのフェラーリとは関係がないらしいです。
かなり大きな噴水が中央にあり、その周りも素敵な建築物ばかり。

僕は高校時代に選択科目で世界史を選んだのですが、歴史の真っ只中に立っている気分です。
写真で見るのとは違い現地の空気感がダイレクトに伝わってきて...ありふれた言い方かもしれませんが歴史を感じることができます。
ドゥカーレ宮殿

さて、フェッラーリ広場の横のドゥカーレ宮殿に入りますよ。
あの有名なピカソの展示会が行われているらしいです。
が、今回は駆け足なので中をちらっと見るだけ。
生ピカソはお預けです。
ドゥカーレ宮殿横の露店

露店でちょっとお買い物をしてハムを食べたりチーズを買ったりしながらバスを待ちます。
生肉・発酵製品なので日本に持ち帰るのは難しいのでその場で食べるだけにしときましょ。
そうこうしているうちにバスがきました。

ついに...豪華客船の内部に潜入ですッ!!!
MSCメラビリア乗船
乗船手続き後、乗船待ちのぺぃとRJ
後ろの模型はメラビリアではないと思います。
乗船カード。
客室、乗船日-下船日、夕食の場所・時間、インターネットのID
さらに乗船後にクレジットカード情報と顔写真も登録されるので船内ではこれさえあれば何でもできます。

まずは待合室。
乗船するグループがとても多いので結構待ちます。

約1時間程度待ったでしょうか...自分たちの番号が呼ばれ、ようやく乗船です。
と思ったら空港と同じで荷物チェック・金属チェックが行われます。
予想はしてたけれどめんどいな....。
シャトルバスで移動中
遠くに見えるメラビリア...僕らの船...


そして....
で、でたー!!これがメラビリアの船内ッ!!

船内中央は吹き抜けになっておりキラキラ輝いています!
階段はガラスかクリスタルかできておりピッカピカ!
早く船内を散策して見たいですね!

【Deck.6 フォトショップ前】
というわけでまずは今後の予定をひとしきり確認。
今回のツアーでは1日だけ終日船内でそれ以外は寄港して街を散策するようです。
インドア派な僕は「終日船で過ごせるのは1日だけか...残念...」と思ってしまったのはいうまでもない。
そして、一旦解散。

でも...ちょっと待ってください。
まだ遊ぶことはできませんよ。
乗船後は必ず避難訓練を受ける必要があります。
義務化されており、乗船カードのバーコードもスキャンしてチェックされるので、
部屋で避難場所をチェックし、時間になったら必ず避難訓練を受けないとダメなようです。
※乗船カードに記述されているAssemblyStation「K」が僕らの避難場所

さらに、まだ待ってください!
部屋にスーツケースが届くのはしばらく後のこと。。。
「一旦お昼でも食べて待っててくださいや」とのことです。

ちなみに、ビュッフェなので何をどれだけ食べても無料らしい...!!
※食事時間も決まっていないので好きな時間に好きなように食事できるみたい

やばいぞ。痩せる予定できたのにこれじゃ食べ過ぎちゃう...。
...でも...とりあえず、食べに行ってみるか...。
出港式

【Deck.15 マーケットプレイスビュッフェ】
PM04:00、遅めのお昼です。
魅力的な食べ物ばっかり!!
ぴぃー「すごいぞ!ここは天国や!!」
ぺぃ「そんな食べ過ぎてどうする。すぐに夕食だぞ?」
ぴぃー「今日くらいいいだろ。食べなきゃ失礼よ。」
ぺぃ「それはそうだけど...船酔いするかもしれんし」
ぴぃー「酔い止めがあるんよ!それに現時点でこれっぽっちも揺れを感じないね。」

...それもそのはず、まだ出航していませんから。

豪華客船を堪能するぴぃーとぺぃ。
お味は....squisito(スクイズィート)!。
こりゃ完璧な船旅が始まっちゃうなぁ!
ぴぃーのテンションは爆アゲです。
船内には喫煙所が何箇所かあるのでそこも下見しておきましょう。

【Deck.15 アトモスフィア・プール】
アトモスフィア・プール

しゃ、洒落とるなぁー!!
風が吹いて雨がパラパラ降って寒いので人はいませんが...夏なら最高でしょうね!

そしてお目当の喫煙所...ここの左舷側が喫煙可能らしいです。
さらにバーカウンターで「ペプシプリーズ」と言えばペプシコーラがでてきます。
有料ですが、乗船カードに登録したクレジットに請求が行くのでキャッシュレス・ストレスフリー。
しかも今回カジノバは1日29ユーロのスタンダートドリンク飲み放題プランに入ったので自由に飲めます。
豪華やねぇー!

【Deck.12 客室】
通路。狭くてどこまでも同じ見た目で迷う。

早速客室に向かってみようと思ったら...船がでかいこともあり迷う。
船室番号で矢印はありますがこれは参ったね。部屋が見つからん。
僕らの船室。超狭い。

ようやくたどり着いた客室は想像通り狭かった。
しかも、男2人でダブルベッド...。

これはどうでもいいか...。

さて、この部屋ではスーツケースが2こ並んでると邪魔になる。
というわけでガイドさんオススメの方法を参考に、
スーツケースの中身をクローゼットに整理して、
空のスーツケースはベットの下に滑り込ませてお来ました。

初めてこんなお片づけをしましたがこれは悪くない。
まるで自分の部屋みたいで愛着が湧いてきます。
客室の家具の意味がわからなかったのですがこうやって使うのですね!!

そして、次は避難訓練。
僕らは【Deck.7 カルーセル・ラウンジ】に向かい講義を受けました。
日本語を含む5ヶ国語くらいで救命胴衣の膨らまし方など、飛行機でもやるやつと同じことを聞いて解散。

【Deck.6 ガレッリア・メラビリア】
移動が多くてしんどいですね!!
エレベーターは12台くらいあるのですがなかなか来てくれなかったりするので階段の方が早いです。
さて、次は必須ではないですが出港式です。
アーケードに向かうと隊長・RJ・バルザックもすでに来ていました。

イベントもどうやら始まっているようです。
出港式

社交ダンス的なものが始まり、その後はテーマソングか何かに合わせてみんなで踊ることに。

....これはキツイ。

日本人のシャイな性格もありますが、よくわからないダンスを強制されるのでキツイです。
全員ノリノリな中、「撮影中ですが何か?」の体で僕は外に外れました。
年配の方達も巻き込まれて汗だくになりながらガチガチになった身体で激しいダンスを
させられているのを見せられて「...拷問や」と思ったのでした。

【Deck.5 Waves レストラン】
やっぱり移動多いな...。
現在PM07:00。
お昼が遅かったので、夕飯もなるべく遅めに向かいました。
メニューです。この中から前菜・メイン・デザートをチョイス。
メイン2個でも何個でも選んでいいらしいです。
白身魚のセヴィチェ
パプリカのクーリに、赤タマネギ、レモン、コリアンダーを添えて
グラニャノ風パッケリ海の幸ソース添え
ブロンズダイ・デュラム小麦のパスタ
仔牛のすね肉オーブン焼き「ゴッチャドーロ」 ローズマリーソース ジャガイモ・マッシュ
ルーム・ベーコンのソテー「ロスティッチャータ」添え
リンゴのコンフィ、キャラメルクリーム、バター、マスカルポーネのフルーレット

日本語で書かれた暗号のようなメニューを見て、
舌を噛み、血だらけになりながら注文。
素材から出来栄えを想像するしかないですね。
お味はOttimo(オッティモ)!

...とは言え、日本のお料理とは違って素材の匂いが多少きつめかもしれません。
肉は肉臭く、魚介類は魚介類臭く、ある意味では素材の風味がでてると言えます。
なんにせよOttimo(オッティモ)でした!
RJ「あぁ、やっぱり船動いてるね」

窓をみてRJが一言。
バルザック「すごい、本当に出航したんですね」
ぴぃー「わぁ!気づかなかった!ちっとも揺れないじゃん」
ぺぃ「こんぐらいの揺れなら余裕だなぁ」

本当に船の上なんだなぁ...。
大型の船なんて小学校の時に乗って以来かな。
そんなことを思いつつ...
...船に乗っているという事実を料理と共に噛みしめるぴぃーであった...。
カジノ!!

【Deck.7 Casino Imperiale】
入り口

カジノバ恒例のカジノ実戦が始まります。
第1章でもお伝えした通り、現金は340ユーロ。
心してかからねば...。

さて、メラビリアのカジノ インペリアルですが、テーブルが8台、スロットが100台いかない程度と
若干小ぶりかなといった感じです。
中央にはバーカウンターがあり、僕らの入っているドリンクプランなら
スタンダードカクテルとソフトドリンクなら自由に飲めます。
さらに、分煙がされており喫煙スロット、禁煙スロットで別れています。
つまり、とても居心地が良いです。

カジノの運営時間は出航して法律的に問題がないところまで出たら開始(18:00頃)、
終了は寄港する直前(06:00頃)までとなっています。
※あちこちに設置されたデカイ端末で運営時間をチェックできますよ

スロットはラスベガスにある新機種と同等のマルチラインがメインのようです。
古い機種の方があたりがでかい気がするのですが、
新しい船なのでレトロなものは置いていないですね。
古い機種が出るのは日本の現状と一緒なのでしょうか...。

...というわけで早速座ったのはARUZEさんの「Howling Wolves」。
さっさとあたりを引いてしまって余裕を持ちたいところ...!

...

.......

...

が、駄目ッ!!
一瞬で飲まれてしまいました。
初日にしてオケラっ!!
残念ながらカジノ実戦はもう続けられないでしょう。。。
2018年から始まった大不調は抜け切れてないらしい。
今までどうもありがとうございました...

...ん?

ふと、台をみると何やらカードが入りそうなところが...


...もしや...


ぴぃーはおそるおそる乗船カードを差し込んでみました。
すると...なんとカードを認識するではないですか!!
液晶上にはカードメニューが表示されています。
これはラスベガスのMLifeカードの役割と一緒なのでしょうね。
さらにメニューには「Room Charge」の項目が...


...ゴクリ...


認証を行いPINナンバーを設定し、「10・25・50・100・200・300」というメニューから「300」を選ぶ...


シャリーン!


心地よい音ともに300ユーロ分のクレジットが追加されたではないですか!!
こ、これは...噂では聞いていましたがクレジットカードで遊べるスロットではないですかッ!!
しかもこのカードでプレイポイントを貯めることができるようです。
...340ユーロ分のポイント損しちゃった...。

...さてさて...えらいことになったぞ。
乗船カードに登録したクレジットカードは天井なしのカード。
さらに、クレジットカードの切り替えをしようとして見ましたができそうにありませんでした。
つまり、(理性の続く限り)無制限にお金は使えるっ!!

...はぁ...はぁ...
やばすぎる...。
どこまでも金をむしり取るつもりだ...。



...これがお前らのやり方かーっ!!



と、そこに隊長も現れた。
隊長「どう?調子は?」
ぺぃ「あんまりよくはないですね」
隊長「あらそう...これどうやってやるの」
ぴぃー「あ、乗船カードを先に入れるんですよ」
隊長「へぇ、そうなの?」
ぴぃー「そんでこれをこうやってこうやって...」
隊長「ふむふむ、そんでこのボタン?」
ぴぃー「そうです。押してしまいましょう」

シャリーン!
隊長「すごいじゃない!300ユーロゲットですよ!」
ぴぃー「やりましたね。」

カジノバ全体に乗船カードの使い方を共有してしまいました...。

...これで全員借金地獄です...。
ぴぃー(俺だけでも勝たないと...)

ぴぃーは決意を新たに実戦を再開したのです。
Easy Money。惜しかったやつ。
Triple Double Diamond FREEGAMES

結果、540ユーロも負けてしまいました。
初日から痛々しい...。
不安

...ぐわん...
ぴぃー「うっ!」

な、なんだこれ...。
RJ「おぉ、まぁまぁ揺れるね...」
ぴぃー「い...意外と揺れますね...」

いや、揺れるというか....
超巨大なシーソーでゆったりと±2mくらい上下している感じ...ですかね。
ぺぃ「今日はちょい負けたんでお開きですかね。初日ですし」
バルザック「そうですね。揺れて来たし酔う前に寝たほうがいいかも。」
ぴぃー「う...うん。戻ろ戻ろ...」

...ぐわん...


う...ぐあぁ...


こんな揺れるの...?!
なんだこれ!なんだこれ!やばいじゃんか!!

周りを見渡すとみんな揺れながらも余裕そうな顔。
えぇっ...自分だけが弱いのかしら?

これはえらいことになると思い、ぴぃーは足早にベッドを目指しました。
きっとベッドの上ならウォーターベッドみたいになるでしょ...知らんけど。

その後も揺れは激しく、船内を歩く人はあっちにフラフラ、こっちにフラフラ。
なんや、とんでもない船やないかっ!

客室へと急ぐぴぃーとぺぃはフラフラと壁に当たりながらも通路を歩き、
ようやっと部屋に戻った。

シャワーをささっと浴びてベッドに潜り込んだぴぃーだったが....
ウォーターベッドどころか部屋の配置上、枕にぐーん!後ろにぐーん!を繰り返すことに。
これは悪魔のゆりかごや...。
無理矢理に目を閉じて身体の向きを調整し...
...ギリギリのところで眠りについたのであった...。

船酔いしない人たちにとっては天国でしょうけれども、
僕にはまだ早かったようです...。
残り数日間この揺れに耐えることになるということに
人生で5本の指に入るほどの絶望感を感じたのであった...。


これは...粗相をするのも時間の問題か...


次回、MSCメラビリアがぴぃーに襲いかかるッ!!!!
お楽しみに!!
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