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ブラックジャックの戦術性、ルーレットの運の要素を足して2で割ったようなゲーム、 それがクラップスです。その醍醐味は大人数でテーブルを囲み、 賑やかな雰囲気の中でゲームを楽しめることだと言えるでしょう。 今日では多くのカジノにクラップスが用意されており、 「2つのサイコロを振り、出た目の合計(以下、サイコロの出目) を予想するだけ」といったシンプルなルールから今ではカジノに欠かせないゲームになっています。 また、クラップスは簡単な戦術を知ることである程度勝率を上げることのできるゲームでもあるのです。

冒頭でも述べた通りクラップスのルールは「2つのサイコロの出目を予想するだけ」 といったシンプルなものです。ルーレットのサイコロ版と考えるとイメージしやすいかもしれません。 一見するとルーレット同様、100%運の要素だけで勝敗が決まってしまいそうですが、 クラップスの場合、「損な賭け方」というものが存在します。 言い換えれば「損をしない賭け方」を実践することが勝率を上げることにつながるのです。

ゲームの流れを見ていく前に、プレーする上での前提を確認していきましょう。 まずゲーム中にサイコロを振るのはディーラーではありません。 そもそもクラップスにはディーラーが存在せず、 ゲームに参加しているプレーヤーの代表1名にサイコロを振る権限が与えられます。 この人を「シューター」と呼びます。 「シューター」は1ゲーム毎にテーブルを囲むプレーヤーが時計周りに指名されていきます。 これは、プレーヤーにフェアなゲームであると明示するためにこの様な方法がとられています。


エリア 賭ける場所 配当
パス・ライン Pass Line 1倍
カム Come 1倍
ドント・パス Don't Pass 1倍
ドント・カム Don't Come 1倍
フィールド Field 1倍
ビッグ6/8 BIG 6 or 8 1倍
エニィ・セヴン Seven 4倍
エニィ・クラップス Craps 7倍
プレース・ベット 1.8倍
1.5倍
SIX 1.2倍
1.2倍
NINE 1.5倍
10 1.8倍
ハード・ウェイ 2&2 7倍
3&3 9倍
4&4 9倍
5&5 7倍
ワン・ロール 1&2 15倍
1&1 30倍
6&6 30倍
5&6 15倍
出目合計 出目の組み合わせ
[1,1]
[1,2][2,1]
[1,3][3,1][2,2]
[1,4][4,1][2,3][3,2]
[1,5][5,1][2,4][4,2][3,3]
[1,6][6,1][2,5][5,2][3,4][4,3]
[2,6][6,2][3,5][5,3][4,4]
[3,6][6,3][4,5][5,4]
10 [4,6][6,4][5,5]
11 [5,6][6,5]
12 [6,6]
サイコロの出目を予想するにあたって、その組み合わせが出る確率を知っておくことで、 これからの解説をより深く理解することができます。合計のバリエーションは「2〜12」までで、 「7」が出る確率が最も高いことがわかりますね。また、この理由から賭け方に対する配当の倍率も バリエーション豊富です。



クラップスのゲーム進行には2段階あり、 「1投目」と「2投目以降」とで少し考え方が変わってきます。 また、クラップスには様々な賭け方が存在しますが、 実際には「パスライン」と「オッズ賭け(パスラインへの賭け金上乗せ)」の2つを覚えていれば十分です。 実はこの2つの賭け方こそが「損をしない賭け方」なのです。 今回はこの2つの賭け方を見ていくことにします。 それでは、大まかに流れを見ていきましょう

■「第1段階」
最初にプレーヤーは”Pass Line”と書かれている場所に掛け金を置いていきます。 全員が賭け終ると、シューターは「1投目」を振ります。これを「カムアウトロール」と呼びます。 この時点でサイコロの出目が「7か11」であればプレーヤーの勝ちとなり賭け金と同額を受け取って即終了となります。 逆に「2か3か12」が出ればカジノ側に賭け金を没収されて終了となります。 それ以外(4、5、6、8、9、10)が出れば第2段階へ進みます。

■「第2段階」
カムアウトロールによって出た目が「場の目」となり、 今後はサイコロの出目が「場の目」か「7」が出現するまで 「プレーヤーが好きな場所に賭ける」→「シューターがサイコロを振る」を繰り返します。 この時に「Pass Line」の賭け金を上乗せするのが「オッズ賭け」というものです。 「場の目」というのは”Point”と呼ばれていて「7」よりも先に「場の目」が出ればプレーヤーの勝ち、 逆なら賭け金を没収されてゲームは終了となります。



〜なぜ「オッズ賭け」がいいのか〜
一見普通の賭け方のように見えるオッズ賭けですが、 その利点は「オッズ賭けに対する配当は正確な出現比率によって決まる」ということにあります。 パスラインに賭けた際の配当は1対1ですが、カムアウトロール後に「オッズ賭け」を行使した場合、 上乗せされた額に対しては「場の目」と「7」が出る比率に応じた倍率で配当を受け取ることができるということなのです。 出目の出現比率のチャートからもわかるように、 例えば「4か10」が出る確率は「7」が出る確率に対して完全に2分の1なので、 オッズ賭けによって上乗せした賭け金に関しては受け取れる配当が2倍になるのです。 同じ様に「5か9」なら1.5倍、「6か8」なら1.2倍ということになります。 少しわかりづらいと思いますので具体的な例を挙げておきましょう。

(例)
最初の賭け金にAさんは10$を”Pass Line”に賭けたとします。 カムアウトロールした結果「4」が場の目になり第2段階に入りました。 Aさんは「オッズ賭け」を行使して、さらに30$賭け金を上乗せしました。 これでAさんは合計40$賭けたことになります。 そして再び「4」が出てAさんはこのゲームに勝ちました。 Aさんはいくら配当を受け取れるのでしょうか。配当は次のようになります・・・

最初の賭け金に対する配当 10$×1=10$
オッズ賭けに対する配当 30$×2=60$
合計 10$+60$=70$
もしAさんが「オッズ賭け」を行使せずに ”Place Bet”の「4」に賭けて勝っていたらどうなっていたのでしょう。

最初の賭け金に対する配当 10$×1=10$
プレースベット「4」に対する配当 30$×1.8=54$
合計 10$+54$=64$
期待するサイコロの出目はオッズ賭けをした時と変わらず「4」ですが、 なぜか配当に差が生じています。これは”Place Bet”の「4」の配当倍率が1.8倍と低く設定されているためです。 どちらに賭ければオトクかは一目瞭然ですね。 これ以外にもクラップスには「損な賭け方」が多くあり、 これらを知らずに賭けているとトータルで負け越してしまうことが多くなってしまいます。 必然的にプレーヤーとカジノがフェアな条件でプレーできる”Pass Line”と”オッズ賭け”がクラップスのセオリーになるわけですね。

さぁまずはここまでを覚えて、気軽に楽しくクラップスにチャレンジしてみましょう。

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