SEO
   ぺぃが行く。アンコールワット&ハロン湾、そこに愛はあるのかい? - 3章 ハロン湾クルーズ  
   Vol.01Vol.02Vol.03Vol.04  

四日目 ハロン湾クルーズ
7時にホテルで朝食のバイキングを食べ、9時に出発しハロン湾へ向かう。
昨夜、4時間程かけハロン湾近くのホテルへ移動した為、ハロン湾はとても近く、車で15分程度。
『TUAN CHAU INTERNATIONAL MARINA』という港からクルーズ船に乗り、約6時間のロングクルーズに出発する。

朝食1なかなか美味しい
朝食2パンもサツマイモもかなりイケる

TUAN CHAU INTERNATIONAL MARINA
こんなクルーズ船に乗る

席につくと、女のひとが春巻きを巻いていた。後で焼いてくれるらしい。
春巻き作成中
いざ出発!!という時に、ガイドさんから船内の注意事項と食事の説明を聞く。

どうやら発着の際にデッキに行く事は罰金と10日間船を動かすことを禁止されてしまうらしい。
かなり厳しい仕打ちです。

また、昼食は船内にて海鮮料理となるため、いろいろな魚や、貝、日本では天然記念物のカブトガニまで
商人が小舟で船に売りに来るらしい。
期待して待っていると他の船には果物など売っていたがこちらには来なかった。
外に手の届く場所が少ない船だったからだろうか・・・。

残念に終わってしまったが、気を取り直してデッキに上がる。
さらに残念な事にこの日は曇っていた。
・・・が、そもそもこの時期はほとんどが曇りで、悪い時では霧が多いらしい。
時期にもよるのでしかたなかったが、それでもこの日はいつもより綺麗に見える日だそうだ。
デッキには椅子が並べられていて優雅に座ることが出来る。


優雅に座るバルザック

ぺいとお姉さん

2時間弱クルージングをしている間にガイドブックに載っている有名な岩山をいくつかみることができる。
鶏が戦っているように見える「鶏闘岩」、香炉をイメージさせる「香炉台」、横向きの犬の「犬岩」
などのすぐ近くを通り抜けることができるらしいのだ。

鶏闘岩
香炉台

昔の人は発想力豊かなんでしょうね。
どこからどう見てもただの岩にしか・・・
そんなこんなで写真を撮っていると着岸するから帰って来いとの事で、席に戻る。
ティエンクン洞窟と展望台
港に到着すると、「HANG SUNG SOT」と書かれている島へ降り立った。
100段以上階段を上り入口に到着。
ここがクルーズの目的の1つ「ティエンクン洞窟」の鍾乳洞だ。

さっそく中に入ると岩肌にはとてもカラフルな照明があてられており、
まるでファンタジー映画のセットのようだ。
自分の奥底で眠っている少年の心が目覚めるのを感じる。

階段を下りて、険しい岩の道を進み、階段を上り・・・。
これをなんども繰り返して結局、階段を300段程上り下りして周った為、隊長とぼくは息を切らしていた。

ぺい「隊長、しんどいですね。」
隊長「い・・・ハァハァ・・・やぁ、・・・ヒフッ・・・だ、だいじょ・・・ヒィーヒィー・・・ぶ・・・。」
ぺい「そうですか・・・何にせよなんとか帰ってこれて良かったですね。」
隊長「ほ・・・ホヒュ・・・んとだねぇ・・・」

中はとても広い

青く綺麗な場所

こんなにカラフルな場所も

支えていないと崩れてしまう場所まである
船に戻るとすぐに出発し、次の場所へ移動する。
船の中で現地ガイドさんにまた説明を受けるが、次の場所は展望台。
今度はなんと!階段を400段以上も登るという。

ぺい「隊長、これはやめときましょう!帰ってこれなくなります。」
隊長「い・・・ハァハァ・・・やぁ、・・・ググッ・・・だ、だいじょ・・・ヒィーヒィー・・・ぶ・・・。」
ぺい「まだ息切れしてるとか・・・。」
隊長「い、・・・フェヒッ・・・いこう・・・」
「HANG SUNG SOT」から15分程の場所にある「TI TOP島」に到着した。
『G X TI-TOP』という人の銅像が立っていたが、関係性は聞き逃してしまった・・・。
G.X. TI-TOP
ここは海水浴場になっていてビーチバレーをしていたり、海に入っている人もいた。
中に進み、展望台の入り口を目指す。
時間が1時間程度しかなく、往復は30分以上かかる。
それでもせっかくここまで来たんです。
登らないわけにはいかんでしょうが。
・・・というわけでさっそく登る。

半分の200段程まではなんとか順調に上ったが、ここにベンチなどのスペースがあった。
こんな休憩スペース見ちゃったら心が折れる人も出ちゃうんじゃなかろうか。

隊長「ハァハァ・・・、先に行ってくれ。ちょっと休憩。」
ぺい「(・・・出ちゃったよ)わかりました!先行って写真撮ってきます!」
バルザック「先行ってます!」
ぺい(隊長はギブアップか・・・。)

2人は隊長を置き去りにして残りの200段をかけあがる。

・・・振りかえってはいけない・・・

隊長の冒険は残念ながらここで終わってしまいましたが
僕らには希望も夢も若さもあります。
こんなところで立ち止まるわけにはいかない!

急な階段が立ちはだかる。とても高く・・・それはまるで天国への階段のような・・・。

・・・もうだめか・・・

そう思った、次の瞬間・・・眼前に広がる世界ッ!!
ついに!頂上の展望台へ到着したのです!

展望台からの景色。曇っていたのでとても残念
ぺい(す、すごい!隊長にも観せてあげたかった・・・。)

と、その時・・・
???「・・・ぉ・・・い・・・」
わずかに聞こえるこの声・・・
???「・・・おぉー・・い・・・」
まさか・・・隊長ッ?!
隊長「おぉーーいッ!!!」
バルザック・ぺい「えええええぇぇぇぇーーーーーーッッ!!!」
隊長「ハァハァ・・・、の・・・登り切ったぞー!」
バルザック「すごい!その体で良く登れましたね!」
ぺい「この階段をまた降りて帰るのによく登りましたね!!」
無事生還した隊長。
『また降りて帰る』という言葉に唾を吹いてぶっ倒れそうになっていたが、何とか立て直した。
気持ちを切り替えて綺麗な景色を写真に収めた。

そして、いざ帰るという時、階段の方をみると大勢のアジア人のツアー客がだらだら降りていた。
振り向いては写真を撮って、ダラダラ進んで・・・このペースならそれほどきつくはないでしょう。

振り返ってみるとそこには誰よりもダラダラと揺れる丸い影が・・・隊長です。
ぺい「遅れちゃいますよ!」
隊長(の腹)「お腹空いたよー!」
バルザック「そればっかりですね。」
ぺい(の腹)「お腹すいたよー!」
バルザック(こっちもデブだったか・・・)
やっとこさ船に戻り、気が付けばすでに12時を回っていた。
船に戻り席に着くと、順々に料理が運ばれてきた。
素晴らしいタイミングです。

まずドリンクから、海老、アサリ、カニのグラタン、最初に巻いていた春巻き、
スズキのトマトソース煮が出てくる。
どれもとても美味しく、大満足!

ファンタは各国味が違うらしい
エビ。剥いてくれるので楽チン
アサリ蒸し
カニのグラタン
最初に巻いていた春巻き
スズキのトマトソース煮

ゆっくり食事を堪能しているうちに岸に到着。
長かったクルーズもこれでおしまい。
この後僕らは一旦ホテルに戻り、2時間程休憩をとることができたのです。
水上人形劇
しばらく休憩した後、ベトナムの伝統芸の水上人形劇を観に隣のROYAL HALONG HOTELへ向かった。
バスで5分程で着くほど近く、簡単に行けてしまう。
ホテルに着くと隊長が変な方向に歩いてゆく。

隊長「あああああーーーッッ!!!」
ぺい「隊長!そっちじゃないですよ!」
隊長「あるじゃないのッ!!!」
ぺい「なにがですか?」
隊長「カジノだよ!さぁっ!!!行こう!」

さすがカジノバ隊長。カジノを見つけるや否やカジノに向かってゆく。

ぺい「だめですよっ!これから人形劇を観るんですから。」
隊長「じゃああとで行こう!」
ぺい「・・・まぁそうなりますよね。」
隊長「よし!決まり!!じゃあ人形劇を観よう!」
ぺい(人形劇どころじゃないだろうなぁ・・・)
カジノで頭がいっぱいの隊長はさておき・・・
水上人形劇だなんてすごいです。
見たことも聞いたことないですし、良いコラムが書けそうです。

水上人形劇はその名の通り、人形が水の上で劇をする。
セリフはもちろん現地の言葉なので何もわからないのでは、と不安に思うかもしれませんがご安心を。
ストーリーは、檀上横に日本語で表示されるのでとてもわかりやすいのです。

そして、席ですが水のお芝居なのでやはり最前列は濡れる危険性があるらしい。
というわけで、カジノバは真っ先に最前列に座ったのでした。
水をかぶればコラムのネタにもなりますしね!

さて、ショーが始まると最初にアオザイを着た女性と民族衣装の男性が出てきて
何かおちょこで最前列の我々に飲み物を持ってきてくれました。

一気に飲んでみると・・・ノドが焼ける・・・ッッ!!!
体がとても熱くなり、真っ赤になってきて・・・燃えるようだ・・・ッッ!!
これはアルコール度数の高い焼酎のようなお酒らしい・・・。
・・・やばい・・・アルコール弱いのに・・・
コラム・・・書くどころじゃない・・・む・・・無念・・・。

・・・この後、たいして劇を観ずに寝てしまったのは言うまでもない。

人形劇は1時間程で終了したらしく、アオザイの女性と一緒に記念撮影もできる。

水上人形劇

アオザイの出演者の女性
いやぁ、酔っ払った。
お酒弱い人は最前列に座らないようにしたほうがいいですよ。
僕みたいにベロベロになっちゃいますからね。

その後、5分程度かけて我らのホテルに到着。
さて、これで今回のコラムもおしまい・・・っと。
後は部屋に戻って、酔い覚ましにコーラでも飲んで、ぐっすり眠るかぁ・・・。

隊長「さぁ準備してね!」
ぺい「ん?お風呂ですか??僕酔っ払っちゃったので部屋にいますよ。そいじゃあ、おやすみなさいませ。」
隊長「何バカなこと言ってんのッ!!カジノですよッ!さっきのホテルに戻るよッ!!」
ぺい「ええええええええええええええぇぇぇぇッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!?????????」

次回はカジノ編ッ!乞うご期待!!!

  Vol.01Vol.02Vol.03Vol.04  
  コラム&レポート一覧  

トップページ 運営会社 広告掲載 プライバシーポリシー メールマガジン お問い合わせ