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   Merry Christmas 2015 in ベガス - 8・9日目 Jackpot 探して  
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最終日前夜

こんにちは、ぴぃ〜です。

お土産で買ったはずのTシャツを勝手に着て大喜びのぺぃ。
安くお買い物が済んだのでご機嫌らしいです。

 
 
 

男らしいスカルTシャツ

「サンタさん、それ僕のじゃない」
時期に合わせたインパクト大のメッセージ
 
 
 

そんな奴を尻目に僕は財布を覗き込んでいた。
もう$75くらいしかないのです。

今回の旅は思い出す限り全く良い当たりがなかった……。
一番最初のマルチラインで$600でたことぐらいか……。
それ以降はてんでダメっ……!!

明日は最終決戦だとか言っておいて金なしとか……。
というわけで本コラムはここで終了です。
今までありがとうございました。

………

……




……そうたやすく終わって良いわけがない。
終わらせるわけにはいかない!!
そう思った僕はぺぃも寝静まった頃に一人で$5コーナーへ向かった。
$75からでも10倍くらい出して復帰してみせる!!

 
 
 

 
 
 

1/10になった
 
 
 


さ、帰ろう。


最終日

みなさんご存知の通りカジノバヤングのぴぃ〜ぺぃはすってんてんのオケラ。

金もなく、部屋でダラダラと惰眠を貪っておりました。
まさかこんなしょぼいコラムになるとは誰が思ったろう。いや、思っていない。

おかげ様でキャンディークラッシュ(※)がはかどります。
※スマホのパズルアプリ。簡単なルール遊べるが異常にステージ数が多い

ぺぃはずっとiPadで動画を見つつモンストをやっています。

これがあのカジノバさんのラスベガス滞在最終日の光景とは。
カジノバの名が聞いて呆れるよ。

ちょうどその頃、隊長達は鯖定食を食べにいくようでした。
留守の間「カジノの様子を見て情報収集していなさい」と申し付けられた僕らですが……。


……このザマです。
(隊長には後でチラ見した状況を報告すればいいかな……)


どうやら僕らにもまだ弾丸があるらしいので
そいつを打ち込んで今回の旅のフィナーレとしましょう。

ですので、時間を早送りして、お話は隊長から弾丸をもらうところからスタートします。
お昼を食べた後、隊長は寝ていたらしくすでに夕方。
隊長が起きてスロットコーナーに向かうという風の噂を聞きつけて
僕らもスロットコーナーへ向かい散々おねだりをして$500の入った弾丸をもらいました。

今日はフルタイムで実戦可能な最終日で明日のお昼前にはチェックアウト。
明日も時間はあるにはあるのですが……ジャックポット引いてから手続きに時間がかかりますからね……。 それに今更しょぼいマシンを打ってもしょうがありません。
最後は大金を持って帰るかすぐブランド物を買うに限ります。
というわけで、僕らは$5台の調子が良さそうなものを片っ端から打ちました。

 
 
 

$100……
 
 
 

$200……
 
 
 

$300……
 
 
 

$400……
 
 
 

$500……
 
 
 

チャルドペギ……
 
 
 

骨つきカルビ……
をハサミで切るのなんて僕らにとっちゃチョチョイのチョイです
 
 
 


途中であまりにも早くお金がなくなったことと、
隊長の腹が減ってしまったことにより、
自然とジンセンに行ってしまいましたが……これは仕方がありません。
$500もあればいい勝負ができると思っていたのですがそんなわけありませんでした。

カジノは本当に厳しいなぁ……。
そう思いながら最後のジンセンの肉をしっかりと噛み締めるカジノバでした。

ベラージオに戻ったカジノバ一行。
今度こそ弾切れです、コラム終了の危機です。


隊長「さ!最終勝負頑張りましょう!」

ぺぃ「もう弾丸ないっすよ……」

RJ「もらったばっかじゃん!なにやってんの!」

隊長「え!?じゃあ$1000貸そうか?」

ぺぃ「いいんすか?!やったぁ!!」

ぴぃ〜「馬鹿っ!!それは禁断の果実よ!」

隊長「ぴぃ〜はどうだい?」

ぴぃ〜「いただきます!!」

さぁ大変なことになった。
これは適当な立ち回りはできないぞ。
なんにせよ……スロットはもうどうやっても無理だろう

そんな中……


ルーレット

マー坊「僕ルーレットやってみたいんですよね〜」

ぴぃ〜「お!それだ、やってみよう!!」

マー坊の無邪気な提案にのる僕たち。

実は僕らもルーレットチェリーボーイ。
いまいちお作法はわからないけれどやってみようということになりました。

というわけでミニマム$25のテーブルに着席。
そして、$100を出すと全て同じ色の$5チップでよこされました。
なるほど、縦横無尽にチップが置かれるからどれが誰のかわからなくなりますもんね。
このチップを5枚以上盤面におけばとりあえずは参加できるようです。

早速、ぺぃ・マー坊は赤黒にかけてぴぃ〜は1/3にかける。
ほぼ1/2と1/3の確率で当たるので極端なことが起きない限り遊べて、
他のかけ方よりも緩やかながら増える可能性が高いです。
※赤黒は18/38なので約47.4%、1st 12等の箇所は12/38なので約31.6%です

さて、慣れてきたところで「2nd 12」に賭けて「14」が当選!
やった!!
……と思ったらチップが回収されてしまい、配当も0でした。

「おかしい」と思い「This!This!14!14!」とアピールしましたが……
ディーラーも悩んだ挙句、「分かりづらい置き方はダメよ」ということで諦めざるを得ない状況に。。。。

疑惑の判定と思いましたが、初心者だったために分かりづらい箇所に置いていたかもしれません。
それにチップを回収して配当が出たんだから、早めに物言いをしないと証拠もないですしね。。。

諦めてしっかりと狙った場所に置いてるアピールをすると
ディーラーと他のお客さんから親指を立ててGoodJobをもらいました。
やっぱり、熱くなりすぎずにクールに社交的にいかないと、ね。

そんなところでスロットをやっていた隊長とRJもルーレット中の僕らを見つけてやってきました。
カジノバ集結!!
これは何かが起きる気配。。。

さて、毎回赤黒に賭けていてもマンネリすぎてつまらないです。
このタイミングでぺぃは掛け方を変えようとしていました。

ぺぃ「34、35、36 にかけたいんだけれど……」

と指差しを踏まえてディーラーに聞くと
34に1枚、35に2枚、36に2枚とおくことになりNo More Bet。
さてどうなるか?

ルーレットの玉がぐるぐる回転して「カタンッ」といい音を鳴らす。
初めて気づいたのですが、ルーレットの回転盤は深くつくられていて座っていると見えないのです。
ですので今回も「カタンッ」のタイミングで皆で立ち上がって覗き込むと……
35にピシャリと入っているではありませんか。

よっしゃ!と小さくガッツポーズを取るぺぃ。
さて、配当は$5チップ * 2 * 36倍だから...えっ?!$360?!

ぺぃ・ぴぃ〜・マー坊「簡単じゃん!!」

ビビるカジノバは同じ作戦で色んなラインにかけてみようとわき立ちます!
元手$25をあまりに簡単に$360をにしたのですから無理もありません。

…とその時!ディーラーがちょうど入れ替わったのです。
隊長はその瞬間を見逃さなかった!

隊長「ディーラーが変わったら流れが変わりますよ!おしまいですよ!」

隊長に言われてはしょうがない……。
それにルーレットは昔やっていた番組「幸せ家族計画」で
お父さんが狙ったところ(00だった気がする)に玉を入れたら100万円という企画があったみたいに
ディーラーの腕で玉の転がり方は大きく変わるはず。

つまりは流れが変わるというのはあながち間違っていない気がします。
後ろ髪を引かれる思いでしたが諦めて次のゲームへ向かうカジノバであった……。


ブラックジャック

マー坊「僕ブラックジャックもやってみたいんですよね〜」

RJ・ぺぃ「お!それだ、やってみよう!!」

またマー坊の提案にのっかるスタイルです。
マー坊はブラックジャック初心者。
そんなにレートが高いテーブルにはつけません。
少し歩いていると…ありました!ミニマム$10のテーブル。

先ほどルーレットで手に入れたチップをそのまま$5にしてもらい、
RJも$100を何枚か出して隊長以外の4名でゲーム開始。

マー坊はまだ基本戦略(ベーシックストラテジー)が頭に入ってないらしくフォローしながらゲームを進める。
調子がいい時にチップを増やしたり悪い時に減らしたり……

ぴぃ〜「初心者にしてはなかなかいい感覚を持っているな」

マー坊「ありがとうございます!」

とあまりブラックジャックをやったことがない僕は先輩風を吹かせた。
そして、そんな初心者の僕とマー坊にディーラーのおばちゃんが優しくて楽しい雰囲気です。

カジノバメンバーが勝った時に自然に出す言葉「うぇ〜い!!」を気に入ったらしく「ウェーイウェーイ」と言い始める。
僕らが勝った時にも「ウェーイ」と言ってくれます。
いつも思うのですが、ディーラーとしては僕らが負けた時にほくそ笑むところを、
客をいい気分にさせるために同調してくれる=自分に嘘をついているんですよね……接客の鑑だ。

そういえば、最近僕はブラックジャックが好きで、
その理由はギャンブルだけじゃなく会話も楽しめるというところがあります。

この時も僕たちが日本人であることから、
日本の有名な人の流れで「宮崎駿」→「アニメ」にたどり着きその話題で盛り上がりました。
ディーラーのおばちゃんが好きなのは「天空の城ラピュタ」らしいのです。
「さすが宮崎駿……」と思ったのと同時に
「おばちゃんはシータじゃなくドーラに似てますね」と言いたくなったが怒られるのでやめた。
僕もいまだにパズーみたいな大冒険をしてみたいと思うことがありますし、
とても大好きな作品です。

他にもアニメについて聞いてみると「ドラえもん」が好きらしいのです。
「♪あんなこといいな、できたらいいな♪」と歌い始めるディーラーとカジノバ。
なんだかすごく楽しい!!
どこのテーブルよりも盛り上がっている気がしてきました!

RJ「Hit!」
BUST! ※数字が21より大きくなったこと。負け確定である
ディーラー「(カードを見せて残念そうに)ド〜ラえ〜もん〜……♪」

ぺぃ「Hit!」
BUST!
ディーラー「(カードを見せて残念そうに)ド〜ラえ〜もん〜……♪」

ぴぃ〜「Hit!」
BUST!
ディーラー「(カードを見せて残念そうに)ド〜ラえ〜もん〜……♪」

マー坊「Hit!」
21っ!
ディーラー「(すごく嬉しそうに)ウェーイ!♪ド〜ラえ〜もん〜!♪」


あまりに盛り上がりすぎたせいかすべての効果音が「ドラえもん」になってしまった……。

マー坊がトイレに行きたかったため一旦チップを持って引き上げ。
その間もずっと調子がよかったぴぃ〜は気付いたら$1000まで増えていた。
こんなに勝ったのは初めてです!

他2人もかなり増えている様子だったがまだやり足りない様子。
実を言うと僕ももう少しだけやっていたかったので続行。

楽しい時間もつかの間で、別れの時がやってきます。
ディーラーの入れ替わりです。
ずっと仲良く楽しんでいたおばちゃんともお別れです。

ディーラーが変わったら流れも変わるのでチップを減らす作戦をしていたのですが……ダメ!
常に負けるから減らしたところで意味がなかったのです!
そして、そのまま負け続けるパターンに入ってしまったのです。
ついには$700まで落ちてしまいました。

RJ「すごく調子よかったのに……完全にやめどきを誤ったな」

ぺぃ「もったいないなぁ……」

ぴぃ〜「最後のブラックジャックだからついやりたくなっちゃって……」

凹んでいるとマー坊がトイレから戻ってきました。
テーブルに戻ったマー坊が早速先ほどと同じ$10を賭けるとディーラーに「ダメだ」と言われ止められました。
レートを見るとミニマムが$25になっていたのです。

RJ「もう早朝だし、レートを上げていって人を入れないようにしてテーブルを閉めるつもりだろう」

なるほど。そういう理由もあるのか……。
ちなみに各人にはテーブルに入った時のレートが適用されるので、
チップを置いて席を外しただけなら$10でも続けることができたのです。
一抜けからの戻りはわからないためか現在のミニマムが適用されるんですね。

マー坊は眠かったらしく「丁度良かった」と眠りに向かいました。
ぴぃ〜も一旦テーブルを抜けてキャッシャーで換金することに。

 
 
 

左:ぴぃ〜、右:マー坊
 
 
 

ホクホクです。
あとはもう眠いまま飛行機に乗り込むばかりです。
飛行機は十数時間もあるので寝てしまわないと暇で暇で……。。。

というわけでマー坊は部屋に一眠りしに、僕はブラックジャックの観戦に戻りました。

しばらくブラックジャックを観戦していると隊長から連絡が入る。
ベラージオカフェ集合!
かなりの時間遊んでいました!朝食タイムです!


Jackpot 探して

隊長、RJ、ぺぃ、ぴぃ〜の4名で一区切りつけるためにご飯です。

 
 
 

オレンジジュース
 
 
 

朝からステーキ+目玉焼き(サニーサイドアップ)
 
 
 

朝といえばホットケーキ派の僕です。
 
 
 

今回2回目のバナナスプリット。
 
 
 

もう気分的にはおしまいムード
みんなで今回の旅を振り返っちゃったり感想を言っちゃったりなんかしています。
それなりに勝利を収めたぴぃ〜も、もちろん帰る気満々です。

そんな中少し未練があるような表情をするぺぃ。
確かに今回は珍しく僕らのどっちもジャックポットを引いていないのですが
それは仕方ないこと……だって勝負は時の運ですから。

食後、スーツケースをまとめるため僕は部屋に戻ることに。


ぺぃ「おい、降りてくるのか?」

ぴぃ〜「冗談言うんじゃあないぜ。賭け事からは足を洗ったのさ」

ぺぃ「何を言ってるんだ!チキってるんじゃあない!」

ぴぃ〜「あぁ俺はチキンさ!でも、君は食っちゃ寝のビーフじゃないか!」

ぺぃ「チキンorビーフ……って心は飛行機で帰ってる最中ってことか?勝手にしろ!」

アメリカに来てアメリカ風の喧嘩をして僕らは別れた。
あれだけ「運命共同体」と言っていたのに……
お金であっさり崩れる関係とは……あっけないもんだな。

………

……



部屋に戻ってキャンディークラッシュをしていたらぺぃからLINEが来た。

 
 
 

おっ、ピンクで$240とか。
 
 
 

えっ、$400も???
 
 
 

こんな写真見せられて寝てるわけにはいかん!!
ぴぃ〜は慌ててスロットコーナーに飛び込んで行ったのであった。

スロットコーナーに行くと最後だからとものすごい勢いで打つぺぃがいた。

ぺぃ「出るぞ出るぞ!やばいぞ出るぞ!」

今日は日付が変わって12/31。
周りを見渡すといつも年末にいる賞金稼ぎたちがジャックポットをひきまくっていた。
ぺぃに関してもジャックポットは出ないもののそれなりに出てる様子……

……まさか……

僕は近くの$5台に$100を突っ込んだ。

 
 
 

Top Doller、こいつに決めた
 
 
 

うっっっ!!!$400!!
 
 
 

今までの状況と打って変わってスロットが出る!どうなってやがる……。
もしやこの流れでジャックポットも……?!
※完全にオカルトです

その後も色々打ってみたが調子は悪くないけれど何を打ってもジャックポットは出なかった。

出発時間はもうすぐ……
なんにせよ今ジャックポットが当たらないことには時間が……
……その時、ふと脳裏をよぎるものがあった。


……「Hundred or Nothing」……


あれしかない……っ!

僕はHigh Limitコーナーに飛び込んだ。
やっぱりHigh Limitコーナーはゴージャスだ。
椅子の質感から灰皿、テーブル、絨毯、何もかもが高級感で満ち溢れている。
改めて自分は場違いだと思った。

そのコーナーの片隅にひっそりとたたずむのがこの「Hundred or Nothing」。
前までは$5コーナーにあったが大金持ちが打つ台として認定されたのでしょう。
$5からHigh Limitへ去年くらいから昇格していたのです。

この台はその名の通り「100か0」クレジットのどっちかが当選します。
1枚掛けのマシンで1クレジット$25、$50、$100、$500の4種が選べるのですが……
もちろん$25を選択。

早速$100を入れて1回転……2回転……思い出した。
1・2リール目に7が止まるとアドレナリンがどくどく出てくるんだ。

そして、3回転目。

「PLAY MAX」を叩いた瞬間リールが回り出し、
止まるその刹那……世界がスローモーションになり、静寂に包まれた。
その中で僕の感覚だけがはっきりと……そして鮮明に……
リール中央に向かって「ヌル…ヌル…ヌルリ…」と7が止まるイメージを捉えたのだった。

 
 
 

 
 
 

……おや……。
 
 
 


ぴぃ〜「あ」





………





ぴぃ〜「あアァァァァァァァッッ!!!!!????」




3回転でJackpot!!$2500の大当たりです!!

すごい!今回の負け分を一気に取り戻す大当たりっ!!!
すぐにLINEで報告だ!

「やりました!!」……っと。

そして、スマホから顔をあげると


……そこにはぺぃがいた。


ぺぃ「よぉ。おめでとう。やっぱり俺の認めた男、チキンなんかじゃなかったな。」

ぴぃ〜「う、うん。ありがとう……。」

ぺぃ「俺たちさぁ。運命共同体?……だったよな?」

ぴぃ〜「……え?……あ、えっと、あの……その……」

ぺぃ「$1000くらい貸してくんねぇかな?」

ぺぃは自分の金を全て失っていたのだ。
あんだけ「出る出る」言って負けてるとか……
でも、ぴぃ〜がジャックポットを当てたのはぺぃのおかげ……かもしれません。

だって、LINEであんな大騒ぎしていなければキャンディークラッシュを続けていましたもん。

昔も僕がジャックポットを引いて、そのお金をぺぃに貸し、
「大統領」を打たせた時にジャックポットをひきあてたということもありました。

……いっちょやってみっか。

カジノのスタッフに手渡しで1枚ずつ25枚もらった僕。
そのまま隣のぺぃの手に1枚ずつ10枚ハンドペイした。
まるで階段を降りるバネのおもちゃみたいだ。

さて、ぴぃ〜は残った1回転分のクレジットを使って回したが、やはり当たらなかった。
そこでぺぃにHundred or Nothingをすすめるが、これは嫌がる。
そんなにすぐぽんぽん出るわけないと言っているがそれは確かに。

だがしかし、$5コーナーに向かってみたところですごい吸い込まれ方だった。
まるで$2500持ってるやつみたいな打ち方です。

こ、これが運命共同体……。

途中に「Triple Hot Chili」とかいう唐辛子の絵柄の$5台を打っていた時は少し出そうな様子があった。

ぴぃ〜「どうよ?これ以上やってしまって大丈夫なのか……?」
ぺぃ「唐辛子はすごく遊べるんだけれど埒があかない!Hundred or Nothingだ!」

ぺぃが慌ててHundreadを打ち込むがやはり出ず!!
そして、ついにタイムアップ!!
しぶしぶながらスーツケースを取りに部屋へと戻ることとなったのであった。

……部屋に戻る時、ふと見ると……
「Triple Hot Chili」が$2000出てたのを僕とぺぃは見てしまった……。


こうして、ギリギリ最後の最後まで戦い続けたカジノバは
また、この地に戻ってくることを誓い、日本へと帰ったのであった。


……後日、日本に戻ったぺぃに京急から連絡が入り、
お気に入りだったあのコートが届けられていると伝えられた。

コートはとても暖かく彼の体を温めるには十分だったが、
ふところまでは温まらなかったとさ……おしまい。


「Merry Christmas 2015 in ベガス」はこれにて終了となります。
ご愛読ありがとうございました。また近いうちにお会いしましょう!

 
 
   
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