肉と酒とカジノの日々 - 1日目 旅立ちの日 | |||
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仕事に追われている毎日で枯れはてた心に潤いを与えたのはRJからの一言だった。 RJ「来月べガスだから準備して。」 ぴぃ〜「な...ッ!!バカなこと言わないでください!!仕事終わんなくなっちゃいますよ!」 RJ「お前の仕事はラスベガスの視察だろ。」 ぴぃ〜「あ、そっかー。」 久しぶりのべガス一週間滞在の刑が確定しました。 また、ぺぃと下っ端何人かでうまいこと資金繰りしながら生還しなければいけません。 ぴぃ〜「おい。急すぎるだろ。」 ぺぃ「ん?なんのこと?」 ぴぃ〜「来月よ。」 ぺぃ「来月?なんかあったっけ?」 ぴぃ〜「なるほど。まだ判決を言い渡されてないのか...なら楽しみにしてろや。」 ぺぃ「あいつ...まさか...」 イッチー「ぴぃ〜さん!僕も行くことになりましたよ!」 ぴぃ〜「イッチー!2012年の年末からだから...2年半ぶりか!」 イッチー「そうなんですよ。楽しみです。」 ぴぃ〜「ラスベガスも結構変わったと思うから案内してやんよ!」 イッチー「おなしゃす。」 隊長「お、二人とも早いね〜」 RJ「これで全員揃いましたね」 ぴぃ〜「ん?ドルの錬金術師ぺぃがまだ来てませんよ?」 隊長「あいつは今回は留守番!」 ぴぃ〜「えええええええええええええええええええええええぇぇぇぇッ?!」 えらいことになりました。 ぴぃ〜の資金源、ぺぃがいないという事はクレジットカードを使った錬金術が封印されたという事になります。 ぴぃ〜の手持ちは42,000円(※)...。 ※全財産 しかも現在1ドル=126円というとんでもない円安! 42,000 割ることの 126は...333.333ってそんなアホな! 300ドルでジャックポットを引かなければ初日で...死ぬ...ッ!! あせりを隠せないぴぃ〜に対していつも通り涼しい表情のイッチー。 それもそのはず。 この時、イッチーが大量に円を抱えていたということをぴぃ〜は知る由もなかった...。 今回の旅のメンバーは隊長、RJ、ぴぃ〜、イッチーの四名、 コラムの担当はぴぃ〜でお送りいたします。 | |||
![]() 日本最後のご飯は羽田空港内、六厘舎の『つけめんシュリンプ』。 海老の風味と濃いめのスープがつけめんに絡んで激うまでした。 |
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ベラージオへやっとこさラスベガスに到着しました。 十数時間の飛行機移動はしんどいですがもう慣れたもんです。 途中のロスでいつもよっていたマクドナルドが潰れてしまっていたので ガッツリしたご飯も食べていないのでお腹もペコペコです。 カジノバはチェックインをさっさと済ませて客室で一旦くつろぐことに。 客室に向かう僕とイッチー。 アメリカではこの時期にバーケーションらしくほどほどに混雑しているため、 エレベーターからかなり遠い部屋になってしまいました。 長時間の飛行機でクタクタになった僕らは今すぐにでも横になりたいところですが。。。 さて、部屋の番号が近づくにつれて扇風機のような音も大きくなってきました。 部屋の掃除中で乾かしている最中なんだなと思いながら自分達の部屋に到着すると... | |||
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めちゃくちゃ開いてる!しかも扇風機の音が中から聞こえる!! | |||
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中に入ると誰もいない...床がちょいと湿ってる...。 さすがバケーションシーズン。 先客は色々ぶちまけるようなバカ騒ぎをして、 僕らを通すためにベラージオは慌てて部屋を準備していたんですね。 余りにうるさかったので扇風機を一旦止めてしばらくくつろいでいると 隊長から「ジンセンに行こう!」と連絡が入りました。 僕とイッチーは適当に準備をして、いつものように1F、$5スロットコーナーへと向かったのであった。 ...もちろん出るときに扇風機を付けて乾かし作業を再開しました。 ジンセンへ半年ぶりのジンセン。 知らない方はいないと思いますが、隊長が大好きなBBQ屋さんで、 肉が最高に美味いことでカジノバの中では有名です。 ただし、隊長がラスベガス滞在中に毎日といっていいほど連れて行ってくれるため 1人当たり1日1キロ太るので油断は禁物。 隊長「美味いけど高いんだよなぁここの肉は!」 ぴぃ〜「えっと...ちょいと注文を減らせば安く抑えられますよ!」 イッチー「そ、そうです。今回はメンバーも少ないのでいつもより少なくても問題なしですよ。」 RJ「初日から何をバカなことを...今回のテーマは『肉』でしょうが...」 隊長「前回食べ放題やらなかったっけ?」 RJ「やりましたね。これです。」 | |||
![]() これがジンセンの食べ放題メニューです。 食べ放題対象は全6種。 |
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ぴぃ〜「まぁ腹も減ってるし今日ぐらいは大丈夫か...」 イッチー「ですね...」 というわけで1人$29の食べ放題をオーダー。 | |||
![]() 初回オーダーでこのボリューム。 横にあるのはiPhone5Sです。 |
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![]() こちらはカルビの絨毯 |
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![]() 左がダック・プルコギ、右がチャルドぺギ |
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これはまた...。 隊長は子供のように手を叩いて大はしゃぎ。 今回来れなかったぺぃ、ハギ、オカJ、ハシモにLINEで焼き肉を生中継しています。 隊長「オカJが『じんせん懐かしいです!(^o^)なんか携帯の通話口からいい匂いが・・・』だってさ!」 RJ「ハシモも『思い出すだけでヨダレが...』ですって!」 隊長・RJ「だーっはっはっはっは!!www」 ぴぃ〜・イッチー「......。」 隊長「食べたねぇ!」 RJ「食べましたねぇ!」 ぴぃ〜「もう腹18分目くらいですね...」 イッチー「身体が重いっす...」 隊長「2モア カルビ」 ぴぃ〜・イッチー「ちょ...ッ!!!」 制止する間もなく注文されるカルビ...ッ!!! ところがどっこい! ジンセンの食べ放題コースには罠が...いや、救いが有りました。 (Limit: 1person 2pcs only) 1人当たり2ピースらしいです。あぶねぇ〜...。 隊長「ほんじゃ、2モア スパイシー・ポーク。」 ぴぃ〜・イッチー「......。」 | |||
![]() スパイシー・ポーク。みんなの箸の動きも鈍っています。 |
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実戦肉の食べ過ぎで重くなった身体を引きずってなんとかベラージオへ。 早速キャッシャーで日本円をドルに換えた所からスタートです。 *** 所持金 *** ぴぃ〜:$350(※全財産) イッチー:$320(※日本円を大量に所持) 記念すべき第一回目の実戦から背水の陣。 はっきり言えば$350しか持ってない奴はカジノに1週間もいちゃだめなんですよ。 一瞬で死ぬかジャックポットをひくか...覚悟を決めなければいけません。 ここで失敗したら連載も続くかどうか危ういのです。 ぴぃ〜「『Mega Bucks』行こう...」 イッチー「$300で出るわけないじゃないですか」 ぴぃ〜「知ってるよ!でも、何やっても勝てる気がしないよ!」 というわけでMega Bucksで1000万ドルを目指して$100をぶち込みましたが... | |||
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あっさりと2分程度で溶けてしまいました...。 ぴぃ〜「やめだやめだ!$5コーナー行こう!前回のMVPを打とう。」 イッチー「『Pink Diamond』ですか?」 ぴぃ〜「あれはだめだ!一生ジャックポットなんて出やしないよ」 2台目、向かった先は『Triple Double Diamond』。 『FREE GAMES』絵柄が3つ、ちゃんちゃんちゃんと止まると勝手に12回回ってくれる台です。 前回の年末はジャックポットは出なかったもののコイツのおかげで勝てました。 早速$100を突っ込み実戦! | |||
![]() 『FREE GAMES』が止まった瞬間!この後12回転のフリーゲームです。 |
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いい出目が出たところで試合終了。この台はライン数が多いので、役毎の枚数も少なめ。 |
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予定通りほどほどの調子で+$100です。 ぴぃ〜「どんなもんや!なかなかいい台だろ?!」 イッチー「いいですね!これなら確かに出そうな気がします!」 この調子で今日は+$200位になってくれれば...きっと...明日につながるッ! ぴぃ〜とイッチーは部屋にいた。 扇風機は相変わらず動いていて改修し忘れているようだったので部屋の外に出しました。 さて、今日の収支は...??? *** 結果 *** ぴぃ〜:$350 - $250 = $100 イッチー:$320 + $100 = $420 残念ながらぴぃ〜はマイナススタート、イッチーはギリプラス。 なんでお金も無いのにやり過ぎたのか...+$100で良かったのに。 やはり4万円じゃちょっと遊ぶくらいしかできないのでしょうか...? 布団に横になり、プレッツェルを食べながらぴぃ〜は明日以降の事を考えて憂鬱になるのでした...。 さて、今回の旅でぴぃ〜とイッチーはジャックポットをつかみ取ることができるのでしょうか? 次回、お楽しみに。 |
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