SEO
   ベガスで年越し2015 - 5日目 アンテロープキャニオンへ  
   Vol.01Vol.02Vol.03Vol.04Vol.05Vol.06Vol.07  
   
 
 

本日は早朝5:00に集まってアンテロープキャニオンに取材に行く日である。

今日のためにカジノバでは毎度おなじみのジムとミユキさんが車を出して迎えに来てくれた。

いつもカジノバのために感謝です。


さて、アンテロープキャニオンといえば

SPEEDの「ALL MY TRUE LOVE」のPVで使われましたね。

SPEEDの熱烈なファンのぺぃに言われて気づきました。


あの僕らの大好きだったSPEEDのロケ地に入れるなんて楽しみです。


実はアンテロープキャニオンに挑戦しようとしたことは何度もあり、

僕らでも2回目、隊長とRJでいうと星の数程トライしているのですが、

朝早いこと、車を出さなければいけないことがクリアできず行けていなかったのです。


念願叶って今回足を運ぶことができるので大盛り上がりです。


ぺぃ「PVを撮ろう!今こそALL MY TRUE LOVE!ダンスは完璧よ。」

ぴぃ〜「誰が観んのよ?」

ハシモ「YouTubeにアップするんですか?」

オカJ「僕練習してきてないですよ」

ぺぃ「昨日を脱ぎ捨ててもう一度夢を見よう?今こそ……」

ハギ「グダグダになって寒いだけでしょ」

ぺぃ「そうか?そうだな……。やめよう。」


ということで早朝5:30テンションダウンしたぺぃをほっといてカジノバ出陣ッ!!!


朝食はCracker Barrelで

 
 
 

 
 
 

ぺぃ「♪あの空を超えて 生まれ来る魂よ♪」


暗かった空に朝日が出てきました。

ベラージオを出た瞬間は真っ暗闇でした。

そこから2時間車を走らせ……


ジム「みなさーん!今日の朝食はこちら!Cracker Barrel!」

 
 
 

 
 
 

ジムが指さす方向を見るとOld Country Storeと書いてある通り

西部劇か何かにでてきそうな雰囲気の建物が。

 
 
 

 
 
 

前回のBlack Bearといいオールドスタイルなアメリカも見せてくれて素直にナイスチョイスです!

 
 
 

 
 
 

さて、お店の中に入ってみるとギフトショップとレストランが一緒になったレイアウトになっていました。

レストランの待っている時間でお買い物ができるなんて嬉しいですね。

カジノバの面々はあれやこれやと買っていましたがこの後の荷物になっちゃうんじゃないでしょうか?


20分ほど買い物をしているとレストランの準備ができたようなので向かいます。

 
 
 

指先あったかいんだからぁと思ったら暖炉が。
 
 
 

暖炉の上にはこの建物をたてた御夫婦の写真でしょうか?
鹿の首を挟んで飾ってあります。僕も将来はこんな風に写真を飾りたいです。
 
 
 

こじゃれた紙のメニュー
 
 
 

開いてみると色々載っていますね。あれもこれも食べたい!!
 
 
 

隊長「ぴぃ〜、ダメだよ。あれもこれもなんてやっていると。今日は時間がないんだから。」

RJ「そうだぞ。移動もちゃんとリスクを考えて早め早めで行かないといけない。。」

ぴぃ〜「えぇー!?たらふく食いたいんスけれど・・・・」

隊長「大丈夫今夜はジンs...3つくらいに絞って注文すれば調理しやすいよね」

ぺぃ「そうですね。そうしましょう!」


ここは隊長の指示に従い3種類程度にまとめて注文です。

 
 
 

ベーコンエッグとワッフル
 
 
 

チーズバーガー。開いているのはお好みでケチャップをぶっかけるためです
 
 
 

こちらはチーズの無いバーガー。
 
 
 

オマケでパンケーキも頼んでしまいました。
 
 
 

やっぱりアメリカに来たらハンバーガーですね。

パンにパティを挟んだやつにはノーベル章を送ってあげてほしいくらいです。

お腹一杯になったカジノバ一行はまたアンテロープキャニオンに向かって走り出すのであった。

 
 
 

アンテロープキャニオン


眼を覚ますと誰もいなかった。


ぴぃ〜「俺は…死んだのか…?」

 
 
 

 
 
 

周りを見ると雪景色。いったいぜんたいこれは……?


ハシモ「つきましたよぴぃ〜さん」


となりにはハシモが。僕が邪魔くさくて降りられなかったようです。

ふらふらしながら車を降りると「早く早く!」という声が聞こえます。

わけもわからないまま指さされた方向に走るぴぃ〜。

 
 
 
 

ちょっと太ったお姉さんが手招き。
 
 
 

わけもわからず乗り込むとどうやらアンテロープキャニオンのツアー開始ギリギリについたらしい。

ドタバタしているうちにぺぃとハギは別の車に乗り込んだらしくヤングチームは分断されてしまった。

でもご安心あれ。

向かう先はアンテロープキャニオンなので生きてればきっとどこかでまた会えるはずです。


さて、乗り込んでから移動開始。

……寒すぎる!!!

この冬の真っただ中をオープンカーで走るもんだから足元を冷たい風が吹き抜けていきます。

ベラージオの寒さの比じゃないくらい寒いので防寒具は忘れずに!


そして、15分後。

ガチガチに固まった足を無理やり動かしてトラックから飛び降りると洞窟がありました。


 
 
 

ぽっちゃりのお姉さんはそのままツアーガイドをしてくれます
 
 
 

すごいかっこいい。

あの中に入ればSPEEDに間接的に触れ合えるわけですね!!

予習はバッチリ。いざ!!

光が天井から差し込んできて暗いようなまぶしいような。

早速カメラを構えてとると……あ〜ららまっ黒けっけ。

その様子を見て例の太っちょのお姉さんがチッチッチッと人差し指を口元でひらひら。

全員に聞こえるように絞りと露出時間とISOの設定を教えてくれました。


新たな設定で撮影すると……

 
 
 

バッチリ!
 
 
 

さすが!ツアーガイドだけあって知識は豊富で頼もしい方です!

それでは早速行ってみましょう

 
 
 

道のところどころで光が降り注いでいてかっけーんすよ
 
 
 

ぴぃ〜とハシモの2ショット。
 
 
 

調子も乗ってきたところでツアーガイドのお姉さんがこっちに寄りなさいと手招き。

何かと思ったら「ここからこういう風に撮るといい写真が撮れるよ」との事。

バカなことを言うんじゃないと騙されたと思って撮影してみる。

 
 
 

 
 
 

……撮影スポットも角度も位置も抑えていてただものじゃないなと思いましたね僕は。

 
 
 

光のシャワーだというのでパワーのシャワーを浴びるハシモとオカJ
 
 
 

お姉さんが一眼レフを取り上げてそこに立ってというので立ってみると
天然の集中線が入ってダイナミックにぴぃ〜が飛び込んでくるではありませんか!!
「お見合い写真にします!」と言って後で見たら……マコトさんッ!何やってんすかッ!
 
 
 

その後もお姉さんは僕を撮り続けました。
被写体がいいからかロケーションがいいからかお姉さんの撮影は止まらない。
なんでぽっちゃりしてるのと思うぐらいのじゃじゃ馬っぷりに手がつけられません。
 
 
 

……おや?
 
 
 

アッ!!!ぺぃとハギです!!生きとったか!


ぺぃ「もう折り返してきちゃったよ」

ハギ「終点はすぐそこですよ!」

ぴぃ〜「マジかなんか早かったな……。」


実際は細かいポイントでお姉さんに説明を聞きながら歩いてきたので

世界観に浸れたためか短く感じていました。

もう40分も経過していたのです。

 
 
 

ここが終点……反対側の出口です
 
 
 

 
 
 

確かにアンテロープキャニオンはパワースポットでした。

生きる力をたっぷりいただけた気分になる素敵な洞窟でした。

「今こそALL MY TRUE LOVE愛を受け止めて」と言わんばかりのエネルギー。

しかと受け止めました!!!

 
 
 

祝・アンテロープキャニオン攻略
※ちなみに復路は説明も撮影も無いため10分程度でした
 
 
 

所要時間は90分程度、移動時間はほぼ一日と大変ですが素敵な写真が撮れますし

自然が作り出した景色が楽しめるのでとても面白いですよ。

 
 
 

アンテロープキャニオンからの帰り道。お昼もバーガーです
 
 
 

High Roller Part2


眼を覚ますと誰もいなかった。


ぴぃ〜「俺は…死んだのか…?」

 
 
 

 
 
 

眼の前には大きな観覧車。


ハシモ「つきましたよぴぃ〜さん」


色々デジャビュを感じながら降りるとそこには世界最大と名高い観覧車、High Rollerがあった。


隊長「前回来たのにのらなかったんでしょ?頭来ちゃって、カッとなって来ちゃったよ!」

ぴぃ〜「あ、でも前回は人がめちゃくちゃいて乗れなかったんですよ」

ぺぃ「それに時間も微妙だったもんで」

隊長「バカだね〜!新年は割安で乗れるんだよ!」

ヤングチーム「えぇ〜!!?」

 
 
 

こちら通常料金の$29のチケット。
 
 
 

なんてこった。昨日のっとけば安かったのか。

昨日乗れば$5引きだったみたいです。

まぁ過ぎたことはしょうがない。ポジティブだけが僕らの取りえです。


幸い今回はガラ空きなので乗れそうです。行きましょう!

 
 
 

入口へと向かうヤングチーム
 
 
 

途中の入場制限用のゲートはバーカウンターも付いていてのんびりできる
 
 
 

そして、あっというまに乗り口へと到着
 
 
 

すごくでかいポッドです。。

軽く15人くらいは乗れそうなサイズです。

当たり前と言えば当たり前ですがスピードは緩むことなく回転していくので

我らカジノバの番がきた瞬間に一気に乗り込まなければいけません。


隊長「つづけぇ〜!!!!」


一気になだれ込むカジノバ!!殿はもちろん私ぴぃ〜。

緊張しましたが乗り口が広いので意外と余裕で乗り込めました。

さぁ出発です!!

 
 
 

フラミンゴの奥にはベラージオと噴水!!
 
 
 

右側を見るとMirage、Harahs、Venetian!!
 
 
 

……逆側は何もないので見どころはないかもしれません
 
 
 

外から見るとピカピカしてましたが中から見てもまぶしい!!
 
 
 

そして……30分後、また元の所に帰ってきました。
 
 
 

さすがは世界最大の観覧車!

いつぞやヘリコプターで見た景色にも負けません。


ぴぃ〜「いやぁすごかったね……ん?何してんの?」

ハシモ「タイムラプスっていって数秒に1回撮影した動画を作っているんですよ!」

ぴぃ〜「え、やるじゃん!映像が有れば伝わりやすいよ」


というわけでハシモ撮影のタイムラプス動画での疑似体験をどうぞ

 
 
 
 
 
 

いやいや、素晴らしい。これが世界最大の観覧車からの眺めです!!


この後はまたすぐに車に乗るように指示された。

あれれ、LINQで買い物はしないのかな?


隊長「腹減ったでしょ?」

ぴぃ〜「残念ながらさっきハンバーガーを食べまして……。」

ぺぃ「っていうか隊長もくってませんでしたか……?」

隊長「そうか。じゃぁジンセンにいこうか?」

ぴぃ〜・ぺぃ「えええええぇぇぇッ!?」

ハギ・ハシモ・オカJ「やったー!!!」

ぴぃ〜・ぺぃ「えええええぇぇぇッ!?」

 
 
 

肉は次々届いてきます。焼けたら人の皿に突っ込む戦いです!
 
 
 

トングを持ったら離さないのがこの勝負のカギとなります。
参加者はトング所有者に「変わろうか?」と声をかけて揺さぶります。
 
 
 

焼き肉の絨毯完成です!
 
 
 

お腹一杯からのお肉追加にオカJだけはやる気満々!
他の全員は箸を置いています。
 
 
 

またでっぷりと太ったカジノバはここまで付いてきてくれたジムとミユキさんにお別れをして

ベラージオまで歩いて帰るのでした。。。

 
 
 

おっぱいが見たい!!


ぴぃ〜「え?え?なんて?」

ハギ「おっぱい見たい!フー!」

ぺぃ「……あかんやつや」

ハギ「いや、厳密にはストリップが見たい!」

オカJ「おんなじじゃないですか」

ハギ「このサイトを見てください。」

ハシモ「なになに……"ラスベガスに来てストリップに行かないのは48%損"…?」

ハギ「ほら!言わんこっちゃない!」

ぴぃ〜「あ、じゃぁプラネットハリウッド行こう。見れるから。」


 
 
 

カ ジ ノ バ 見 参
 
 
 

今回もダンサーのお姉さんと撮影
 
 
 

撮影も「どうぞ!」とノリノリ!愛嬌があってすごくかわいいですね!
 
 
 


ぴぃ〜「やっぱりプラネットハリウッドのお姉さんはいいね!」

ぺぃ「明るくて撮影も許してくれて女神よ」

オカJ「僕ポールダンスは初めて見ました!」

ハシモ「すっごいセクシーでしたね!」

ハギ「……なんかなぁ……なんか違うんだよ。そもそもストリップじゃなかったし」

ぴぃ〜「なんだこの野郎、バカ野郎。」

ハギ「やっぱストリップじゃなきゃだめなんです!」

ぴぃ〜「性欲で頭がおかしくなってるんだよ?病気だよ?サルになってる」


道端でガヤガヤ騒いでいる僕らを見てサンドイッチマンと客引きのお姉さんが寄ってきた。

確実にストリップに行きたがっているのがバレている・・・ッ!!


ぺぃ「やばいっ、逃げよう!!連れてかれる」

……ザッ……

ぺぃ「ハ、ハギ・・・?!」

 
 
 

やっぱりストリップじゃなきゃダメなんです


初めてのアメリカ!ラスベガス!カジノ!シルクドソレイユ!

世界最大の観覧車High Roller!

今浮かれないでいつ浮かれる?今でしょ!!!(一昨年の流行語)


こんばんみ、ハギです。ここのコラムは私が担当いたします。


そう・・・僕は浮かれていた。かつてないほど浮かれていたんだ。

冷静を装いながらも心の中では躍っていたんです。


前日に初めて日本以外での年越しを経験し、(スロットではボロ負けでしたが・・・)

浮かれながらも満喫していた僕。


1月の真冬で夜だと外では氷点下にもなるこの地だというのに

ホテル内は熱気にあふれていた。


そう、ホテル内のクラブでは露出の高いドレスに身をまとった

美女!

美女!!

美女だらけ!!!

※僕はクラブ内には入っておりません

可憐な白人の美女もいれば艶やかな黒い肌の美女までフルコースである。


僕は問いたい・・・これが浮かれずにいられますか?

答えは「NO」です。


旅行中ずっと同じホテルに滞在していた僕らは、来る日も来る日もこの美女を横目に見ながらもただ見ているだけ・・・


黒人の頭の悪そうなチャラ男でも美女の腰に手を回しいちゃつく始末。


なぜ英語を勉強してこなかったんだとこの日程後悔した日はありません。

スピードラーニングという今は画期的なプログラムがあるというのに・・・


英語さえできれば軽く話しかけて仲良くなることも容易にできたはず!

せいぜい言えるのは


「Can I take a picture with you?」(私と一緒に写真を撮って頂けませんか?)


このくらい。


まあ、日本人と違ってにこやかに撮ってくれる人がほとんど。

良い人ばかりの国です。おまけにハグまで?

でもこのくらいで喜んでちゃダメだ。喜んじゃダメなんだ!


前日、寝ているアホな先輩を置いて流浪していた僕は

30ドルでストリップが見られるという看板を背負った兄ちゃんを発見していた。

しかしその日はカウントダウンで17:00以降はホテルに出入りできなくなり、

さらに一人だったため横目で見てるだけに終わってしまった。


そして今日、High Rollerの夜景を満喫した後、ブラブラしながら歩いていたところまたもやこの前の看板兄ちゃんを発見!

「Hey!!」兄ちゃんが近づいてくる。


ここまで来たら行くしかない!なんせアメリカだぞ!自由の国アメリカ!


旅行特有のハイテンションと深夜のハイテンションが混ざって

僕だけなぜかテンションがおかしい。おかしい。疲れているはずなのに・・・


僕とは裏腹にみんなは引き気味の一向。


ハシモ「僕帰ります・・・」

オカJ「僕も・・・」

ぴぃ〜「リムジンの送迎無料で$30ぽっきりって……大丈夫なのか?やばいんじゃないか?」

ぺぃ「お前なんてかもられちまえ!」


この腑抜けな後輩と先輩たちにごちゃごちゃ言われる中

腹を決めるために5人で多数決を取ると……

僕だけがストリップに行きたいという結果に……。


ハギ「・・・俺一人で行ってきます!」


なんて男らしい発言でしょう。颯爽と兄ちゃんと歩き始める。


ぴぃ〜「えっ!?落ち着け!多数決の意味よ!」

ハギ「もう決めたんです。Let's go.」

客引きのお姉さん「OK.」

ぴぃ「お金はあるのか?貸すぞ?カードは?」

ハギ「大丈夫!ある!」(はず・・いいのか?行っちゃうぞ?誰か止めてくれー)

ぴぃ「何言われても断れ!見て1ドリンク飲んで帰ってくる!すったもんださわったなめたは禁止よ!!」

 
 
 

ハギ「んじゃ!堪能してきます!」
 
 
 

純粋な青年が誤った道に進みかけているというのに残りの連中は笑顔で手を振っている。


ハシモ、オカJ、ぴぃ〜、ぺぃ「あいつバカだ・・・」


そんな心の声は届かず僕は笑顔で闇に消えていった・・・

ここが大きな分岐点であったことは後に知ることになる・・・


ぴぃ〜「独りで行かせていいのか?」

ぺぃ「最悪電話よこすだろ」

ぴぃ〜「・・・まぁそれでいいならもういいけど・・・」

ぺぃ「1名死亡ッ!残り4名ッ!……ってかwww」

ヤング「だーっはっはっは!!!www」


………


……



TREASURES 〜孤軍奮闘の巻〜


みんなと別れた後、僕は兄ちゃんと歩いていたが、途中で別な人に交代された。

恐らくさっきの兄ちゃんは客引きの看板男だ。宣伝係といったところか。


今度は案内役の女だか男だかよくわからない中性的な顔立ちの人に連れられ、

車に乗り込む。

なんと送迎を無料でしかもリムジンでしてくれるというのだ!

こりゃテンションあがりますよ。


しかし到着したのは大きめのトラックのような安っぽい車。

どうやらこれに乗っていったほうが速く着くらしい。

一気に不安になる僕だが選択肢が他になく外は手もかじかむほど凍えていたので

乗ることに・・・


(完全に騙されてる・・・)

(銃を持った怖い黒人とか出てくるんじゃ・・・)

一人でいると悪いことしか思いつきません。

しかも運転手はいつ拳銃を出してきてもおかしくないくらいの強面です。

「しゃぶれ!」と言われたら泣きながらしゃぶってしまうかもしれません・・・。

しかし、そんなことはなくムスっとしながら運転しています。


しばらくすると、途中で同志が乗り込んできました。顔も優しそうで安心です。

何かあってもしゃぶるのはこの人にさせれば問題ありません。

とりあえず勇気を振り絞り話しかけてみた。


ハギ「Where are you from?」

しゃぶらされる人「Indian♪」


優しく答えてくれほっとする。インド人は頭が良いイメージがあるため

勝手に味方ができたかのような気持ちになり、テンションUP!


しかしそれもつかの間。すぐに別なホテルで降りてしまった。

ただのタクシー代わりに使用したのだろうか。

今となっては謎のまま・・・。


そんなこんなで車を走らせること数分でストリップクラブ「TREASURES」に到着。


運転手にチップを払い、いざ夢と魔法の国へ!!

 
 
 

嘘はなかった!安いですね!これで念願のストリップが拝める・・・!
 
 
 

最初にお会計($30)を支払い黒幕のカーテンを開けた。


バサッアアアーー


まさに別世界。異世界。

様々な国の美女が過激な水着もしくは下着でうじゃうじゃいるじゃないか。

ポールが4本くらいあり、そこにもまた美女が妖艶なダンスを繰り広げている。

(これがストリップか・・・)

最早感動して僕は涙がこぼれ落ちていたのは言うまでもない。

そして起った。


尚写真は禁止とのことなのでこの世界観を写真で伝えられないのが惜しい。


そんな感傷に浸る間もなく、席に案内される。

目の前ではナイスバディの裸体美女が躍っている。

どーなってんだここは!!


そんなのを鑑賞すること約1分。

韓国人美女とアンジェリーナ・ジョリーのようなちょっと悪女っぽい美女に挟まれた。

夢にまで見た「両手に花」とはまさにこのことだろう。


韓国人美女「VIPROOM ? VIPROOM ?」


韓国人美女がニコニコ腕を組みながら誘惑してくる。

(腕に何か当たってますよー)

陽気+色気で誘惑してくるなんて・・・

(なんだこの猫のようにかわいい子は!何が始まっちゃうんだ!?)

(せっかくだからブロンド女がよかっ・・・)

有無を言わさず即OK!!僕は勢いよく立ちあがった。

さらに起った。


2階に上がり半個室のような席がいくつかある部屋に通された。


WARNING! WARNING!


VIPROOM代金が発生!!!

まあこれくらいは覚悟してたさ・・・さぁ・・・いくらだッ?!


ハギ「How much?」

スタッフ「$300」


! ! !

なんと!$300だぞ?3万だぞ?

自分に言い聞かせたが、もう止めることはできないんだ・・・

財布から100ドル札を3枚取り出すとあっというまに持っていかれてしまった。


しかしまあなんてかわいい女性なんだ!

さっきはブロンドが良かったとか思ったけどコリアン最高!

歳を聞くと23歳!年下!!くぅぅぅぅー!


片言の英語とボディランゲージ等でなんとか会話が成り立っている中

耳元であるワードを囁いてくる。


コリアン「...BITE...」


何て言ったか覚えていないが、とにかく上記ワードが飛び交う。

もう少しお金を払えば上記ワードが現実のものに・・・ということらしい。


冷静になるんだ、俺。

ばいっ・・・バイト・・・Bite?!BITEってたしか『噛む』だよな?

・・・だがしかし、もう残金は残っていない。

ここで2杯目のテキーラを飲み干す。

グラスはカランと涼しい音を奏でた。


ハギ「・・・」


〜5秒後〜


僕は財布からVISAのクレジットカードを取り出していた。

今となってはBITEというワードで察しがついてしまった自分が憎い。

もっと飲んでおくべきだったのだろうか。

もうここまできたらやけくそだ。


しかし、このコリアンは焦らしに焦らしてくる。

周りではもっとサービスしてもらってるのに・・・!

もう残り時間も多くないはず・・・いそげいそげ!!。

・・・と思っていたら、時間終了の合図でスタッフがやってきた。


これが奴らの手口らしい。

完 全 に 騙 さ れ た

※ぴぃ〜注:騙されていません

「延長しよう」と、とてつもなくかわいい目でせがまれた・・・

・・・がもう騙されるわけにはいかない。


冷静になりながら階段を下りていなく中で後悔と未熟さと幾何かの満足感が脳内で回っていた。


その後は下の階でポツンと座っていると何人もの美女が寄ってきてはVIPROOMに誘ってくる。

その度にとてつもない色気と戦っていた。


ふと冷静に辺りを見渡すとカップルで来てたり、

女性グループもいたりとバラエティに富んでいる。


もうこんなとこにはいられない!

逃げるようにしてその場を後にし、帰りのリムジンに向かった。


帰りは行きの車とは違い豪華リムジンで安心した。

 
 
 

無駄に長すぎる。これに一人で乗るのか・・・
 
 
 

リムジン内の様子。完全に場違いだ。
 
 
 

------------------------------------------------------

最初の入場料:$30.00

VIPROOM代:$300.00

その他もろもろ(酒等):約$470.00

合計:約$800.00

思い出:PRICELESS

------------------------------------------------------


もう一人ではストリップには行かないと誓いました。

※ぴぃ〜注

本当に危ない所かを確認してみましたが、高いですが普通のストリップクラブではあるようです。

口コミには「女の子と音楽は最高だ・・が、女の子が強引だ。

リラックスしてショーを楽しむなんてとてもじゃないが難しい」

とあるのでお店選びは慎重に行って方がよさそうですね。。。

 
 
 

独り反省会


ぴぃ〜「いやぁ、めっちゃくちゃ勝つな!」

オカJ「僕にもスロット教えてください!」

ぺぃ「もう運としかいいようがないよ」

ハシモ「あ、ハギさんからLINE来ましたよ?」


ハギ<(やばい)

ハギ<(かもられた)

ハギ<(死にたい)


ぴぃ〜「え?!早く帰ってくるように伝えて」


・・・


しばらくして、ハギは戻ってきた


ハギ「俺がバカだったよ・・・

ぴぃ〜「なにその声?ガラガラのスカスカじゃねぇか?いくらやられた」

ハギ「$800くらい・・・

ぺぃ「え?え?なんて?」

ハギ「$800くらい・・・

ハシモ・オカJ(・・・この人、生粋のバカだ・・・)


こうして、1月2日。

ハギの勇気ある行動によりラスベガスのストリップクラブのレポートが出来上がった。

VipRoomには気を付ける、オプション付けない、

それだけで安く遊べるのにホイホイと勢いでやってはいけないのです。

性欲で物事を考える・・・これを僕は『チ○コ脳』と呼んでいます。

旅先では浮かれすぎずに落ち着いて行動するようにしましょう。


その後、ぺぃとRJだけブラックジャックをやりに行ったので他の4人は部屋に戻った・・・。




………


……



・・・そしてその夜・・・


ぺぃが部屋に戻った時に頭を抱えて眠っている男がいた

ぺぃ曰く、自分の馬鹿さ加減に悩み苦しんでいるようだった、と

 
 
 

こわれそうだった日も
ゆずれなかった あの夜さえも
誇れる時がいつか訪れる
ALL MY TRUE LOVE 〜SPEED〜
 
 
 
 

次回、乞うご期待!

 
 
   
  Vol.01Vol.02Vol.03Vol.04Vol.05Vol.06Vol.07  
  コラム&レポート一覧  

トップページ 運営会社 広告掲載 プライバシーポリシー メールマガジン お問い合わせ