ベガスで新年2012 - 最終夜 セリーヌ・ディオンの美声 | |||
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最終回遂に『ベガスで新年2012』も最後の投稿となります。 最後のコラムは私ぴぃーが担当いたします。 |
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ウィンドウショッピング |
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ショッピングモールにて |
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ラスベガス滞在最終日、この日には金という金は使い切ってもう残っているものなんて無いといった状態です。 いや、それはぼくら(ぴぃ〜+ぺぃ)だけですけれどもね。 そんなわけでぼくらは何時かわからないですが適当にむくむくっと起きてウィンドウショッピング。 ボッテガヴェネタ、グッチ、ヴィトン・・散々歩いて店員さんとお話をしてお金が無くても楽しめるなぁと思いました。 旅行といえば現地の人たちとの触れ合いが重要です。 冷やかし?いえいえ。魔法のカードもあるのでいざとなればお買い物もしますよ!! クレジットカードは海外でもばしっと使えるので非常に便利です。サラサラっとサインするだけですからね。 それを考えると今回の旅・・現ナマを持ち込み過ぎたのはまずかった・・。 ほいほいとスロットマシンが現金を吸い込むもんだから顔真っ赤にして打ってました。 海外では現金は少なめ、カードでお買い物・・がトラブルが少なくていいですね。 かさばらないし紛失したときにも損害は抑えられますのでカードのナンバーは控えておくといいですよ。 ・・おっと、久しぶりにまともな事を言ってしまった。 そういえば今日はメインでセリーヌディオンのLiveが入っています。 少々早いですがベラージオに戻りましょう。 |
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ハイリミットで夢を見るいやぁ、隊長・RJ・武ちん、みんなこんな時間(何時か知らないけど)からスロットを回してますよ!最終日ですもんね。 ぼくらは暇です。お金が無いとカジノをやることなくフラフラするしかないのです。 ドリンクおねぇさんも基本的にフラフラ歩いている人間にはなにも持ってきてくれませんし・・。 うっうっ。金さえあれば・・。 ぺぃ「お・・おお・・おいぃッ!!見ろよあれをッ!!」 ぺぃがカジノ内の少し区切られた区域を指差して騒いでいます。 そこはハイリミットエリア。 貧乏人が入ることは許されない魔の領域・・いや、はいれるんですけれど。 スロットを一回転回すのに$25(MAX2ベット=$50)とか$100みたいな台しかないエリアです。 彼の指が差す先にはジャックポットの当たっている台! おばあさんが焦る様子もなく当たり前のように"でん"と座っているではないですか。 おばあさん「まぁた当たっちゃったわ」 おじいさん「またか。余裕ですな」 金額は$6400・・。これはすごい。 ぴぃ〜+ぺぃが今回の旅行に持ってきた金額と同等です・・。 ぴぃ〜「RJ!僕は悔しいです!!早く気づいてればハイリミット一点張りだったのに・・」 RJ「どうした?・・なにッ?!ハイリミットでジャックポット?!」 隊長「なんだってッ?!ハイリミットでジャックポット?!」 ぺぃ「隊長とRJなんてたいしたことないとか言ってましたよ」 隊長&RJ「なんやて?!くっそー!悔しいっ!」 ・・おっと、二人の"ハートに火をつけた"みたいです。 前日ドアーズをみただけありますね。 RJはすっくと立ち上がり「お前ら見てろよ」とばかりにハイリミットコーナーに入ります。 これは応援せざるを得ません。 ジャックポットで$125,000とかひいた時にはボクらにも$1,000ずつ・・ ・・・いや!!$10,000ずつくらいポンとよこしてくれることでしょう。 僕らはハイリミットコーナーの離れから覗きます。 RJ「・・勝負なら10(テン)だろ」 と言い10の台にすわりました。 |
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ハイリミット台の10!$25の数字にちびりそうになる |
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最大当選金額は・・$500,000?! もしそんなの引いてしまったら$100,000ずつじゃないですか?! うっほと沸き立つ応援部隊カジノバ。 がんばって〜がんばって〜スーロット〜 これは是が非でもあててもらうしかない!! レートは$25、MAX2ベット。$100を突っ込んでいざ勝負! ちーん。知ってた。 仕方ないッすよ・・$100でMAX2回転じゃなんにもならんすわ。 その一部始終を見ていた隊長。 隊長「やってやんよ!」 隊長もまた同じ台に$100をねじ込む。 がんばれー! 1回転目スカ 2回転目・・あっ!AnyBARだ!! AnyBARは$250!!やった!継続ッ!!ジャックポットは隊長ッ!あなたが引いちゃってくださいッ!! 隊長「よし増えたっ!やーめた」 みんな「えぇー?!」 隊長のお小遣いが$150アップした。 隊長「セリーヌそろそろだから行こうか」 みんな「へーい」 我々はハイリミットコーナーを後にした・・。 |
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Celine is Back!! |
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あのセリーヌ・ディオンを生で聴けるとは・・ |
せっかくなのでモチ記念撮影 |
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セリーヌ・ディオン。ラスベガスに到着してから町中に広告があったため目にしていたのですが 遂に本日、彼女に会うことになりました。 セリーヌ・ディオンは説明する必要もないくらい世界で最も有名な歌姫の一人です。 僕は残念ながら知識に乏しいのでタイタニックの挿入歌のあの人という程度しか知識が入っていません。 でも、そんな有名な人と会えるなんてドキドキしますね!ミーハー心がくすぐられます。 そんなわけで僕らはベラージオからシーザースパレスへと向かうのでした。 シーザースパレスについてしばらくは時間があるためスロットを打って時間つぶし。 カジノの隣にセリーヌがライブを行なうコロシアムがあるのです。 お金のない僕はフラッとシーザースパレスを一回り。 戻ってきた頃には大行列!さすがセリーヌや! さぁ!ライブが始まりますよ! ナマのセリーヌの歌声 まずは、隊長にドリンクを買ってもらいます。 そして、いざ席へ。 ライブがいざ始まりセリーヌが歌いだすとすごいすごい! 我々は中段右の位置で聴いていたのですが声量がとてもあり、出産経験のあるお母さんとは思えないほどパワフル。 MCもちょこっとお茶目な感じで親近感が沸きました。 ピアノの人がジョークを言ってたんですけど忘れちゃいました。 セリーヌ「その言葉なかなか気に入ったわ」 ってライブ中に何度もジョークをつかっていたから覚えて帰ろうと思ったのに・・。 誰か覚えて無いですか・・? 途中にはWingsの『Live And Let Die』もありました。 映像もかなりこだわって作っていて素晴らしい。 マイケル・ジャクソンのカバーをするときには「彼はそこに座っていたの・・」と スポットライトがちょうど左前5メートルくらいのところに。 あんな近くにマイケルがいたなんて・・ビデオでしか見たときないのにすごい! マイケルなんて兄貴が真似して『ビリー・ジーン』や『スリラー』を踊ってたくらいしか知らないですが。 あの大物がそこに座ってたなんて言われるととんでもない場所にきた気分!!! そして美女と野獣の主題歌『Beauty and the Beast』。 この曲がセリーヌ・ディオンの歌だと知らなかったのでびっくり。 僕はディズニーファンですが誰が何を歌っていると知らなかったために聴いた瞬間に「あっ!!」と思いました。 あれだけ好きだった曲を歌っていたのがセリーヌ・ディオンだったなんて・・。 思わず、感動・・舞踏会場のシーンを思い出します・・。 そして、ラストに『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』! すげぇ!!本物だぁー! いやぁ、最後まで引っ張りますね! そしてすごい!ライブってこんな感じなのかな? テレビで聴いたのと比較にならないぐらいすごい!! 完璧に歌い上げるセリーヌ・ディオン☆5つ!! 感動しまくって帰ってからCDを聞きまくったのは言うまでもないです。 〜ライブ終了後〜 隊長「ど〜よ?!セリーヌは良かったでしょ!!」 ぴぃ〜「へへっ。最高でしたね。途中わかんない曲もありましたけど」 隊長「えぇっ?だめだよー予習してこないとー」 ぴぃ〜「(あちゃ、そういうもんだったのか!)ご、ごめんなさいっ!」 うん、確かにライブに先入観無しでいってもいいかもしれないけれど 楽曲をすっかり覚えていくのもまた違う味わいを得られるので みなさんもライブに行くときはそれぞれ楽しみ方を考えてみてはいかがでしょうか? それでは、ベラージオに戻りましょう。 |
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シーザースパレスのショッピングモール奥にて。 噴水でしょうか?すごく立派だったのでパシャリ |
あの有名なThe Pussycat Dollsを発見&撮影。 『少女時代』の振り付けをした仲宗根梨乃さんが参加しているグループです |
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賭博黙示録RJ 〜ブラックジャック編〜最終夜・・僕らはラスベガスとの別れを惜しみつつそれぞれ自由にラストナイトを過ごしていた。 お金のない僕はフラフラとベラージオを歩き回り思い出作りと撮影をおこなっていました。 (『お金がない』ってもう言いたくないけどないとやることないんだな、これが・・) ふと気づくとカードのテーブルに見たような顔が・・あぁー!!ぺぃ!!なにやってんだ!? おかしい・・あいつはオケラだったはずなのに・・ まさかキャッシングしまくったのか?!いかん!止めないと!! ここで人生をおわらせちゃいかんどーッ!!! 僕は慌ててヤツに駆け寄りつかみかかった。 ぴぃ〜「お前ッ!!バカ野郎!まだ若いのに・・まだ俺らには未来があるのに・・何してn・・ん?」 ぺぃ「勝ってるど!!見てくれこのチップの数ッ!!$500はあるど!」 ぴぃ〜「やったぁ!早く貸しておくれ!スロット打ってくるど」 武ちん「あれぇー。ぴぃ〜じゃない」 RJ「よぉ、ぴぃ〜や」 ぴぃ〜「あら、武ちん。RJ」 みんな集まっちゃってブラックジャックですか! ぴぃ〜「おい、ところでどこからそんな金が沸いてくるのよ」 ぺぃ「キャッシャーで日本円をドルに変えた」 なるほど・・。そういうことか。 どうやらぺぃはそのドル札を握り締めて今まで散々負けてたスロットを苦々しく睨みつけていたところ たまたま出会ったRJにブラックジャックのお誘いを受けたとのこと。 そう、皆さんは知らないでしょうけれどこの男RJはブラックジャックが大好きなのです。 いや・・気づいていたかもしれませんね・・。 ブラックジャック・・・・BlackJack・・・・BJ・・・・RJ・・・そうッ!RJ≒BJッ! このRJのペンネームはブラックジャック狂のあまりつけてしまったらしい(※1,2,3)です。 ※1:Dragon Ashのkjからかと思っていました ※2:RJ「別にブラックジャックから取ってないし」ですって・・じゃあなんなのさ ※3:わかりました!スパイダーマンのヒロインがMJって言われててかっこよかったから・・ですって 実際にRJは張る時は張る、張らない時は張らない。戦略も完璧。 (ブラックジャックのベーシックストラテジーは暗記済み) あっというまに$25チップがタワーになって行きます。 なるほど、RJがぺぃを誘って指導していたわけですね。 それは確かに勝率アップするわ。 僕もしばらく後ろから眺めていました。 ベーシックストラテジーはディーラーのカードと自分のカードの組み合わせで、 勝率が理論上高くなるような次の行動のチャートです。 お土産屋とかのレジ付近にこれのカードが置いてあるので買っておくと便利。 初心者はベーシックストラテジーを100%信用して動いちゃって構わないのです。 まあそれで必ず勝てるってことも無いんですけどね。 だが、しかし。経験則もあわせて本当にRJは強い。 ぺぃ「こ、これどうしたらいいすかね?!」 RJ「てめぇ、スプリットに決まってんだろ!びびってんじゃねぇぜッ!」 うん。人って変わるもんだなぁ。 ブラックジャックの事となるとRJの豹変ぶりはすごいです。 ぺぃは約$300、RJも約$300。 この戦い・・おもしろくなりそうだ。 僕と武ちんは完全に外野に回ってドリンクをちゅーちゅーしながら見守ることにしました。 〜約一時間後〜 テーブルには我等がカジノバから2名と中国人のお兄さん。 ぺぃ「俺行きますわ!$100賭けまっせ」 RJ「ばっか!いい波が来るまで抑えたほうが・・しらねーぞ!」 ぺぃ「やったー!勝ったど!」 中国人のお兄さん「いぇー!」 ぺぃ&RJ「うぇーい!」 ハイタッチ☆ みたいな。テーブルゲームも悪く無いですね。一体感がハンパない。 さて、この後もぺぃが勝ち続け・・ることはなく自分の個性を出し始めてきたころ 負けはじめてきました。 本人も負けて慌てるので波にうまくのれない様子。 ぺぃ「くそぉ・・やるしかないッ!オールイン(※)!!!」 ※:全額ぶっこみ。Copyright(c) ALL IN CORPORATION. All Rights Reserved. 結局$300⇒$0になりぺぃ殉職・・ぺぃはPAY(払う)のぺぃでした。 あとはRJ・・ただ一人!! RJの勝負はここまでほぼ平行線。 ところがどっこいいい波が来たらしくRJもテンションアップ! RJ「この波・・乗ってみせる!」 $100ドォーン!! RJ「ここは抑えきる・・!」 $25!バァーン!! 負ける時に抑えて勝てるとき大きく賭けて・・これがうまく噛み合った瞬間。 瞬く間に約$2200に増えていったのでした!! この時ぴぃ〜は初めてRJを尊敬の眼差しで見たことはいうまでもない。 その時、ディーラーが変わります。 ディーラー「mO(@_@)..You are Black Jack Champion.」 チップを指さしながら褒め称えています・・が、どこか余裕の表情。 ヒンヤリとしたその眼差し、冷酷そのもの・・カジノバに緊張が走ります。 ディーラーの雰囲気・・まるで死神のようです・・ RJ「完全にオカルトだけれど・・トラパー(※)の波が変わった・・嫌な予感がする・・」 (※:トランサバランス・ライト・パーティクル。『交響詩篇エウレカセブン』より) ぴぃ〜「えっ・・?もう波に乗れないって事・・??」 RJは果敢にも勝負をしますが負ける・・負ける・・負けるッ! ベーシックストラテジーが通用しない?! この間ものの5分。約$1600に減らされたRJ。 RJ「・・終わりで・・」 冷静に終わらせました・・歴史的な勝負の場にいることができて俺は光栄です。 ぴぃ〜「やりましたね。かっこよかったっす。$200貸してください」 RJ「かえれ!」 なんというどケチ。 |
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さらば、ラスベガス。また会う日まで。翌日。我々はベラージオのロビーで待ち合わせをして空港へ。 隊長「長かったね」 RJ「ですね」 武ちん「やっぱりベガスは最高です」 ぺぃ「いい思い出ができました」 ぴぃ〜「コラム書くのめんどくさいな・・」 隊長「ベガスに敬礼ッ!!」 こうして・・我々の旅は終わりを迎えたのである。 もうしばらく来ることはないであろうラスベガスで沢山の思い出(と金)を残すことができました。 さらばラスベガス。また会う日まで。 Fin. 〜日本にて〜 隊長&RJ&武ちん「来週また行ってくるわ!」 ぴぃ〜&ぺぃ「えぇーっ!」 隊長「夏は君らも一緒だ!!」 ぴぃ〜&ぺぃ「ええええぇぇぇぇーっっ!」 『ベガスで新年2012』いかがでしたか?! 楽しんで読んでいただけたなら光栄です。 それではまた次のコラムで会いましょう。 |
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