世界最大のカジノ、フォックスウッズ・リゾート＆カジノ

＜カジノ・フロアへの入口＞

フォックスウッズは、ニューヨーク地区では頻繁にテレビCMが流されているが、その巨大ぶりはまさに世界一。テレビCMも英語はもとよりヒスパニック、中国語など他言語に訳されたバージョンのそれがブラウン管で連日流されるだけに、知名度も高い。後からできたモヒガン・サンよりも多い6つのカジノ・スペースにあるスロット・マシーンは7,400台に及び（1,200台以上が喫煙可／賭け金25セントから$5まで）、ゲーム・テーブルは360台以上。

スロットはもとより、ブラックジャックやバカラなどのテーブル・ゲームの他、各地で開催されている競馬の馬券を買うこともできる。

フォックスウッズ・リゾート・カジノには三つのホテルがある。ツー・ツリー・イン（Two Tree Inn：280部屋）、グレート・シーダー・ホテル（Great Cedar Hotel：312部屋）、グランド・ピーコット・ホテル（Grand Pequot Hotel：824部屋）。トータル部屋数は約1,500室。どれも豪華なリゾート・ホテルでそれぞれがカジノ、レストラン、映画館、スパ、ショッピング街などと連結している一大モールの趣を醸し出している。

メインとなるのは、グランド・ピーコット・タワー。森の中に建つ白い城のメインの建物がそうだ。ここに、世界最大数のスロット・マシーンが並ぶ様は圧巻だが、ビンゴ・ホールにはまず誰もが圧倒される。3,200シートもある巨大なその中は、異様な静寂に包まれている。前者は旧来型のバーを主導で引く形式のマシーンもある。

ここで働く人の数は約7,000人。ディーラーはアジア、中近東系などもいる。1992年のオープン以来、年々増築を重ね施設を充実させてきたフォックスウッズ。05年には$7ミリオンを擁してあらたなやホテルやカジノ、コンベンション・センター、ゴルフ場を増やす予定だ。コンベンション・ホールやゴルフ場の建設は，ビジネス・ユーズに大きな影響を与え、ビジネス・ショーやトレード・ショーの誘致につながるだけに、さらなる増築が話題になっている。その予算は何と$700ミリオン！

＜スロット・マシーンに興じる人々＞