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   NY近郊、世界最大のカジノ - アメリカのカジノ、NY近郊カジノの現状  
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アメリカのカジノ、NY近郊カジノの現状

     

カジノは、ヨーロッパでは貴族の社交場としての ムードが大きく、ドレスコードがあったりするが、 アメリカの場合、それはまさしくレジャー・ビジ ネス。だからラスベガスのような大型テーマ・ホ テルとカジノだけではなく、ショッピングやテー マパークなどの複合施設が立ち並ぶ家族向けの総 合エンターテイメントとして一大産業になっている。

そして近年は、ビジネスという面だけではなく、 そこで生活する人々のすべてを支えるものとして もカジノの存在意義は高まってきた。それはもと もとカジノが禁止されていた地区でも、先住民族 の住む場所は「カジノ特区」として認められ、一 大カジノ・シティとしてその土地の先住民の生活 から公共サービスのすべてをカジノの収益で賄お うとする、とてもアメリカらしい合理的なシステ ムから成り立っているのだ。

フォックスウッズのカジノ・フロア

<フォックスウッズのカジノ・フロア>

 

その筆頭格が、コネティカット州にあるフォックスウッズとモヒガン・サンだ。それぞれマシャンタケット族、モヒガン族と いう先住民族が住む地区にあり、カジノ運営も彼らの手で行われている。彼らはカジノの収益から自分たちの生活(生活費か ら教育費、医療費まで)と警察や消防などの公共サービスを賄っている。それぞれコネティカット州には、収益の一部を納め る。近隣に位置するこの両部族は歴史的にも争っていたことから、今でもその名残としてカジノの施設の豪華さやそこで働く 従業員の待遇の善し悪しを競っている。あとからできたモヒガン族のモヒガン・サンは、フォックスウッズの施設規模などを 見て、「彼らより優れた施設、従業員待遇を」という目標のもとにそれを作り上げた。

ともに場所柄、ニューヨークとボストンの中間に位置すること、両大都市から二時間半圏であることなどから、平日、週末問 わず多くの人々で賑わっている。しかもラスベガス同様に、カジノのみならず、豪華なホテル、スパ、ショッピング、レスト ラン、劇場(ショー)などを備えた複合型エンターテイメントとなっていることと、ちょうどその中間にミスティックという 瀟洒な観光地があることなどからも、カジノ目当てのギャンブラーのみならず、家族連れやカップルまでをターゲットとして 取り込むことに成功している。

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