バカンスはセブ島で - 戦いの結末 | |||
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あらすじ |
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中当たりくらいの出玉をイキナリ獲得したぴぃ〜。 そのままマシンが止まってしまったためやむ無く待つことに。 その間カジノガール達をおしつけられてぺぃと元ぴぃ〜の子分達は別の台を打ちにいったのである |
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ヨナのDIAMOND Spinner |
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スロットマシンが止まってからおよそ20分。 せわしなくカジノを走り回ってるスーツの男性がレシートをよこしてくれます。 これをもってキャッシャーに行ってねのボディランゲージ。 一言礼を言ってキャッシャーに向かいます。遂に解放されました。 すでに2000ペソは使っており、3000ペソの当たりでは大勝ちとはいえません。 カバンの中には無理やり売りつけられたチョコが一杯。 無駄な時間を過ごしたので次の賞金を狙いに行かなければいけません。 HotShotはとりあえず満足したので次の台を狙いに行きたいところ。 カジノ内は混み合っており、ほぼ満席状態。 ざっと見回した限り欧米人も多く、現地人と外人が半々くらいの比率です。 日本人は攻めが弱いので良い台(甘そうな台)を見つけたらスピードを生かしてさっと座ってしまいたいところ。 カジノの右フロアを奥までいったところやたらと盛り上がっている台があります。 ・・どうやら3人の子分のようです。 マシンの名前は「DIAMOND Spinner」 そのスロットマシンは1・2・3リールの有効ライン上にダイヤが3つ止まると再抽選 その後ダイヤの数で当選枚数が変化し、5つ揃うとボーナスゲームの仕様となっているようです。 後ろから見ていた限りでは意外と3つダイヤが揃うみたい。 リールは通常下向きに回転するのですがたまに大きくウェイトがかかったり、上向きに回ったりします。 しかも、上向きに回ったのに何も起きないことがあったりするのでよくわかりません。 ヨナ「逆回転するとその後ダイヤが揃いやすいんですわ。高確か前兆に入ってますわ。」 ぼん「俺も打ちたいよ・・こっちの台ペソが入らないんだけど・・」 ヨナ「知らんがな=3=3=3」 逆回転すれば当たりやすいなんてのはオカルトです。 ラスベガスも毎ゲーム当選役が抽選されているのだから逆回転し始めたらその後くるなんてわけがない。 でも、日本よりは制限が少ないはずなので射幸心を煽りまくってもいいでしょうし、 システムも自由に作りこめる可能性は高いので・・もしかしたら高確率で当選しやすいモードってのはあるのかも。 実際、逆回転がきた後にダイヤが揃ったりしています。 う〜ん。ベガススロット必勝ガイドとかベガススロット攻略マガジンとかがあれば 内部的なシステムもわかるのですが・・。 しばらくして良い感じに当たりを引けたヨナちゃん。 2000ペソくらいに膨れ上がったみたい。 ぴぃ〜「ここが考えどころだな。とりあえず抜いておくかこのまま打つか・・」 ヨナ「こんなところで引く程チキンじゃないっすよ!まだまだいけますわ!!」 勝負続行のようです。彼はうまいこと勝つことが出来るのでしょうか・・。 |
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勝負台探し |
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ヨナちゃんが一人でスロットに夢中だったのでぼん君を引き連れてスロットを教える事に。 スロットは本当に様々で意味がわからないものもあるため出来るだけわかりやすい台を選んであげたいところ。 年配になるほどシンプルなゲーム性の方がよくなってきたりしますが (日本で言うとART機よりはジャグラーみたいなイメージ) ぼん君はまだ若い・・ど派手な台がよさそうです。 っというわけで探してみたのですがやっぱり古い台が多い。 レートも均一でハイレートの台は見当たりません。とりあえず金銭的には何を打っても問題なさそう。 ・・というわけでぴぃ〜さんオススメの台HotShotを打ってみたいとのことだったので あいてるところにヌルリと座る。 ぴぃ〜「ボーナス絵柄が3つ揃ってからが勝負や」 ぼん「がんばりますっ!」 1000ペソを突っ込んで勝負開始。 何も引いてくれません・・減る一方です・・。 監督としては焦り始めます。腋の下も良い感じに潤いを増してきました・・。 スロットは基本的に運しかないですからダメなときはダメ・・。 そして経験上1000ペソ(ベガスでは$100、日本では1万円)突っ込んだ時点で 何も起きない場合はあるかないかわかりませんが設定が悪い可能性があります。 出る時はビビるくらいに調子よく出るものです。 ぴぃ〜「・・ぼん君、この台はダメみたいや・・」 ぼん「ぴぃ〜さん・・実は僕もうっすら気づいてました・・ダメだって・・」 というわけで調子が悪ければ台移動。 ぼん君の希望を聞いてみるとヨナちゃんの打ってた台みたいなのが打ちたいらしい。 ヨナの居たところを見てみると・・台があいてるではありませんか!! どうやら2000ペソ飲まれたようです。 やっぱりヤメ時が肝心ですね。 ちなみにこのシチュエーション・・ 隊長「前の人が飲まれたらチャンスだよ。マシンに貯まった分を放出してくれるから。」 というオカルトに見事に合致しています。 ヨナちゃんのカマを掘ることになるけれど身内同士だしいいでしょ。 ぼん君も台が空いてるのに気づいてやる気満々テンションは最高潮。 ・・二人は吸い込まれるようにDIAMOND Spinnerに向かうのであった。 |
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ぼんのDIAMOND Spinner |
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早速、1000ペソをネジ込むぼん君。 ヨナが打っていたときから打ちたそうでしたが・・満面の笑顔です。 リールの動きに完璧に魅了されています。 「わぁー」とか「見てくださいよ!」とか無邪気に楽しんでいます。 ぴぃ〜(ぼんも・・もカジノの魔法にかかってしまったんやな・・) ぺぃ(せやな・・) 気づくとぺぃといっちーもココに戻ってきてました。 DIAMOND Spinnerの隣の火山が大噴火する台をシバキ始めています。 その時、ぼんの台に演出が頻発し始めます。 逆回転 ダイヤ・ダイヤ・ダイヤ! 再抽選のスタートです! そこに慌てて駆け寄る人影・・ ヨナ「ぼん!何やってんねん!カマ掘るとか・・」 だがもう遅い。再抽選はスタートしています・・!
初めて見ました!! そのマシンで一番デカイ当たり!! 当選枚数は・・15000ペソ?! いや、なんか違うみたい・・半分のレートだから÷2をして・・7500ペソ!! 日本円だと×2で15000円!!!・・あれたいしたことなくね?! そうなんです、まだ先があります。 誰かが「上だ!!」と叫ぶので全員でバッと上を見る・・ 「下だ!!」ドラムロールと共にリールが回りだして全員で下を見る・・ ビンゴゲームが始まっていました! ど真ん中のリールに(4)とか書いてあったのはこのためだったのですね! 下のリールで当選番号 上のリールで経過がわかるという仕組みで あっち見たりこっち見たりとなんとも激しい忙しい・・。 このビンゴで当選した結果は先ほどの15000に上乗せ・・。 MAXで46031.25ペソ上乗せです!! 10万円お持ち帰り・・これはでかい。 ドルで言ったら$1000!ジャックポット寸前!! そしてこの流れは・・・イケる!! ・・やれる、いける、できる!! ・・結論から言うとMAXは無理でした。 すごく惜しかったのですが、最後のリールが回る瞬間はカジノ内で一番の注目の的でした。 結果はどうあれ、カジノでのあの妙な一体感はなかなか味わえません。 ちょっといい事を言っちゃうと・・カジノで手に入れるのはお金じゃなくて 夢と希望と高揚感、感情の高ぶりの体験に違いない。 もちろんお金もついてきたらそれは幸せですけれどね・・。 (ぼんは旅行でトータルプラスになったらしい) 確かなことは・・この夜、Casino Filipinoの主役は我々だったことである・・。 フィリピン最後の夜・・興奮はさめない。 |
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ホテルの部屋にて |
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ぺぃ「なんだよこの量は!」 ヨナ「どんだけ買ってはるんでっか!」 ぴぃ〜「すまん・・断りきれなくて・・」 部屋に戻ってカバンを空けたらトンでもない量の菓子とタバコが・・ 全23品(チョコをあげたり、タバコは吸ったりしたので正確な個数は不明)。 同考えても5000ペソは払っている計算になります・・。 大抵200〜300ペソで売りつけられたから・・。 ぴぃ〜「まぁ・・いいだろ。俺達が買ったのは・・"夢"なんだからさ。」 ぺぃ「・・せやな」 ヨナ「・・せいですか」 |
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『バカンスはセブ島で』完 |
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