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テニアンの日本人ディーラーに聞く1
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今回は日本人のディーラの方にインタビューをさせていただく事に成功しました。 日本人のディーラは世界的にも珍しいのではないのではないでしょうか?
上田泰貴(うえだやすたか)さん、齋藤正義(さいとうまさよし)さんです。
お二人ともテニアン・ダイナスティーホテル&カジノにてディーラーとして活躍されています。
日本ではカジノは合法化されていませんが、合法化に向けた動きはあります。しかしながら、もし合法化されたとしてもゲームを取りおこなうディーラが居なくてはゲームになりません。
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<カジノディーラの上田さん(左)と齋藤さん(右)>
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<夕刻になるとネオンが煌びやか>
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では、そのディーラーを今から育成しておく必要があるんじゃないか?という目論見で設立されたディーラーの為の専門学校というのが、実は既に日本にあります。第一期卒業生は40人程いらっしゃるそうで、その中からテニアンに10名渡ってこられたそうです。お二人方はその10名のなかの二人ということになります。
昨年の10月に学校を卒業され12月からテニアンに渡りディーラーとして活躍されてきたそうです。
Q1.お二方が卒業された日本カジノスクールについて教えていただけますか?
A1.実技を含めカジノディーラーとしての基本は日本カジノスクールで勉強しました。ただ日本カジノスクールで教えるのは基本ラスベガススタイルなので、テニアンに来てからこちらのハウススタイル(若干の違いがあるそうです。)があるので、こちらでも研修を受けました。
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Q2.それにしても羨ましい環境です。カジノがお休みの時などは海などで過ごされるのですか?
A2.はい、良くいきます。ただ海ばかりというわけでもなくって、ホテルの従業員同士でサッカーやバスケなどをしたりします。
Q3.え?サッカー??
A3.寮があって、そこにグラウンドがあるんです。昨日も部門対抗の試合が…
Q4.ますます羨ましい環境ですね。部門というと?
A4.一応、ホテル部門とカジノ部門とでわかれて居るんですよ。ほかにインターネットに繋がるし海もあるし楽しく仕事ができています。
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<埠頭からみる夕焼け。帰らなきゃ。>
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Q5.テーブルゲームではどのようなゲームが人気ですか?
A5.SICBOやバカラが人気なんですが、ゲームがシンプルというのが受けるみたいです。わかりやすいですからね。
Q6.ごめんなさいSICBOのをテーブルの傍で立ってみてたのですが、サイコロの目を当てているというのはわかったのですが、細かいルールなどが、よくわかりませんでした。日本からSIC BOのルールを印刷してきたのですが…
A6.ダイスを三つ転がして、出る目や合計を当てます。例えば、ダイス3つの内ひとつの目を当てるという掛け方や、ダイスみっつの合計を当てるという掛け方、ぞろ目に掛けるなどの掛け方があります。
この表の、中断の数字は合計と倍率を示しています。
一番左の17は合計値、下の50が倍率です。ダイス3っつの合計が17であれば50倍をもらえるということです。
ここで注意してもらいたいのは、こちらの倍率は原資を除く倍率です。50倍の配当と掛けた元本が戻ってくるという意味です。日本風に表現しますと51倍ということになります。
すこし長くなりましたので二回にわけてお届けしたいと思います。次回はお二方に日本人のカジノプレイスタイルについてお聞きした部分をお届けできたらと思います。
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