八十八ヶ所仏頼みツアー - 金剛福寺 〜 浄瑠璃寺 | |||
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ おぼえていますか 目と目が会った時を おぼえていますか 手と手が触れあった時 それは始めての お遍路の旅立ちでした・・・。 (『愛・おぼえていますか』より引用) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ぴぃ〜「I love you, so …うっ、うううっっ。ランカちゃん・・・」 さて、本日も朝6:30起床の予定が6時には目が覚めているぴぃです。 どうやらパチスロ新台マクロスフロンティア2を打ちたくて仕方がない様子。。。 規則正しい生活に完全に順応してしまいました...。 ぺぃはというとRJの愛(足蹴り) によって夢から現実世界へ戻されます。 愛の形は複雑ですね...。 出発が7:30なので、さっさと朝食です。 湯豆腐、温泉卵、ひじき、昆布、のり、おしんこ、かまぼこ、焼き魚に白米。 いつもながらけっこうボリューミーです。 タクシーに乗り込み現実世界のスタートです。 今回もぴぃ〜がコラムを担当させていただきます。 38ヶ寺 第三十八番 金剛福寺(こんごうふくじ) |
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雨です。 ここが晴れていれば四国全土晴れているというすごいようなすごくないような話を聞きました。 境内には大きな池があり、雨のパシャパシャという音がどこか切なく激しく心に響きます。 この日一発目の般若心経はまるで泣いてるようにも聞こえたのです。 いきなり寄り道 「足摺岬」 |
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足摺岬は四国最南端。 ここにはあのジョン万次郎さんもいらっしゃいます。 灯台もみえて曇っているはずなのに遠くも見渡せてとても景色が良いです。 39ヶ寺 第三十九番 延光寺(えんこうじ) |
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このお寺の本堂には眼病に効果がある「目洗い井戸」があります。 境内の池の中にはとてもでかくて立派な鯉。 岩には一瞬置物かと思ってしまうほどおとなしいカメがいます。 |
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甲羅がつるつるしており、 表情もとても愛くるしい |
赤、黄、銀に光る鯉。 バッタバッタと音がして少し怖い。 |
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また、延光寺は赤亀山(しゃっきざん)とも言われるお寺で大赤亀の石像があります。 40ヶ寺 第四十番 観自在寺(かんじざいじ) |
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般若心経の一節『観自在菩薩』の観自在寺です。 41ヶ寺 第四十一番 龍光寺(りゅうこうじ) |
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直径10センチほどの黒い石の龍の目玉が本堂に祀られています。 42ヶ寺 第四十二番 仏木寺(ぶつもくじ) |
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龍光寺のすぐそばに有るのですぐ行ける仏木寺。 お遍路をするうえで数を稼げるこういったポイントに喜びを感じてしまいます。 全八十八をこなすには1つでも多くまわらなければいけないですからね。 何度も言いますが例え今回はタクシーで回っているとしても この旅は苦行であり、祈りの旅なのです。。。 消化しようと考えてはいけませんが...ゴールが近くなる事が嬉しいのです。 隊長「お〜ぃみてくれ。この言葉っ!!」 何かと思い見てみると...... |
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なんと、いい言葉でしょうか! どんなことにも当てはまります。苦は楽を産むのですね。 このお遍路の旅で一番心に響いたのはこの言葉といっても過言ではありません。 だから、これからは進んで『苦』を選んで生きていこうと僕は思う。。。 昼食 たちばな ...さて、我々はもうすでにお腹ぺこぺこ...『苦』が続いたので『楽』の出番ですっ!! 今回お伺いしたのはたちばなさん。 お店は綺麗でメニューは豊富。何を食べようかとと目移りしてしまいます。 しかもたちばなさんはデブにもやさしくランチセット(+ライス+漬物+豆腐)があります! というわけで僕はちゃんぽん麺ランチセットをオーダー....。 苦は楽の種...苦は楽の種... ぺぃ「いやぁ...やっちまった...。」 ぴぃ〜「んん??どうした??」 ぺぃ「いや、うどんセットがなかったから親子丼とうどん頼んじまった・・・。」 ぴぃ〜「なんで親子によそ者が割り込んでくるのよ」 ぺぃ「孫(まご)じゃねぇの?」 ぴぃ〜「うどんだよ。」 ぺぃ「もういいだろ...食べさせてくれ...。」 ぴぃ〜「そら、あんた。ぶくぶく太るわけよ」 ぺぃ「苦は楽の種ぞ...。」 店員「お待たせしました。カツ丼とかけうどんです。」 ぴぃ〜「来たぞ!」 ぺぃ「あれれ?俺、親子丼注文したんだけd....」 RJ「はい私です!!!」 ぴぃ〜&ぺぃ「...ッッッッッッ!?」 RJ「普通これくらい頼むだろ。」 ぴぃ〜「そら、あんた。ぶくぶく太るわけよ」 RJ「苦は楽の種ぞ...。」 楽は苦の種。 お遍路始まってからの数々の『楽』により、『苦』が大きな借金として跳ね返ってくると この時誰が思っただろう。いや、思わない。 |
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ちゃんぽんランチセット by ぴぃ〜 |
カツ丼とうどん by RJ |
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こうして楽の花を咲かせた我らカジノバは次の寺へと向かうのであった....。 この花を咲かせる事だけに一生懸命になればいい...。 43ヶ寺 第四十三番 明石寺(めいせきじ) |
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しあわせ観音像。慈悲深いお顔の観音さまがおります。 44ヶ寺 第四十七番 八坂寺(やさかじ) |
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急に43→47飛びましたが、効率重視によるもので仕方が無く罰当たりなことではありません。 そしてここから大きく数字がずれていくので注意してくださいね。 さぁ、お寺についたらまずは十善戒を読みましょう。 |
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僕が常日頃実践している事です。 他の3人は「ペケ3つだ4つだ」と言っていましたが僕は全て守り抜いています。 モーゼも同様に十戒(じっかい)を神から石板として授かってましたね。 直後、たたき割るのですが十戒を授かった瞬間にペケ10する民衆に対するモーゼの怒りが伝わる印象深いシーンです。 ※映画「十戒」より 『どの国でも徳は共通している』というのは非常に感慨深いものがあります。 帰り道には「いやさか不動尊」がいるのでと救いの御手綱で繋がりましょう(5色の紐を握るのです)。 【閻魔堂(えんまどう)】山門の天井に描かれている。 本堂と大師堂の間。「極楽の途」「地獄の途」があり、 極楽には美しい浄土が、地獄には餓鬼道、畜生道、修羅道などが描かれている。 ファミコンの妖怪道中記のラストステージを思い出したのは僕だけではないはず。 45ヶ寺 第四十六番 浄瑠璃寺(じょうるりじ) |
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仏様の仏手石、仏足石で仏サイズの確認ができます。。。 生足にひんやりと冷たさがあるせいか霊力が伝わってくるようです。 さて!これで本日の冒険は終了です。 今日はお待ちかねの道後温泉へ向かう事になっております! 隊長がずっと言っていた「坊ちゃん」の温泉に入れるのです!! 行きましょう!! 本日の宿 椿館別館 |
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『別館』という響きから『本館』より小さいイメージでしたが...。。。 椿館別館は道後温泉駅から5〜10分ほど坂をのぼった見晴らしの良い高台にありました。 なんて美しい宿でしょうかっ!!!!そして意外と大きい建物です。 |
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![]() 椿館別館の玄関横には足湯が無料開放されておりいつでも利用できるようになっている |
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お部屋は和室で広く、駅前近辺で販売されているお菓子もテーブルの上に用意されています。 ここでパクっと試食してからお買いものに出てもいいかもしれません。 |
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スーツケースを置き一息ついた我らカジノバ。 ここまで歩いてきた道後の街並みは僕たちを幕末志士の気持ちにさせる情緒あふれる街並みでした。 隊長「ご飯の前に今一度、身体を洗濯致し候。」 という一言でまずは坊ちゃんの湯、道後温泉へ。 旅館の外へは浴衣で出られ、ロビーでは洗面用具を入れる籠を借りることができます。 せっかくなのでもちろん浴衣で出て行きましたさ。 浴衣の方がいかにも幕末志士みたいでかっこいいですもんね。 ※椿館の浴衣は薄めのエメラルドグリーンに椿が描かれてで爽やかで可愛い系でした さて、坂を下ること3分。 賑わいのある広場へと到着しました。 |
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![]() 道後温泉駅 |
![]() 路面電車 |
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周りには浴衣のお姉さん達がおり僕らはソワソワドキドキしてしまいます。 ※浴衣でどの旅館かを判定することで敵か味方かわかります 恋が始まったらどうしよう...と。 ...そんなことは特になく坊ちゃん湯こと道後温泉本館へと到着。 |
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![]() つんつるてんの坊ちゃんぺぃ 後ほど仲居さんに丈の長いものを用意してもらいました |
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温泉内の写真はもちろん載せられないですが道後温泉は ・神の湯(かみのゆ) ・霊の湯(たまのゆ) ・又新殿(ゆうしんでん) ※皇室専用 観賞のみ とわかれており、料金プランも休憩室利用をつけるかで何パターンかあります。 今回は神の湯入浴のみで410円なり。 洗面用具が全くないのでここで買わないと「今一度、洗濯」することになるので気をつけましょう。 坊ちゃん湯は思ったより深く狭いです。 そして独特の木・湯の香りと雰囲気が『坊ちゃん』といった感じで明治時代にタイムスリップです。 ...そして、今回は体重計は無いみたいなので初日からランキングが全く変動しません。 壊れてたり無かったりでせっかくのダイエット効果を可視化できないなんて....。 痩せたみんなの体重を早く確認したいですね! 四国お遍路で僕らが痩せられる・ダイエットできるという事を皆さんに早く伝えたいです。 夕食 椿館別館内食堂 |
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エビ4本とパンケーキにお寿司とパイン |
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夕食はバイキング形式。 見ての通り偏りに偏った内容...これだからバイキングは危険ですよね! 食後は運動のため道後の町へ。 帰り途中の女子高生が足湯(どうやら無料らしい)につかりながら恋ばなをしていたりと ちょっとしたカルチャーショックを感じながらいい街だなと心から思う。 |
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![]() 天皇皇后両陛下献上のお菓子を作られている『巴堂』さん |
![]() こちらが名物坊ちゃん団子。餡が多めで甘くてお茶と良く合います |
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そして、道後温泉駅前でカラクリ時計(通常30分に1度カラクリが動き出す)を観覧。 |
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普段はお屋敷みたいな時計 |
時間になるとせり上がり人形が飛び出す |
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カラクリ時計の隣はこちらも公共の足湯となっており、疲れた人たちを温かく癒してくれる。 我々も足湯仲間と言葉を交わしながら、足湯、道後、暮らす人......さまざまな温かさを感じていた。 東京で慌ただしく働く中で忘れかけていた『何か』を思い出させてくれるこの町で暮らすのも悪くない......。 ......そんなことを思いながら地ビールで乾いた咽喉を潤し......夢見心地のまま帰路につくのであった...。 |
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ぴぃ〜「...『夢見心地のまま帰路につくのであった...』っと...ふふっ...まるで小説家みたいだな...さぁ、寝るかな...」 ぺぃ「馬鹿野郎!夜の街に出よう!」 ぴぃ〜「えぇッ!?十善戒を思い出せ!これ以上戒律を破ったら破戒僧もいいとこぞ!」 RJ「バカたれ!(パチぃンッ!)」 ぴぃ〜「痛たーッ!!(ばったーん)」 ぺぃ「行きましょう!」 RJ「行くぞ!」 |
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次回もお楽しみに! |
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