お遍路の旅　その３

３日目

昨日に引き続き朝６：３０起床。

出発が７：３０からなのも変わらず・・・

蛍は夢だったのか・・・

いや、あれこそが現実で四国にいることこそが夢だ。

そうに違いない！

隊長「さぁ、今日は鶴林寺からスタートですよ！」

ぴぃ〜「（...これが現実...ッ！）ほいっす！」

MATSUさん「鶴林寺では皆さんの白衣に朱印をおしてもらえますからね」

そうなんです。お遍路の白衣には梵字やらお経やら

えらそうな人ほど装飾が激しいのです。

...少なからず僕の目からはそう見えました。

なので鶴林寺で「白衣Lv.1」⇒「白衣Lv.2」へのアップグレードは是が非でも行っておきたい...。

そんなことを考えながら丸の内弁当のような朝食をたいらげ、

月のうさぎに別れを告げて本日のお遍路開始です。

今回も私ぴぃ〜が担当致します。

２１ヶ寺　第二十番　鶴林寺(かくりんじ)

波切り地蔵・地蔵菩薩立像。暴風雨で難破しそうになった船を導いてくれた伝説がある...。

そんなかっこいい伝説のある鶴林寺さんで早速白衣をバージョンアップ。

押してもらうスタンプのオレンジ色のインクはMATSUさんによると

油が含まれており有る程度乾くのに時間がかかるとのこと。

お遍路の必須アイテムなので乾くまで待つこともできないのですが今回はMATSUさんにいい方法をききました。

・ポケットティッシュをあてる

これだけ！基本的にスタンプを押した後のアフターケアはされないので自分でやるが正とのことです。

次のお寺に行く頃にはバッチリ乾いてますよ。

２２ヶ寺　第二十二番　平等寺(びょうどうじ)

２３ヶ寺　第二十三番　薬王寺(やくおうじ)

こうやくんに迎えられました。

瑜祇塔（ゆぎとう）高さ29メートルの楼閣は見もの。

肺大師。ラジウムを含んだ霊水で、肺病などの諸病に効くという。

高知突入

寄り道 御厨人窟（みろくど）

大師が虚空蔵求聞持法の苦行をしたと伝えられる洞窟。

２４ヶ寺　第二十四番　最御崎寺(ほつみさきじ)

昼食　遍路の駅 夫婦善哉本舗

ここで本日のお昼...の仕込みです！！！

そこそこ疲れているのでお茶の一杯も飲みたいところですが...

注文をしてお料理を作っている間にお隣の津照寺に参拝という寸法。

ぱっと見はスーパーなのでランチも提供している営業形態には驚きです。

２５ヶ寺　第二十五番　津照寺(しんしょうじ)

...なんだこの長い階段は...。

ランチのためにはこの長い階段を昇りきりワン般若かますしかない...っ。

地面に這いつくばり泣きわめきたい気持ちを抑え僕らは階段をひとつ踏みしめていくのであった。

境内から太平洋が見える。

昼食　遍路の駅 夫婦善哉本舗

本日はスーパーの中にあるお店で、金目鯛丼に金目鯛のお吸い物にアイスコーヒーにびわにスーパーで作って売ってるどら焼き！！

安くて美味しくて大満足でした！！！！！

２６ヶ寺　第二十六番　金剛頂寺(こんごうちょうじ)

一粒万倍の釜。大師が炊いた米が一万倍に増え、人々を飢えから救ったという。

２７ヶ寺　第二十七番　神峯寺(こうのみねじ)

・・・

２８ヶ寺　第二十八番　大日寺(だいにちじ)

龍河洞。日本3大鍾乳洞のひとつ。全長4km。

本日のノルマ３０ヶ寺お参りしたところで本日の宿へ。

本日の宿　土佐ロイヤルホテル

あれれ...いままでのお宿と違う。。。

高知に入ったからかな...。

部屋がめちゃ豪華...。

いつも通り、大浴場で汗を流し、デブ選手権開始です。

ぺぃ「お！」

ぴぃ「おおお！」

RJ「昨日より２kg減ってるよ！」

隊長「俺も２kg減ってるな。」

ぺぃ「やはり昨日の体重計壊れてましたね。」

ぴぃ「そーだがすか！」

RJ「ランキングに変わりはないがな。」

隊長「くっそー！明日こそは！！」

僕には「明日になっても変わらないと思いますが・・・。」

とは言えなかった。

夕食　土佐の國

窓から綺麗な景色をみながら、本日も美味しい夕食。

カツオのお刺身に３つの小鉢、煮物、しらす丼、野菜と豚の蒸し物、肉饅頭にデザート。

本日も大満足の美味しさと量の多さ。

ただただ「うまい」と言うことしか出来なかった...。

ここでホテルについてるゲームコーナーでアイスを食べながら『メタルスラッグ』（METAL SLUG）をやり、

現実逃避をしていたぴぃの目には涙で溢れていた事は言うまでもなかった。

次回もお楽しみに！