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   いけいけ、僕らのMSCメラビリア号 - 第3章 チビタベッキア  
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チビタベッキア到着
3日目 AM07:30。
船が到着し港に泊まっている為、船はほとんど揺れていない。
目が覚めるとそこにぴぃーの姿はない。
おはようございます。ぺぃです。

寝ぼけてながら集合時間の紙を確認すると
【Deck.6 フォトショップ前】8:10集合とある。
集合まで40分しかないので、急いで仕度をしようとすると、
トイレの音がした。

ジャジャァァァァ

...

ジャジャァァァァ

...

ジャジャァァァァ

...

バーン!

扉を開けて出てきたのはみなさんご存知、ぴぃーである。
ぺい「なんだい。水使いすぎよ。朝から快調かい。」
ぴぃー「違う・・・」
ぺい「早く仕度して飯食おう!」
ぴぃー「い、いらない・・・」
ぺい「時間なくなっちゃうぜ!どいてくれ!」
この時はまだぴぃーの身に起きていた事を何も知らなかった。

急いでお出かけの準備をし、まずはビュッフェへ向かう。
時間がなかったのでぴぃはペプシだけ。ぺぃはパン1個と7UPしか口に入れられなかった。

【Deck.6 フォトショップ前】
時間通りに集合し、全員揃うと船から降りる為、Deck.4へ向かう。
しかし、Deck.6からDeck.4へ向かうも、とても混んでいて動けない。
船に乗っている人たちが一斉に降りようとしていることと、
メラビリアのクルーも手が回っていないことが原因のようだった。

ガイドさんが言うにはスムーズな時はスムーズにいけるけれど、
今日は特に手際が悪いらしい。

そして、20分程度並んでやっと動くことが出来、歩いて下船する。
港からシャトルバスに乗りこむためまた15分程度並ぶ。
(船を降りて街に出るまでに時間がかかりすぎるな・・・。)

ぺぃはぼんやりそう思い、ふとバスの方を見ると中国人のグループが割込みをして
我先にとバスに乗り込もうとして喧嘩をしあっているのが見えた。
(そら時間かかるわ・・・。)

MSCメラビリアとはしばしの別れ

シャトルバスで出口に向かい、またここで15分待ち、ようやっと観光バスに乗り換える。
バチカン市国

チビタベッキアからバスでローマへ2時間かけて向かう。
2時間バスで過ごし、到着するとすぐに広場とその奥に大聖堂があった。
残念ながら天気は雨なので、みんな傘をさしている。 (なぜかぴぃーだけは傘をさしていない)

ローマに入って最初に向かうのはバチカン市国。
ヨーロッパでは国境を行ったり来たりです。

と言うわけでバチカンに向かうためにバスターミナルから移動すると...
ガイドさん「スリに気をつけてくださいね。この辺りはものすごくいますから」
ぴぃー「そんなスリってわかるのかね?」
ぺい「わからんがそうそう出くわさんだろ」
ガイドさん「!!みなさん!スリが紛れ込んでます!カバン・手荷物気をつけてえぇぇっ!!」

その声に驚き振り返ると
日本人ツアー団体の中に異国の人が混じりこんでいた。
ぴぃー・ぺぃ「ええええええええええぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
異国の人「ハァーイ☆」

異国の人はやたらと人様のカバンをメロメロと撫で回し、
身体中をモミモミしながら、なんか喋っています。
あからさまにスリやんけ...。

急ぎ足で逃げてその間2分程度でしょうか。
バスターミナルを抜けた瞬間にスリはフワッと消えていたのでした。

警察も警備に当たっているらしいですが、現行犯でないと捕まえられないため、
観光にきた人たちが常に注意するのが大事なんだとガイドさんはおっしゃっていました。
平和ボケしていましたが気をつけなければ!!

さて、街を歩き始めて3分。大聖堂が見えてきました。
ガイドさんがはフェンスの門をヒョイと通り抜け、
みんなそれに続いてヒョイと進むと...
ガイドさん「はい、先ほどのフェンスが国境ですー。バチカン市国に入りましたー。」
ツアー客「えー!!!」
さくっとバチカン市国に入国し、大聖堂を見学する。
サン・ピエトロ大聖堂

ご存知の通りバチカン市国は国土面積が世界最小の国でローマ教皇が統治している。
かなり運が良ければローマ教皇がお目にかかれるかもしれないとの事。(隊長談)

雨なのに人々がとても多く入口に並んでいる為、入場は出来なかったので
外から写真を撮り、バチカン市国をあとにした。
ローマの休日
その後バスで10分ほど移動し『真実の口』を観ることが出来た。
ここも人が並んでいて手を入れて正直者の確認をしようにも、およそ1時間待ちらしい。
残念ながら諦めて、真実の口に別れを告げる。

真実の口

またバスで少し移動し、凱旋門についた頃には天気も晴れていた。
凱旋門の隣にはローマでの一番の見どころ(ぺぃ談)である『コロッセオ』がある。
ここも中に入ることが出来るようだけど観光客が多く断念。

凱旋門

コロッセオ

次に向かったのは歩いてすぐ近くのイタリアン『Le Terme Del Colosseo』
ランチはカルボナーラとサラダ、豚肉料理、デザートにプリンが出てくる。
カルボナーラは麺が太くしっかりしていてとても美味しく、
豚肉も味付けが絶妙で大変満足したカジノバであった。

『Le Terme Del Colosseo』
お店の看板がオシャレ
店内風景
カルボナーラ
豚肉とサラダ
プリン

その後またバスで移動し、オードリー・ヘプバーン主演の「ローマの休日」の撮影地である『スペイン広場』の階段で写真を撮り、
『トレヴィの泉』へ向かった。

『スペイン広場』の階段

トレヴィの泉は後ろ向きで硬貨を投げ入れると願いが叶う。
もちろんやってみる。願いがかなうといいなぁ・・・。

トレヴィの泉



2枚投げてでも叶えたい夢がある...



トレヴィの泉から向かって正面のジェラート屋さんが「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンが食べていたジェラートだと言うので
さっそく購入した。

ジェラート屋さん『BAR TREVI』

一通りローマを満喫し、美味しく楽しく過ごした一日だった。
観光が終わったので急いで船に戻る。
船の出航に遅れると自力で次の港まで移動しなければならない。
そんなことになったら100%たどり着けない自信があるので、
余裕をもって急いで戻り、我らの船に乗り込んだ。
シルクドゥソレイユのショーへ
前菜
メインディッシュ
そしてデザート

と言うわけで満腹だ。
船も夕飯を食べてるうちに出航したし、目指すは次の大地!

【Deck.12 客室】
さて、この後の予定はシルクドゥソレイユのショーとなっています。
時間はだいぶ先なので部屋に戻って休憩する時間はありそうです。
ぴぃー「...うぅ...うぅ...」
ぺぃ「うるせーな」
ぴぃー「...お...俺は...船酔いでもうダメかも知れん...」
ぺぃ「うるせぇうるせぇ!知らんし!寝とけ!」

部屋に着くなりぴぃーは唸りながらベットに潜り込んだ。
船酔いしたら寝ちまうのが一番です。

...

.......

..........

.......

...

てんてけ てってれてってっ てけてけてん♪
  てんてけ てってれてってっ てけてけてん♪
※着信音
ぺぃ「すいません、寝てました...」
RJ「早く来るっ!」
ぺぃ「急ぎますっ!!」
ぴぃー「..うあぁ...あぁぁぁ...ぁぁ...」
ぺぃ「うるせぇっ!!」
RJ「なんだとっ!?」
ぺぃ「こ、こっちの話です...」

危うく寝坊するところでした。
ぴぃーを無理やり引き連れて僕らはショーが行われる会場に向かったのです。

【Deck.7 カルーセル・ラウンジ】
ギリチョン間に合いました。
渡された座席表。ブラックライトで自分の席がわかりやすい
受付でもらったカクテルと席に置いてあったつまみ

すでに何かしら始まっているようです。
ヴァイオリニストの美女の演奏

そして、そのまま2・3曲ぐらいやったあたりでスクリーンが降りてきます。
スクリーンがかかっている状態

不安が過ぎる。
このままこのショーは演奏だけなのかしら?
ステージもそこまで大きくないしなぁ....。

...と思っていましたがその後はいつも通りのスリリングなサーカスが始まりました!

ステージをうまく使って展開する演目に僕は心奪われました。

特にラート(輪っかの中に人が入った人間車輪みたいなやつ)を使って、
ステージをぐるぐる回る演目はステージが小さいこともありこっちに飛び出してきそうでハラハラしました。

そして、ショーが終わり解散...。
隊長「どう?」
RJ「素晴らしかったですね!」
バルザック「すごかったですね!」
ぺぃ「ドキドキしましたね!」
隊長「よかったねぇー」

いつも通りの語彙力の低い感想言い合っていると...
ぴぃー「...ぁかん...ラートがぐるぐる回って...頭がぁ...ぁぁぁ...」
ぺぃ「...やばそうなんで部屋戻ります...」

ぴぃーは重症だった。
船酔いってそんなに大変なんだろうか...。

【Deck.12 客室】
部屋に戻るとぴぃーはそのままトイレに入り込んだ...。


そして...朝聞いた音と同じように...

ジャジャァァァァ

...

ジャジャァァァァ

...

ジャジャァァァァ

...

...トイレの音がしたのであった。


次回、乞うご期待!!
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